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2009年

(本文)09.10.17 静御前まつり

今年で4回目の静御前まつりです。そう考えると「舞姫」が誕生して、もう4年も経つんですね。イベントが始まる前に音響を準備するので、朝8時に出発。会場ではもう巨大なステージができていて、お店の方も準備がはじまっていました。去年のこの日は名古屋のステージが終わって、まったく声が出ないという悪夢があった日なので、リハーサルの第一声がすごく気になっていましたが、いつも通り声が出たので、ホッとしました。駅前の会場からちょっと歩いたところにクラッセ栗橋というショッピングセンター街があるのですが、ここもお祭りの会場。すると、リハーサルの時に、「今日もずっとクラッセにいるから、さくまさんの歌、聞けないんですよ、せめてリハーサルだけでも聞きたくて来ちゃいました」と言って聞いてくださる方もいました。12時40分から本番です。「ただ見つめてただけの初恋」からはじまって、「HappyBirthdayブルース」トークもはじけてしまいました。そして最後は静御前様と白拍子とステージに迎えて、「舞姫」の披露でした。やっぱりこの歌はこの会場で歌うとなにか背筋に走るものがありますね。アンコールもいただき、さらに「舞姫」を歌いました。こうしてあっという間の50分のステージが終わりました。今年は静御前や義経のパレードがなかったのでちょっと寂しい感じでしたが、ちゃんと静御前様も登場してしかも舞台で共演できて、よかったです。イベントが終わって片づけをしている時にも「歌よかったですよ」と何人もの方に声をかえていただきました。本番の後、ちょっと時間があったので、衣装のまま小学校の方へ行って写真を撮っていました。すると、小さなお子さんが「さっきの歌のお兄ちゃんだ」って声をかけてくれてうれしかったです。今年で17回目の静御前まつりでしたが18回も19回ももっと先も出演させていただきたいと思っています。帰りに静御前様のお墓に手を合わせて帰ってきました。「隣の芝生は青く見えなかった」を発表して初の静御前まつりだったのですが静御前様を思って空を見て歌い、父を思い空を見て歌った今年のステージはなんだか二人の笑顔が見えたような気がしました。...

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(写真)09.10.11 イオン猪名川ショッピングセンター:盛り上がりました

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(写真)09.10.11 イオン猪名川ショッピングセンター:熱唱

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(本文)09.10.11 イオン猪名川ショッピングセンター(兵庫県)

今日も初めての会場です。イオン猪名川ショッピングセンターさんです。最初はなんて読むのかな?ってわからなかったのですが、「いながわ」って読むんですよね。場所は兵庫県の伊丹とか川西の近辺なので、97年の全国有線放送キャンペーンで来た事のある場所です。でも猪名川までは行った事がなかったですね~前日に打ち合わせで行っているだけあって、段取りはばっちりでした。そればかりか、気持ちの面でも、落ち着いて会場へ向かう事ができました。さらに、担当の方がとってもきさくな方で、ずっと笑顔でいられる一日でした。準備をして、リハーサル。「看板上のほうがええんちゃうの?」とか「チラシもっともってこな、あかんやろう」とか担当の方が、宣伝するにあたって、たくさんアドバイスしてくださいました。11時30分から一回目のステージ。会場へ行くと、たくさんの方が椅子にすわって待っていてくださいました。今日もまた、初めての会場とは思えないほどのたくさんのお客様が足を止めてくださっていました。2回目も3回目もすっごい楽しいステージができました。CDを手にしてくださる方も、「初めてみたけど、ええ声やな~」とか声をかけてくださいました。さらに、昨日の夜食を食べたステージ前のフードコートにある、丸亀製麺の店員さんもCDを買いに来てくださいました。ステージのずっと向こうなのに音が聞こえましたか?って聞くと「きこえてましたわ~」と言いました。3階全体に歌声が響き渡っていたみたいです。すべてのステージが終わり、担当の方にご挨拶。ずっと普段着だったのですが、その理由が最後にわかって感激しました。「今日、実は仕事休みだったねん」そうです。ちょうど僕のイベントの今日は、お仕事お休みだったらしいのですが、なんと、一日中、いてくださったんです!お客様も、イオンの方も、フードコートの方もみなさんあったかい方ばかりで、本当に幸せな一日でした。片づけを終えて、空を見ると、真っ赤な夕焼け空。また歌いに期待会場です。そして、また担当の方の、「あかんやろう」という言葉をふまえた厳しくも優しい言葉を聞きにやってきたいという気持ちでいっぱいです。今日は本当に楽しかったです。...

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09.10.10 枚方クズハモール HMV 松崎さんと

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(写真)09.10.10枚方KUZUHA MALL:看板を作ってくれました

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(写真)09.10.10 枚方KUZUHA MALL :そして本番はたくさんの人でした

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(写真)09.10.10 枚方KUZUHA MALL:リハーサルも聞いてくれました

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(写真)09.10.10 枚方KUZUHA MALL:熱唱

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(本文)09.10.10 枚方KUZUHA MALL

最近では毎月のように活動している関西でのステージ。しかもまたまた初めての会場です。枚方という街は、やっぱり97年の有線放送キャンペーンの時に、行った事のある場所で、確か京都よりだったかな?という記憶は当たっていました。夜中2時に埼玉を出発!今日はコーヒーではなくアクエリアスを飲んで長距離に挑みました。最初の休憩は毎度おなじみ、諏訪湖サービスエリア真夜中の4時だというのに、満車!やっぱり高速の料金が1000円だからたくさんの方が利用するんですね~しかも、だいたいの車がお眠りになっているようで、まるで車ホテルって感じですね(笑)車生活はお手のものの僕としては、あやかってここで一眠りと行きたいところでしたが、そんな余裕もないので、ブラックブラックの丸いでかいやつを買って、お店の方に「半袖で寒くないの?」って言われながら、水に写る月も、古い時代と変わらずきれいで、そして冬の訪れを思わせるような、店員さんの言葉を耳に、諏訪湖を後にしました。(今さっきの、文章、わかります? 諏訪湖という漢字にかけてるんですよ、よく見てね)次の休憩は、多賀です。もうすっかり陽も昇って、秋の青空。そこで発見!虹です!きれいな虹を見つけました。10時30分に枚方のKUZUHA MALLに到着。HMVの松崎さんが案内してくださって、搬入開始。歌う場所は、吹き抜けの場所なのですが、今回は椅子がなくストリートライブのような感じでした。椅子がないと、お客さんの足を止める割合が少ないと思った僕の考えを完璧に裏切ってくれたのは、本番の時でした。歌っていくにつれて、どんどん人が集まってきて、円形の会場いっぱいでした。トークもはじけまくってしまいました。2回目のステージもたくさんの方が足を止めて聞いてくださいました。椅子もなく、立って見るのはしんどいのに、本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。ステージは1階なのですが、即売は3階のHMVさんの店内なんです。そこまで行って、お客さんのくるのを待つという感じでしたがきてくださいました!「今日は本当にありがとうございます!」と僕が言うと「こちらこそ、ええ歌をありがとう、親父を思い出しましたは」と50代くらいの男性の方が、暖かい言葉を関西弁で言ってくださいました。こっちが「ありがとう」という言葉を言う立場なのに、「ありがとう」というかえしていただいて、本当に涙が出そうな気持ちでした。歌手はお客様に対して、いつも「ありがとう」という気持ちでいるのですが、お客様から「ありがとう」が帰ってくるなんて、まったく考えていなかったので本当に感激でした。笑顔の連鎖反応っていうのを僕はいつも信じているのですが、誰かが笑顔になると、自然にこっちも笑顔になってしまう・・そういう事ってありますよね。きっと、ありがとうという気持ちも連鎖反応していくのかなと思います。逆に、憎しみは、相手をますます憎しみに気持ちにさせてしまうものですね肩がぶつかったっていう事からはじまり、たたく、たたかれた方は、殴る、殴られた方は、凶器を使って仕返しをする、それが続くと、行き着くところ、戦争になって行くのでしょうね。だから、笑顔がちょっとでも生まれたら、そこから笑顔が続いていくのだと思います。ありがたいという気持ちで歌っている僕の心が、誰かの「ありがとう」に変わってそして、また誰かを幸せにする力に変わって行く・・・これってすっごい事ですね~世界中が笑顔になっていく想像ができますね!本当に今日はあのお客様に改めて、「ありがとう」という宝物のような心を気づかせていただきました。搬入口に車を持ってこようと思って、それなのに道に迷って、まったく違う方へ行ってしまいました。「ありゃー!」って思いながら、なぜか土手の方へ・・・まいったな~と焦る気持ちの僕に、また現れたのです夕暮れの「虹」です。土手から見る、大空を染める虹の空が、あせった気持ちをまた穏やかにさせてくれました。虹は一瞬だけ現れて、そしてすぐに消えていくなにも残さずに消えて行く。でも思ったんです。なにも残さないんじゃない心に形のない感激と、「あっ!虹!」と見上げた時の笑顔、そして「あの時虹を見たね」という想い出・・・・歌もきっとそんなものなのかな?って思います。形なきもの、そして音が消えれば、そこにはなにも残らない。でも、きっと聞いてくださった方の心になにか残して行く。「よーし!」僕はでかい虹になれるように、がんばって行きます!どうせなら、大きな、そしてきれいな、そして心にいっぱい宝物を残せるそんな虹のようなアーティストになって行こうと思います。そして、その気持ちが、たくさんの人の心に連鎖反応して世界中が虹の大空になって行く!涙の雨を励ますように、笑顔の太陽のような歌をいっぱい作って行きたいです。だって虹って、太陽がある場所にしか現れなんですから。...

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