kumakuma-blog

大滝村~荒川村~小鹿野町~両神村~秩父駅 クリスマスイブ

今日はクリスマスイブです。
キャンペーン最大の難関、大滝村の三峯山からはじまる全5カ所のキャンペーンでした。
朝も早くに出発。
ひたすら秩父へ向かった。
秩父市を抜けるとどんどん道も狭くなっていく、僕の好きな雰囲気になってくる。
途中、桜井さんの家を見た。
中学の頃アルフィーが大好きで、そのメンバー桜井さんの実家が荒川村にあるのを知っていて、中学の頃来たことがあった。それ以来ここを通るたびに桜井さんの家を見ながら通り過ぎる。

秩父から山梨に抜ける道が出来てから、2回くらい山梨にいった事があるが、さすがにいつ来ても秩父市の先は遠く感じる。
「埼玉ってこんなに広いんだなー」と実感してしまう。
東京よりの大都市、さいたま市、川口市、のような場所もあれば、大自然の山々の大滝村、等がある。本当に別世界なのに同じ埼玉県なんだと思うと、「広いなー」って感じる。
熊谷とか吹上っていう場所はそんなちょうど中間に位置するのかな?なんて事も考えた。

秩父湖を過ぎていよいよ山を登りはじめると「本当に来てしまった」なんて自分で組んだスケジュールのくせになんだか変な気分だった。

天気もすごく良かったので、山頂から見る山々の景色は絶景だった。
だれもいないと思いきや、地元(小鹿野)の家族の方が見てきてくれた。
ここで一つやってみたい事があった、それは「やまびこ」だ。
「やっほー」と言うと、本当に「やっほー やっほー やっほー」と帰ってくるのかどうかがやってみたかった。
山に向かって「やっほー!」と叫ぶと、よくある「やまびこ」は聞く事ができなかったが、ものすごい広さを感じる、「響き」を感じる事が出来た。
山全体が僕の声を受けて、響き返しているようなすごさを感じた。

クリスマスという事もあって「聖夜」も歌った。そして「さよならも言えなくて」の後半の張り上げるところで、山の方を向いて歌うと、埼玉の大自然の山が響きわたった。
こうして無事に、大滝村が終わった。
本当に大自然のパノラマは、狭くなった心をまるでブルドーザーでひろーくしてくれるようだった。

2カ所目は荒川村の浦山ダム。
途中で浦山口のキャンプ場があった。
ずっと昔、僕が小学校の低学年の頃に家族と友達の家族で来た事がある場所だ。
写真は今でも残っていて、想い出もずっと残っていたのだが、いったいどこだったのか?それがわからなかったが、今日はじめてそれがわかった。
「ここか!」と知った。
キャンペーンはそんな僕の記憶もよみがえらせてくれる事もある。

到着するとお客さんも集まっていた。
ダムの中央あたりで歌った。きっとダムの上で歌った人なんて、過去にもこれからもいないだろうなー。
しかし、湖側を除きこむのは平気なのだが、反対の放流側はまともに見る事ができない。
僕はきっと高所恐怖症なのかもしれない。
だからジェットコースターも乗れないのだ。あの高さが嫌なのだ。でもスペースマウンテン(TDL)は何度でも乗れる。きっと真っ暗な中を走るからだろう。
きっとこの世で一番怖いものはと聞かれると「自分の明日」と「フジヤマ」と応えるだろう。

ダム風を受けながら歌い終えて、次へと向かった。

3カ所目は小鹿野町のミューズパークだ。
ミューズパークは秩父市と小鹿野町に挟まれている。
ちなみに野外音楽堂の近くにある神殿はアルバム「天使がいた場所へ」の歌詞カードの裏に使っている。
時間になって歌いはじめると、小鹿野のご家族の方のお友達も集まってくれて、遠くから来てくれる人も集まってくれた。
ミューズパークの人も見てくれていた。
クリスマスメドレーもやった。

4カ所目は両神村の道の駅。
キャンペーンの予定を組んだ時は外でやる予定だったが、今日はすべて見にきてくれているご家族のお父さんが力を貸してくれて、なんとこの道の駅の中にある、温泉の大広間で歌えるように配慮してくれたのだ。
本当なら寒い中やるのに、暖かい館内は本当に極楽だった。
気温の暖かさはもちろんだが、なによに、ここの人の温かさが嬉しかった。
和室で準備をして、18時にいよいよはじまった。
歌いはじめると、人がどんどん集まってきた。
若い人から、家族連れから、最後まで楽しんでくれた。
壁にはたくさんのサインが飾ってあった。僕もサインをして来たので、是非みなさん見に行ってくださいね。
両神村道の駅 両神温泉薬師の湯です。
温泉大好きな僕もさすがに時間がなくて入れなかったので、今度改めてゆっくり行こうと思っています。

さて、また小鹿野町を抜けて秩父へ向かった。
小鹿野には文化会館があって、そこには何度か舞台の仕事で来た事があったので、「懐かしい」なんて思って通り過ぎた。

5カ所目、今日の最後は秩父駅。
秩父駅は秩父鉄道と西武鉄道と2カ所駅があるが、西武の方で行った。
寒さも増してきたが、駅前の木もイルミネーションが付いてクリスマス雰囲気でなんとなく暖かだった。

こうしてクリスマスイブの1日が終わった。
今日は長い一日だった。
でも色々なところで歌った。
山、ダム、公園、温泉、駅 とすべてバラエティーに富んでいた。
キャンペーンの中で想い出に残る1日になった。

小鹿野の家族で応援してくれている方には本当にお世話になった1日でした。
これからも埼玉を大切にして、ますますがんばろうと思った。
そして、いつかまた道の駅薬師の湯でやりたいな、なんて思っています。

2004年のクリスマスイブは最高のクリスマスでした!
メリークリスマス!!


写真:大滝村三峯山

"
< 前の記事    一覧へ    後の記事 >