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大里町~吉見町~川島町~桶川市~北本市 クリスマス

今日は1カ所目が事務所のすぐ近くで、15分前に出発してまにあった。

大芦橋の土手にはたくさんの人が集まっていた。
本当にたくさんの人だったので、自分でも驚いてしまった。そしてすっごく嬉しかった。遠い人だと、秩父の方から来てくれた人もいた。
天気もよく、上着がなくてもちょっと汗ばむくらいだった。

2カ所目は吉見の百穴前の土手でやった。
川をバックに階段を客席にして歌った。
途中、コンサートのビデオを撮影してくれているスタッフが見にきてくれた。
すぐ近くの福祉で働いているのだ。
こうして、お客さんももちろんだが、スタッフまで、僕の活動を気にしてくれているという事が嬉しかった。
ここもたくさんの人が来てくれた。
そして、終わって、次の川島ドライブインをみんなわからなくて、みんなで大移動した。
実際僕も行った事ないところで地図上で見て予定を入れたので、行ってみて驚いた。
大型車がたくさん止まるようなドライブインかと思っていたら、普通の食堂だったのだ。
しかも準備中になっていた。
でも、予定を告知した以上ここでやる!
そう決めて、お店に入った。
お店の女将さんが出てきてくれて、新聞記事を見せて話しをした。
「うちは宴会の貸し切りばかりで、人通りもないし、・・・・」
と困っていた。
「ここでやります、と告知してしまったので、是非お願いします」
というと、「外で歌うのは全然かまいませんよ、でも寒いし大変ですね」と暖かい言葉をくれた。
17時になって歌いはじめると、もうあたりは暗くなってきていた。
それでもたくさんの人が集まってくれた。
途中に昔話しをした。24歳の頃(8年前)この道を通って、川越の埼玉医大に通っていました、そして入院して手術をしたんです。という話をした。
声帯ポリープで入院していた頃があったのだ。
そして、その頃に作った歌を歌います、と言って
「平凡だったけど」という曲(FM79.5JapaneseDream13位受賞)を歌った。
かつてジプシーというバンドをやっていて、そのバンドの後期のメインソングだったので、すごく身にしみた。

歌っていると、途中でなんと川島ドライブインの女将さんが、見ている人全員に熱いお茶を出してくれた。
これには本当に感激した。
終わったあとも、女将さんに挨拶して、「今度、寄らせていただきます」と言って帰ってきた。
「がんばってくださいね」と言ったあの笑顔がまた僕のエネルギーになった。

そして桶川駅に移動。
移動中も考えていた。
僕がもっとビックなアーティストになれれば、川島ドライブインもきっと誇りに思ってくれるだろうな。よし!もっともっとがんばらねば!

桶川駅ではラジオを聴いて待っていてくれた男子高校生がいた。
いつも来てくれる人もたくさんいて、タクシーの運転手さんも遠くから聞いてくれていた。「これから山に行くんですよ」
という大きなリュックを背負った女性もCDを買ってくれた。
「どこの山に行くのですか?」
と聞くと「谷川岳ですよ」
というので、「すっごい雪ですよ、気を付けてくださね」
と僕は言った。
結構を年を召したかたなのに、すごいパワーだな、と思った。
きっと、こうして「やるぞ!」と思っている人は何歳になっても輝いているのだろうな、と思った。

ラジオを聴いてくれた高校生も最後の最後までいてくれた。

今日の最後は北本駅。
駅前のツリーがきれいだった。
ここにもたくさんの人が集まってくれた。
多い人だと、このキャンペーンのうち、3分の2以上来てくれている人もいる。
本当にありがたい事です。

歌っていると、5人組くらいのおばさまが立ち止まって「ヨン様!」と言って来たので
「あにょーはせよー」と応えて、冬のソナタを歌った。
「ヨン様より格好いいからがんばってね」
と言ってくれた。
中学生くらいの集団も聞いていってくれた。
今日もそれぞれの場所でそれぞれのドラマが生まれた。

いつも塗りつぶしている地図も真っ赤になってきた。
帰りにふと思えば、もうあと3日でこのキャンペーンも終わりなんだ。と思った。
色々あったので、本当にちょっと寂しい気持ちになってしまう。でもこれをバネに来年もがんばっていけそうです。
夜、産経新聞の草野さんから電話が来て、来年の抱負の取材があった。
また、産経新聞にのるそうです。
来年の動きを話していると、「また来年も厳しそうだ! もっともっと気合いを入れていかなくては!」そう思った。
そして、同時に今やっている事が次に繋がる。
今日やっている事が明日へ繋がる。今年やった事が来年に繋がる。そう思った瞬間。
キャンペーンをやってよかったと実感した。

吹上に付いてからは、ラジオの電話出演の話しがきた。
今夜もラジオから僕の声が流れる。きっと昔だったら考えられない事も、今は現実になっている。
そう考えると、本当に夢は現実に変わり、そしてまた次の夢が生まれるのだと思った。

今は大きな夢の前にある、いくつものハードルを乗り越えている。
ゴールを見る事も大切だが、一つ一つを大切に生きていきたい。
そう思っています。それが結果的に将来の夢に繋がるから。

今日はクリスマス、サンタクロースは確かに心の中にやってきたような気がした、そんな夜だった。

写真:大里町大芦橋

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