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ラジオ生出演

今日は午後からリハーサルでした。
明日の吹上公民館のリハーサルで、全体の流れを練習して、夕方に終了。
ラジオの生出演までには大夫時間がありました。
FMナックファイブの生出演は2回目ですが、今回はスタジオが銀座、しかも深夜の放送なので朝帰りは覚悟していた。
スタジオでちょっとした仕事を終えて、夜10時に出発。
土曜日の夜の東京へ向かう道路はさすがにすいていて、12時ちょっと前に銀座に到着。入りは1時だったので、そこで車を止めてラジオを聴いていた。
番組は12時からなので、「今日のゲストはストローのさくまひでき君と・・・」というDJ長谷川さんの言葉を聞いていた。ちょっと不思議だったのが、今回ゲストは3組。
みんな「さん」付けなのだが、僕だけ「くん」だった。さすが10年くらい前からのつきあいだと親しみがあるのでしょう。僕にとってもなんか仲間みたいで嬉しい事です。

ラジオを聴きながら、ふと地図を見ていました。最近「さいたま全市町村ライブキャンペーン」というのをやるので地図を見る事が多いので。
そして、銀座の地図を見て、気が付いた。
昔の東京は(まだ新宿が発展してないころ)仕事を東京でやって、その夜はこの有楽町駅のあたり、いわゆる銀座4丁目というのがすごく楽しい場所で、そして発展していったんだろうな、なんてイメージしていた。
三越や松坂屋が立ち並んで、きっとにぎやかだったんだろう。でも今のようにゴミゴミしたにぎやかさではなく、のどかな雰囲気だったのでしょうね。よく新横浜のラーメン博物館にいくのですが、そこが昔の昭和の町並みになっていて、そんなきれいな夕焼けとのどかなにぎやかさが味わえる。そんな場所だったのかな?なんて色々考えていた。
僕は来月、韓国に行ってくる、目的は文化交流を日本と広げはじめて韓国の街並はどんなだろう?そして日本の音楽がどれくらい理解されているのだろう。という事を調べる為だ。そして、もし歌う事ができたら、ストリートで歌ってくる。もちろん「さよならも言えなくて」の韓国語バージョンで。もうすでに訳詞も出来ていて歌う事もできるようになった。知人の韓国の人が「ソウルは今の日本の銀座のような街です」という事を聞いたので、ふとこの銀座でその事を思い出して、発展していた頃の日本をイメージしてしまった。

さて、12時50分。
車からおりて、雨の中ギターを持ってスタジオに向かった。
僕の前のゲスト「ユンジさん」がちょうど出てきて、その人は韓国の女性で今は日本でデビューしている。「僕は来月、韓国いくんです、テハンノというところで歌うんですよ」と言うと、「テハンノはいいですよ!がんばってくださね」と笑顔で会話が弾んだ。

13時30分いよいよ出演の時がきた。
スタジオにギターを持って入った。
一誠さんと長谷川さんのと3人でスタジオに入るのはよく考えてみたらはじめてだった。大抵、一誠さんのコーナーとかで出ていたり、3時からの一誠さんの番組だったりなので、緊張感は増していた。
「今日の2組目のゲストはストローのさくまひでき君です」
「今晩は!」
夜中とは思えない、楽しいトークが進んで行った。
全市町村をまわる話題になったり、以前全国の有線をまわったりと、話題は絶えなかった。
「では、今日は生で歌っていただけるという事です、それではお願いします」
そう長谷川さんが僕にふった。
・・・・。
実は10月22日のさいたま市民会館のライブで「心を込めて歌います、と言ったら今日ここにいるみなさんに伝えていると思ってくださいね」というそこにいる人だけが解る暗号にしておいた。
「言わなければ、言わなければ」そう来る時から思っていたのに、突然ふられたので、焦ってしまって、
「はい!」
と言っただけで、ギターを弾きはじめてしまった。
イントロを弾きながら「タイトルも言ってなかった、フォーライフの人も来てるのに」と色々な事が頭にめぐってしまった。
「でも、今歌っているこの歌に心を載せて精一杯歌おう。今現在、電波にのって僕の歌がたくさんのラジオから聞こえているのだから!」
そう思ったらますます緊張してしまった。
歌っている時はしっかり心を込めて歌っていたのだが、なぜか最後の歌詞を間違えてしまった。本当に情けない話しです。聞いてくださった方、申し訳ありません。

歌い終えた後もトークは続いて、「このキャンペーンをナックファイブをかけて応援しましょね」と一誠さんが言ってくれて、ますますやる気になった。

本番終了後もスタジオに残って、次のゲストを聞いていた。
3時に番組終了。
みんな、缶ビールで乾杯して楽しい夜が終わった。
もちろん、僕はビールは飲まずに持って帰ってきた。
車を走らせながら、のんびりと吹上に帰って行った。
さて!明日は・・・今日は地元吹上でコンサート!がんばるぞ!
そう思って空の星を見ようと思ったら、すでに明るくなってきていた・・・
「・・・ん!これは寝れないって事か?」

翌日の日記に続く!

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