色々な所で歌ってきたさくちゃんですが、印象に残っているのは、最近ではお総菜の前、過去には神社、ダム、滑り台の上等で歌ってきました。 でも船の上で歌うというのもすごく印象に残りますね。 ストローの頃は東京の竹芝から出る納涼船で毎年夏になると歌っていました。 レインボーブリッジをくぐったりして、前半は楽しいのですがお酒が進むと 乗っているお客さんの5%くらいは、後半吐いてますね(笑) 歌を歌う以外ですと、フェリーはよく使っていました。 有線放送を全国まわる時に、新潟で佐渡汽船に乗って、その時は新潟港から出発して、両津港に到着して、有線にご挨拶して、今来た船に乗って帰った事があります。 船員の方も「あれ!?もうお帰りですか」ってびっくりしていました。 長距離では、鹿児島の奄美大島から沖縄の泊港に行く船。 この時は夕暮れの海でくじらに出会いましたよ。 そして、新潟から小樽に行く新日本海フェリーにも乗った事があります。 日本海なので、すごく揺れるんですよね。 船によわなかった僕も、初めてこの時はよいました。 後から知ったのですが、今回の阪九フェリーさんと同じ会社なんだそうです。 さて、初めてのる阪九フェリーさん。 行きの船で歌って、帰りの船で歌うというプランだったのですが、行きの船の出演者がかぶってしまっていて、僕は帰りの船だけで歌う事になりました。 ところが、お客様のご意見があったようで、なんと行きのフェリーでも歌わせていただける事になりました。 なので、共演の方ともお会い出来て、さらにそちらの音響の方、司会の方とも親しくなれました。 音響の方はなんと、ダウンタウンの松本人志さんのお兄さん(タレント)のマネージャーさんだったのです。 司会の方も実はミュージシャンで、すごく一緒に盛り上がれました。 大阪の泉大津の港へ着くと懐かしい感じ。 フェリー乗り場って独特の感じがあって、「旅に行くぞ」っていうなんか変な勢いがつきますね。 車をおいて、フェリーに乗船。 びっくりしたのが、今のフェリーは個室がほとんどなんですね。 昔は2等(ごろね)がほとんどで、個室の1等は4つくらいしかなかったように思いまうす。 船内もすごく綺麗でびっくりしました。 船に乗ってまずやりたくなるのが、先頭に行って「タイタニック!!」 所がこの船は後ろにはデッキがあったのですが、前には外に出れる所がありませんでした~。実はフェリーのほとんどが前には出れないんですよね。 アナウンスもなく動き出すフェリー、僕の歌の「長距離フェリー」の歌にあるように 出発する合図はまったくないんですよね。 これも独特です。 しばらく進むとやがて明石海峡大橋が出来てきます。 明石海峡大橋を渡った事は何度もありますが、下から見るのは初めて! 乗船している方もみんなデッキに出て、写真を撮っていました。 橋を過ぎるとお客さんも船内で落ち着きます、その頃にライブがスタート。 最初に「枯れない花」からはじまりました。 最初はまばらだったステージ前も、序々に集まってきてくださり 部活で乗船している学生さんも沢山いて、一緒に盛り上げてくださいました。 トラックドライバーの方から、家族連れから、学生さん、本当に一緒に盛り上がれて 一つ屋根の下じゃないけど、一つ船の上で一緒にひとときを過ごせるっていいな~って思いました。 終わった後にCDを手にしてくださる方、そしてドライバーの方は「いい歌聴かせてもらったよ、これ呑みなよ」と言って、ブランデーのナポレオンをくださいました。 本当に楽しい体験でした。 最後は「Goodちょっとパラダイス」で盛り上がりましたね~ 司会の方もすごく盛り上げてくださって嬉しかったです。 ライブが終わった後は船で夜のひととき。 朝6時に到着するので、それまでは夕食を食べたり、部屋で睡眠をとったりします。 でも、船に乗る経験があまりないので、夜遅くまで、デッキで星を見たり、瀬戸内海を通るので、四国の夜景を見たり、中国地方の夜景を見たりしていました。 そこで出会う人に「歌よかったです」とか「あれ!!カツラだったんですか?」とか 普通の会話も出来て、楽しかったです。 (サイン会)