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上尾エリントン

久しぶりのエリントンでした。
いつもは1部がバラード、2部がアップテンポと分けていますが、今回は初の試みで、テーマを付けてみました。
1部、家族そして夢
2部、愛

Tearsinthesmileではじまったコンサート。
今回は急遽予定が決まったのにもかかわらず、満席になっていて本当に嬉しかったです。

昔の友達が家族を作って幸せに暮らしている、「かっこわるいおっさんだよ」と言った彼のカッコ良さを今でも覚えている。
そんな話しをして、「明日から」「遠い記憶」
全8曲の1部が終わった。

2部は「さよならも言えなくて」「ただ見つめてただけの初恋」と代表曲を連続した。

バラードを続けて歌うコーナーがあって、予定になかった「僕が僕でいられた日」も披露した。

大林宣彦監督と一緒に中野サンプラザで歌った「草の想い」(映画「ふたり」のエンディング曲)も久しぶりに歌った。
歌いながら「いい歌だ」と実感してしまいました。
そして続けて「ラストシーン」。

出会えてよかった、Goodちょっとパラダイスもみんな盛大に盛り上がった。
みんな汗だくでした・・・、何故かというとクーラーの利きがお客さんの人数に追いつかずに会場内はものすごい暑さでした。僕も水をかぶったような汗をかきながら歌いました。でも、普段汗をかく事が少ないので、新陳代謝がよくなったかな?(笑)
お客さんには暑い思いをさせてしまってすいませんでした。

関西からいらした方もいて、リサーチしたら、埼玉以外からも沢山いらしている事に気付きました。
千葉、茨城、神奈川、埼玉そして大阪、本当に嬉しいです。

アンコールでは「ChangeMyHeart」をみんなで歌いました。

さらにアンコールもいただき、予定がもうなくなってしまったので、急遽譜面がファイルに入っていた「夕凪(ゆうなぎ)」という歌を歌いました。

夏の終わりから秋へと向かうバラードだったので今日の最後にぴったりでした。

今回のテーマを通じて込めていたメッセージは「夢も愛も、そして家族もみんな別のようだけど、それぞれが支え合ったバランスで人は生きている、だから僕の歌の中にも、夢をテーマにしていても、愛が含まれている、そして家族になって、また夢を支えてくれる」

季節を越えて一緒にいる事ってすごい事ですよね。
夏が過ぎて、そして秋になって一緒に過ごせる時間があるって最高の人間関係ですよね。

これからも沢山の人に支えられて、そして僕の歌でなにかしら、支える事が出来たら、ずっと一緒にいられますよね。

帰りにマスターも「今日もいいステージでした」とすごく誉めてくれました。
お客さんとの距離も近く、素のさくまひできが出せるエリントン、またやりたいと思っていますので、是非お楽しみに。

帰りの車は、来た時のまま、エンジンをかけるとクーラーが吹き出してきた。
「夏も終わりだね、せっかくだから夏の夕暮れの風を感じて帰りましょう」とスタッフと話して、エアコンのスイッチを消して窓を開けて帰りました。

夏の夕暮れ、これは一年を通して、ほんの一瞬しか味わえないものですからね。
歌っていうのもそうです、一瞬の思いを4分に詰め込む、そして歌うたびにそれが再現できる、そんなアルバムのようなものだと思います。

これからも優しさの瞬間をいっぱい切り取って歌にしていこうと思います。



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