高崎線沿線に住む僕としては、桶川、上尾は地元みたいな感じでした。
桶川駅に着いて、機材をおろしてからが大変、最近駐車違反が厳しくなってきたので、パーキングに入れるのだが、なかなか見つからなくてやっと見つけたのが歩いて7分くらいの場所。
そこから大急ぎで駅に向かった、端から見たら電車に間に合わなくて走っているように見えるのでしょうね(笑)。
歌いはじめると次々にお客さんが集まってくれました。
タクシーの運転手さんも「90カ所のキャンペーンの時に、見たよ!」と覚えてくれている方もいて、嬉しかったです。
「学校帰りで疲れていたけど、元気が出ました」という偶然立ち止まってくれた専門学校生の方もいました。
北本のコメットの時に来てくれた鴻巣高校の学生さんもいて、キャンペーンも後半にさしかかると、出会った人が再会になっていく、これは本当に嬉しい事です。
上尾駅では、準備をしようとして駅を歩いていると「どこでやるんですか?」と待っていた沢山の方が声かけてくれました。
歌い出すとたちまち人の輪になった。
駅から降りてくる人も沢山足を止めてくれました。
最後はCDが足りなくなる程の賑わいでした。
ご家族で来てくれる方もいて、「家族で応援しています!」と言ってくれて本当に嬉しいです。
スーツを着た方が最後に「さくまさん覚えてますか?」と声をかけてきました。
よく見ると、7年くらい前、僕がまだ、太陽楽器というお店のレコーディングエンジニアを担当している頃によく録音していたバンドの方でした。
「偶然帰り道だったのですが、相変わらずいい声で、すぐにさくまさんだとわかりましたよ」と笑顔で言ってくれました。
音楽という長い道のりを歩き続けているおかげで、沢山の方が僕を覚えていてくれるって本当に嬉しい事です。
もしも別の道を選んでいたら、きっと再会する事はなかった人もこうしてまた出会える喜びをかみしめて、明日からもがんばっていきます!
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