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鴻巣商人フェスティバル(HappyBithday)

今日はふるさと鴻巣の商人フェスティバル!しかも僕の誕生日でした!
誕生日に地元で歌えるなんて本当に光栄な一日でした。
朝から天気もよくて、午前中に会場に到着。なによりびっくりしたのが、ステージの大きさ! オーケストラがのるくらいの広いステージで照明もつってあって、すばらしかった。
リハーサルをしていると、お客さんが沢山集まってくれてリハーサルなのに、フルコーラスで3曲もやってしまいました。
終わって早速CDを買ってくれる人もいて嬉しかったです。
お昼12時から鴻巣高校の吹奏楽部の演奏がはじまった。
控え室までよく聞こえていて、イベントっぽくてわくわくしてきました。
控え室にスタッフの黒澤さんが向かえにきて「じゃ!いくか!」と気合いを入れていざステージへ!
ステージに行くと、用意されたイスいっぱいにお客さんが座っていてくれて、「今日も最高の歌を聞かせるぞ!」と舞台裏でわくわく。
司会のフラワーラジオ伊藤さんに呼んでもらって登場。
そでから出ていったが、センターまでの距離があることあること!まるで大ホールの舞台のような広さでした。
「ここにいるから」ではじまって、途中は「このステージの広さを上手く使います」と言って、左側にマイクスタンドを持っていって歌おうとしたが、モニタースピーカーが真ん中を向いていたので、どうしよう?と思ったので「モニタースピーカーというのがあって、これが僕の方に向いていると歌いやすいんですよー、しかも僕のスタッフは優秀なのですぐにモニタースピーカーの位置を変えてくれるんです!」と言ったらスタッフも笑いながら、来てくれた。これって本当にアーティストとして嬉しい事です。結局ステージにいる人間って孤独ですから、お客さんに支えられているけれど、なにかあったらお客さんには迷惑かけられない、だから袖にいるスタッフというのはステージに上がってないけれど、一つになってお客さんに最高のステージを届けようとするメンバーのようなものですね。さて、モニターの位置も変わって、「なごり雪」を歌った。
そして、今度は反対に移動したが、予定では次に歌う歌はメインソングともいうべき「さよならも言えなくて」だったので、予定を変更して追加で「秋桜」を歌った。
その歌を歌う前に1番前にいた小さなお子さんを連れた男性がいた。
その子供の手にあったピンクの風船が飛んでいってしまった。ちょうどステージの屋根に張り付くように止まったので僕は「脚立ないですか?」と言ったが、なくて、そわそわしてる間に屋根を滑り抜けて大空へと旅だってしまった。
「このままではこのお子さんは悲しんでしまう!」とう即座に思った僕は歌い出した。
即興で風船が旅立ってゆく姿を見つめながら歌にした、そして最後のフレーズは「風船は飛び立って行った、君の思いでを乗せて~」と歌った。
その親子も喜んでくれた。
後半は「それぞれの旅」「青い地球」で無事にステージは終わった・・・・が
フラワーラジオ伊藤さんの盛り上げでアンコールになった。
そして、最後は「ChangeMyHeart」で盛り上がって終わった・・・・が
突然、誕生日の歌が流れてきて、伊藤さんがケーキも登場!
これにはビックリした。
そして、お客さんにもクラッカーを配って、盛大に誕生日を祝ってくれた。
ステージの上で祝ってもらうなんて、本当に感動でした。
みんな笑顔で祝ってくれて本当にありがとうございました!!
こうして34回目のバースディライブ、鴻巣商人フェスティバルが終わった。
終わったあとも沢山の方にプレゼントをいただいて本当に嬉しかったです。
ありがたい事に行列になったお客さんも落ち着いた頃にあの風船の親子が来た。
そして僕にお礼を言ってくれた、僕は大した事してないのに、なにかしてあげられたのかな?って思えたら嬉しくなった。
よく聞くと、偶然僕のステージを見てくれたのではなく、僕を見に来てくれていたのだ。しかも学校の先生らしてく、先生方に配られて広報のようなものがあるらしく、そこに僕の話題が載っていたと言うのです。
それは、白岡中学校の募金活動の内容だったそうです。
昨年の今頃、僕は全市町村をまわっていて、白岡駅で偶然、新潟の震災募金をしている白岡中学校の生徒さんと会った。
僕にもなにか出来ないかな?と考えてその場所でのCDの売り上げを全部寄付しました。
そして今年の春に3年生を送る会で呼んでいただきステージをやったのです。
そんな記事が載っていたなんて驚きました。
「あの記事を見て、どんな人なのか見に来たんです」と笑顔で言ってくれた。
「僕も母校や他の学校でも講演をやったりしていますので、是非なにか力になれる事があったら言ってください」と言うと、「是非!」とまた笑顔で言った。
もちろんこの僕ごときに力なんてないけれど、小さな心の薬にでもなれたらいいなと思っています。
去り際にずっと黙っていた子供が「風船飛んじゃったけど、歌ってくれてありがとう」と何度も何度も言ってくれた。今回もこの子供の風船が飛んでしまった悲しさの傷に、歌という薬を塗ってあげられたのかもしれない。そう実感する瞬間が「歌ってきてよかった」と思える瞬間です。
34歳も精一杯歌って行こうと思います!是非応援してください!!


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