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志木いろは遊学館 

久しぶりのステージでした。
しかも、3年ぶりに歌う、いろは遊学館でした。
5月の8日にむさしの村でライブをやって以来、途中急遽入った渋谷テイクオフセブンをのぞけば本当に1ヶ月ぶりでした。
その間、ずっとスタジオにこもってしまっていたので、お客さんの前で歌う喜びを改めて感じました。
今日は松井君と小野と3人でのステージ。
スタッフもいつもよりも多くいて、朝からやる気満々でした。
お昼頃に会場入りをして、リハーサル開始。
15時開場だったので、楽屋に戻った。
楽屋が和室なので、どうしても温泉旅館に来ているようで、何度も窓のふすまを開けしてしまう、「ここに川が流れていたら、鬼怒川!って感じなんだけどなー」なんて言いながら笑った。
いよいよ本番。
Foreverからはじまって、星空のコンサート、ChangeMyHeartと続いた。
お客さんも、小さいお子さんから、若い人、年輩の方までいて、「これが僕のコンサートだ!」と勝手に実感していた。
きっとこの日記を読んでいる、あなた! 自分を「若い人」の仲間に入れましたね。そうです!その通りです。みんな後半は手拍子、踊り、盛り上がってくれて本当にエネルギーをいただきました。

途中のメドレーではピンクレディーの「UFO」から「冬のソナタ」まで色々と織り交ぜて歌った。
小野と松井君による「星に願いを」もすごくいい雰囲気でした。

アンコールもいただき「青い地球」を歌った。

さすがに数週間ステージにたたないと、カンを取り戻すまで、時間がかかってしまう。
たとえば、「僕って本当に歌を歌えたんだっけ?」とか「この選曲でいいのかな?」とか、色々と迷ってしまう。でも今日はステージに出た瞬間、お客さんの目を見た瞬間に「これだ!」と、すぐに「さくまひでき」が帰ってきた。

今の僕にはやりたいことがいっぱいある、そこに気がついた一日でした。
それは、CDを作りたい、そして、ライブをもっともっとやりたい、7月のコンサートを大成功させたい、今年は早いもので、9月まですでにライブが入っている。
長年ステージをやってきたこともあって、恒例のイベントは早いうちから声がかかるので、本当にありがたいことだ。
そして、それを昨年よりももっといいステージにする。これが僕の目標でもある。

最近ちょっと足踏みをしていたので、これからは一歩ずつまた歩き出して行きます!

帰り道は、やけに明るい雨雲が立ちこめて、まるで、夏の夕立のようだった。
「ひと雨きそうだね」小野がつぶやいた。
「なんだか、どこかですっごい大雨降ってそうな天気ですよね」と松井君がつぶやいた。
僕は車の窓から空を見上げて探した。
「なにを見てるんですか?」
そう聞かれて僕はこたえた。
「虹、出てないかな?こんな時って太陽の反対側に虹が出るんだよね」
見えるかわからないものを、信じて見ようとする気持ち、忘れていた。
結局、虹が出ていなかったが、その気持ちがあれば、いつか虹が見える。
「どうせ見えない」という心ではなく「きっと見える」そういう心でがんばっていきます。

『雨上がりでも、光が射せば、そこに虹がかかるさ・・・・』

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