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幕張ガーデンウォーク

夕べは遅くに寝た。
3時を過ぎた頃だったろうか?テレビを付けるとオリンピックの開会式がやっていたのだ。それに見入ってしまった。
すごく幻想的でそんなイベントが大好きだ。
馬が出てきて弓矢をはなって、人が四角の上を歩き出して・・・・すごい!
そして入場行進はやっぱり日本が出てくるまで見てしまうものだ。
色んな知らない国が出てきて、イラクが出た時にすごい拍手。そしてアメリカも出てくる。もちろんイラクも・・・そう考えると戦争をしている国、していた国が一緒にスポーツを通して戦う。これってすごくいい事だと思う。
みんな各国で違う顔をしている、世界にはたくさんの人がいる。
そして憎みあい、争い合う。
なぜかな?
誰がそうするのでしょう?だって、武器を持って戦う人はその戦争の為に戦ってるのではないと思う。お金の為であり、家族の為なのかもしれない。
でも結果的には人と人が殺し合うのは事実だ。
でも、このオリンピックで世界が一つになれる。なんてスポーツってすごい力を持っているのだろうと思う。
戦争をするなら、スポーツで勝負をするってどうでしょうね?

そんな国境線を越えられるスポーツの祭典っていいなー って思いました。
そして音楽も国境線を越えられると思います。
小学校の時ビートルズが好きだったし、色んな洋楽を聴いた。
なにを歌っているかわからなくても「いい!」と感じる事が出来る音楽って世界共通ですね。
だからそんな音楽で人が優しくなってくれたらみんなでいい地球を作れると思うのですが・・・。
話がそれてしまいました。
入場行進で、いよいよ出てきましたー 日本!
白い服に花柄の淡いデザイン。やっぱり日本は美しいイメージだと思った。
なんか嬉しくなった。
いつの間にか眠気がでてきて、眠ってしまった。
そして8時頃起きてびっくりした。
「まだ入場行進やってる!」
そうでに付けっぱなしのテレビでまだ入場行進をやっていたのです。すごい!
そう思ったら、なんと、ニュースのVTRだったので自分で笑ってしまった。

今日は4時間見て出発した。
東北道は下りが渋滞していたが、上りはすいていた。
思ったよりも1時間半も早く到着した。
早めだがセッティングをした。
そして、その辺で昼食を食べる事にした。
パスタとかはすっごいこんでいて、そば屋がすいていたので、そこに入った。
僕はニシンそばを頼んだ。
淡いそばの風味にしっかりした味のにしんがぴったりです!
ほら、食べたくなったでしょう?

そして16時から1回目のステージ。
たくさんの人が暑い中待っていてくれた。
中には前回柏ストリートウエディングの時の田中さん夫婦も来てくれていて、「ありがとうございます!」と再会した。
これは嬉しい事だ。
こうしてあの日がきっかけでまたあえるというのは本当に嬉しい。
僕がずっと思っている事がある。それは出会いも大切だけど、再会の方がもっと大切な気がする。
一度あって終わってしまったら、なんかその時だけって感じがする。
でも「また会えたね!」って言える事ってすばらしいと思う。
そんな再会が出来てよかった。

9月に生ゲスト出演する東海ラジオの人も来てくれていて挨拶も出来た。
もちろん遠くから来てくれている人もいて笑顔が止まらなかった。

2回目のステージは17:30~
今日はインターバルが短かったのでちょっとバタバタだった。
足でまといで始まって、涙そうそう、そしてさよならも言えなくて、3曲で終わってしまった。涙そうそうでたくさんの人が集まったので、このたくさんの人に今このタイミングで聞いてほしいと思って「さよならも言えなくて」に飛んでしまったのだ。

3回目のステージは19時から
すっかり暗くなって、ライトアップはやっぱりきれいだった。
始まりはほとんど人もいなかったが、やっているうちに集まってきて、最後のChangeMyHeartでは客席に降りていって歌った。

今日もたくさんの人が「さよならも言えなくて」を手にしてくれた。
カップルで買ってくれた人、一人で買ってくれた人、家族連れの人、そして外国の人。
今回は韓国の女性が2枚も買ってくれた。
そしてその後で、中東系の女性が買ってくれた。
日本語も片言で話してくるので、きっと詩はわからないのだと思う。
でも、きっとメロディーに乗ってしっかりと詩が届いているのだと思う。
音楽は本当に不思議だと思う。
たとえば、同じ曲を同じように歌っても、「悲しい」と感じて歌うのと、「おなか空いた」と思って歌うのでは明らかに伝わり方が違う。
もちろん後者はありえないが、やっぱりステージで歌う時はその歌のイメージにしっかり心を乗せて声にする。
だからメロディーと声に乗って、その曲がしっかり心に伝わるのだと思う。

クイーンの「ボヘミンアンラプソディー」をはじめて聞いた時に、すごく切なくて、人生を感じる曲だと思ったら、やっぱりそんなテーマだった。
サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」も聞いていてなんとなく勇気付くと思ったら、やっぱり暖かい前向きな唄だった。
そんな風にメロディーと声にのって、しっかり心から心に届くのだと思った。

きっと今頃CDを聞いてくれているだろうか?

オリンピックといい、今日の外国の人に気に入ってもらえた事といい。
なんだか本当に人間は言葉で生きてるとか、形で生きてるのではなくて、心で生きている動物だと思った。
だから、ちょっとでも一人一人が優しくなれたら、きっと世界は変わると思う。
その数億分の一の力かもしれないけどこれからもやさしさをテーマに歌を作っていきたいです。

しかし入場行進では各国のいいところを出していますね。
きっと自分のふるさとの国を愛する気持ちがあるのでしょうね、そしてお互いが認め合えたらいいですね。
「僕の国はこんな国だよ、あなたの国のいい所はどこ? へーすごいね!」みたいに
自分の良いところを大切にして、相手のよい所を認めるという事が大切なんですね。

帰りは早く埼玉に着いた。
松井君を送っていくので、熊谷に行った。
「そうだ!今日は熊谷の花火大会だったんだね!」
お盆のまっただ中の街。
淡い花のような浴衣姿で歩いている人を見て
日本に生まれてよかった。
そう思った。

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