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本八幡サードステージ

朝11時に吹上のスタジオにスタッフと待ち合わせして、出発。
天気も良く、すごく暑い日だったが、台風の影響か風が強かった。
途中の首都高速が大渋滞「20Km渋滞」の電光掲示板を見て「もう間に合わない」と思った。所が渋滞はしているが、流れはあったので、予定の13時半よりも20分早く会場に到着できた。
そして機材を階段えっちらおっちら降ろして、リハーサル。
今日はまるっきり一人のライブだったが、久しぶりにピアノも弾くので準備は大変だった。リハーサルを終えて、今日はどうも練習しないと上手く行かない気がして、車の中で練習をした。
新曲もあったのでちょっと時間がかった。
しかも練習途中曲が浮かんできて(なにかやっている時にかぎって浮かんでくる、ひどい時は車運転中とか録音機械を出して歌ったりしてる程だ)小さな録音機械をいつも持ち歩いているので(かつては公衆電話で自分の携帯にかけて留守電に記録したものだった)
それで作曲がはじまった。
インストロメンタル(歌のない曲)をやって見たいのが夢で、そんな曲が出来た。
3部作の組曲で、夕暮れからはじまって、夜の大宇宙そしてやがて朝焼けになる。
そんな曲にしようと思ってます。
そしてあっという間に19時をまわって、会場に行った。
いよいよ本番。
「周りがバンドばっかりだから、しらけちゃうとやだね」
と楽屋で僕が言うと
スタッフの金井が
「大丈夫だよ、十分だよ、じっくり聞かせちゃえば勝ちだよ」
なんて言ってくれた。

1曲目からギターがトラブったが逆に、リラックスできた。
そして気をとりなおして「Let'sクリーニング」から入った。
そして「壊れかけの地球儀」
この歌は本当に歌いたい歌一つです。
しかも2番の歌詞に「ほらまた原子力発電所が欲望の毒をもらした・・・」
って所があるので、今の時代にぴったりだと思った。
3曲目の「足でまとい」のあたりでは、はじめて見ているお客さんもじっくり聞き入っていた。
4曲目は8月のCDに入る曲で「出会えてよかった」
さびの所で手拍子があるので、そこを練習してから曲に入った。
アレンジの都合でキーが高く設定されている曲だが、ライブになるとぴったりだと思った。そして最後はピアノで「さよならも言えなくて」
たったの5曲であったいう間だったけど、色々なジャンルの曲が出来て満足感はあった。

サードステージは色々終わった後の業務があって、出発するのが12時を過ぎてしまう。
スタジオに着いた時はもう1時をらくに過ぎていた。
スタッフも帰って、僕も帰ろうと思ったが、レコーディング機材の電源を入れたら、レコーディングをはじめてしまった。
ギターだけ録音して帰ろうと思ったが結局朝までやってしまった。
音楽って本当に楽しい。
自分がまず楽しくて、しかも聞く人まで楽しくできる、そして感動できるのだ。
8月に出す3曲もすごくいい感じですよ。楽しみにしていてください。



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