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川越いもの子作業所 夏祭り 

早いもので8月も最後のライブとなりました。
昨年の秋にイベントに出演させてもらった「いもの子作業所」の夏祭り!
川越にある福祉施設で、そこでお煎餅を作ったり、木のおもちゃを作ったりして販売している、すばらしい所です。
朝から小雨が降っていましたが、雨がしのげる所でやると聞いていたので安心して行きました。
14時頃会場に到着。
だんだん雨も強くなってきて、舞台もちょっと屋根があるくらいで、風が吹くと雨が入り込んでくる有様でした。
ボランティアのスタッフもたくさんいて、カレー屋の準備や焼鳥屋の準備、提灯の取り付けもすごく大変でした。
16時前にリハーサルも終えて、その頃には風に混じった雨で大変な状態でした。
楽屋に入って、カレーを買って食べた、200円なにのたくさん入っていて、しかも家庭の味!やっぱりカレーとそばと餃子は家で作る味に勝てないですよね。
昔餃子は皮のはしに水をつけて段々を指でつくって、母に教わって作ったものです。
でも結局上手く段々が出来なくて、そのまんまぺったりくっつけただけの餃子で、焼いて出来上がった時にはもう中身が出ちゃってて、皮と中身を別で食べる有様でした。
今でもたまに餃子作ってみようと思うのですが、なかなか時間がなくてやってませんが、カレーは作ってますよ。
ジャガイモをむいて、僕の作る特徴は挽肉をそのまんま入れてる所です。カレーのとろみの中に散らばった挽肉が素敵な食感を産み出します。
そして食べる時に、熱々のカレーに生卵をかけて、混ぜて食べます。
マイルドになって美味しいですよ。是非おためしください。

さて話しがそれましたが、
5時を過ぎる頃にはもう雨もやんで、人もたくさん集まってきてすっかりお祭りの雰囲気になってきました。
太鼓の出し物があって、その後で僕の出番。
5時45分、司会の方の紹介でライブスタート!
1曲目は「声がキキタイ」そして「足でまとい」と続き、「夕暮れがきれいだったらよく似合う曲なんですが、夕焼けをイメージして聞いてください」と言って
「あなたが好き」を1コーラス歌った。

ここからはリクエストコーナー!
お客さんからなにが聞きたいかを聞いて、持っていった歌本から見つけて歌う。
まずは「大きな古時計」そして「世界に一つだけの花」「トトロの散歩」と続き。
森山直太郎の「さくら」を小さい子がリクエストしてくれたので、やった事がないがサビだけ歌った。でも歌詞がなかなか出なので、これはものまねだ!と思ってあの歌い方をちょっとマネしたら結構似ていて自分でもびっくりした。
盛り上がって来た所で「Goodちょっとパラダイス」をやった。
難しい顔で一生懸命やっているおじさんもいれば、ゆっくりゆっくりと小さな手を動かす子供もいる。そんな姿を見ると本当に嬉しくなる。

そして最後はピアノで「さよならも言えなくて」を歌った。

なんとアンコール!
時間が結構いっぱいいっぱいだと思っていたので、ライブを見てくれていた、担当の人に「時間は大丈夫ですか?」と聞くと「あと1曲お願いします!」と言う。
もちろんその人もアンコールの拍手をしていた。

そして「ChangeMyHeart」を歌った。
歌いながらお客さんの方に歩いていって、握手をしながら歌った。
時にはお客さんにマイクを向けて歌ってもらったり(歌ってくれるから嬉ですね)して盛り上がった。

ライブが終わった後も、スイカの早食い大会があって、そこに決勝だけ特別シードでチャレンジした。
スイカの早食いと言えば、志村けん。
僕はドリフが大好きで、今でも夜はドリフビデオを見ているくらい好きで、志村けんがスイカをすっごい勢いで食べるコントがあった。見ていた人はよくわかると思いますが、ほんに数秒で、左右に顔をふってスイカを食べる姿は本当にすごかった。

よく子供の頃、夏にスイカが出てくると、マネをして食べた。もちろん親にしかられたけど(笑)
今はそれが堂々と出来きる!これはわくわくした。
「よーいスタート!」
でほんの5秒くらいで手を上げた。
1位だった!
「やったー!」塚田選手やヤワラちゃんが金メダルをとった時のような感動だった。
ちょっと違うのは、1位になった後、口の中のスイカがいっぱいで、ものすごい顔になってなにのコメント出来なかった事かな?

しかしオリンピックで金をとる瞬間で本当に感動しますね。
感動させようと思っていないのに、人を感動させられるって本当にすごいですね。
人間ドラマですよ。
僕が中学1年の時にロサンゼルスオリンピックがあった。
僕は水泳部で厳しい夏の部活が嫌だったけど、オリンピックを見るとなぜかがんばれた。
柔道の山下選手が金メダルの時は特に涙が出た。
足を筋肉ばなれで痛めてしまって、片足を引きずって、決勝戦に挑んだ。
畳の上をずっと足を引きずって、それでもすごい気迫で戦う姿。そしてその痛みにも負けず、なんと試合に勝って金メダル。その時の山下選手の穏やかな堂々とした顔は今でも覚えている。

また話しがそれてしまいました。
イベントも最後の花火で終了。

今年の夏は本当に暑かった。
ソロ活動という特別な夏で、毎回ミュージシャンを迎えて、どんなステージにしようか考えて、練習して、その分1つ1つのステージが緊張感あってすごくいい夏でした。
オリンピックもあり、長崎に行った事もあり、本当に「夏!」という感じの汗をかいた夏でした。
そんな暑さを今日の夜の風は優しく冷ましてゆくような感じだ。
そして、やがて秋がくる。
秋には秋の感動がきっと待っている、そして感動のステージが出来るようにこれからもがんばっていきます。
2004年、秋の活動も是非期待していてください!精一杯がんばります。



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