FM湘南ナパサで初めてお会いした、能勢さんからのお話をいただいて 3.11の東日本大震災の鎮魂の意味を込めた催しもの「ひらつな祭」に出演させていただきました。 今回は2箇所の会場で歌う予定です。 まず最初は平塚八幡宮の参道でのストリートイベントです。 湘南ケーブルネットワークさんもいらっしゃっていて、久しぶりにご挨拶できました。 能勢さんともここでご挨拶。 リハーサルをして、本番です。 途中でブルルが登場する予定だったのですが、今日のブルルは元気がよくて リハーサルの時からステージ横で踊っていました。 本番になり、何曲か歌って、リクエストコーナーも盛り上がり、 いよいよブルルでネットワークの時間です。 するとなんと、ブルルがよいしょ、よいしょと言わんばかりに、ステージの上に登ってくるではありませんか。 なんともやるきいっぱいのブルルです。 そして「ブルルでネットワーク」を歌いました。 湘南ケーブルネットワークさんは「助け合おう!日本 3.11 WITH YOU TOHOKU」という活動も行っていて、そのTシャツもステッカーもいただきました。 参道ストリートでの最後の歌は「命~2011からのメッセージ」です。 その後は平塚八幡宮の参集殿でのステージセッティングです。 ずっと台車ゴロゴロと移動していたのですが、平塚八幡宮の参道と言って、途中で国道1号線をわたらなくてはいけないんですよね。 その昔、国道が通る前から、参道と八幡宮があったので、車が通る道がそこを横切ってしまったという形なんですね。 歴史と文化と、複雑な気持ちですね。 さて、参集殿に到着して音響と照明をセット。 僕のステージの前は尺八の大山潤一さんが登場。 和楽器の音色って素晴らしいですね。 そして、3.11被災された方の詩の朗読劇です。 胸が熱くなってきます。 そして、次は僕のステージ。 「青い地球」からスタートです。 途中から会場を盛り上げて行き、中半ではブルルちゃんがまたまた登場してくれて、 ブルルでネットワークを歌いました。 そして、最後は「命~2011からのメッセージ」です。 アンコールもいただいて、最後は「ふるさと」をみなさんで合唱しました。 ここ平塚の八幡宮は、ずっとむかしに起こった、平塚での大震災の鎮魂の意味も含めて建てられたそうです。 その平塚八幡宮で3.11の鎮魂を願うという とっても意味のあるひらつな祭でした。 最後は、八幡宮の外で、線香花火です。 夕暮れの空、そしてわずかな光ですが、一生懸命輝く線香花火が なんとも言えない、心を深く包んてくれるようでした。 そして、星になったしまった命、そして残されて精一杯がんばっている命 この線香花火のともしびが届く事を願ってやまない夜でした。 「命」という歌を作った時 サブタイトルで「2011からのメッセージ」と入れたのですが その時はこのサブタイトルに深い意味は感じていませんでした。 でも3年がたち、日本中から記憶が色あせはじめるこの時に 「2011からのメッセージ」という言葉が深く響きます。 2015年になっても、2020年になっても、その先も この歌には2011からのメッセージという紛れもない真実の年号が刻まれている限り、 鎮魂の想いをいつまでも、そして復興の想いをいつまでも 歌っていけると思っております。 (リハ) -----