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11.6.18 須坂メセナホール(長野県) フォーエバーヤング~メセナフォークジャンボリー~(前日)

最初に一誠さんから電話をいただいて、「6月の18,19日、空けといて」と
言われたのは、今年に入ってすぐの1月、茂原アルカードさんのライブの日の控え室での事でした。

3,4ヶ月前のスケジュールをだいたい入れて行くのですが、さすがに半年先の予定はまだ真っ白でしたが
そこに、煌々と輝くスケジュールを書き足しました。

まだまだ先だなと思っていたのですが、時間が経つのは本当に早いもので、あっという間にその日がやってきました。

土曜がリハーサルでしたが、実は僕のリハーサルは日曜の朝だったのです。
でも、一誠さんの家で前日宴があるという予定だったので、土曜日入りでした。
夜の宴に間に合えばいいのですが、せっかくの勉強できる機会です!

一番最初にリハーサルをする細坪基佳さんの入り時間よりも前に
会場に行く事にしました。

ETC休日割引が最後になる週末だったので、渋滞するかと思っていたのですが
案外空いていて、早めに長野に到着。
さっくまTVの収録を善光寺でやってから、イベンターの方と、ミュージシャンの方と長野駅で待ち合わせて
会場にイベンターさんの車で移動。

長野の山々がすごくきれいで、途中オリンピックの競技スタジアムもあったりして
「長野に来た~」って感じでした。
長野から20分くらい走ると、須坂市に入ります。
上信越道で須坂という名前はいつも見てはいるのですが、まだ来た事がない街だったので
すごく楽しみでした。

メセナホールに到着すると楽屋入り口で、メセナホールの長谷川さんとお会い出来ました。ずっと電話で打ち合わせをしていた方です。
「今回は素敵は機会をいただいてありがとうございます!」と挨拶をしました。
会場に入ると、すぐに楽屋を案内していただきました。

楽屋の表札には細坪さん、ばんばひろふみさん、永井龍雲さん、杉田二郎さんと書いてあって、すごい!みんな一緒だ!って事は僕も一緒~、緊張するな~って思っていたら
「さくまさんはこちらです」と言って案内された楽屋の表札には
「富澤一誠さん さくまひできさん」って書いてあって
緊張の糸がほどけました。
でも一誠さんとご一緒っていうのもこれまた光栄ですよね。

一誠さんは夜にならないとこないので、なるべく沢山の方にご挨拶したいので、楽屋のドアは開けっ放しにしておきました。

まもなく細坪基佳さんが会場入り。
ご挨拶させていただきました。
「明日、一曲だけ飛び入りで歌わせていただきます、さくまひできです! 勉強させていただきたくて早くから来てしました」と言うと
ご丁寧に椅子から立ち上がって、僕の前まできて「そうですか、宜しくお願いす」と笑顔で言ってくださいました。

僕も全国キャンペーンでリクエストコーナーやってますが、ふきのとうさんの歌はよくリクエストがあります。
その方とお会い出来てすごい光栄でした。

今回のイベントでは、サブステージというのがあって、開場前に中庭のような場所で
地元のアーティストさんと一緒にライブをやらせていただくんです。
その後にサプライズとして、大ホールの方で、「どこで暮らしていても」を一曲歌わせていたく予定です。

会場ではリハーサルがはじまりました。
「春雷」はイントロから鳥肌ものでした。

まもなく永井龍雲さんが会場入り。
イベンターの方が僕を連れて、紹介してくれました。
「龍雲さん!ひさしぶりです!さくまひできです」というと
「あっ!顔は見た事あるんだけど、どこで会ったんだっけ?」って
「長崎のさだまさしさんのイベントの時の夜です」と言うと
「思い出してきた~」と言ってくださいました。
確かに7年前に一度お会いしただけですからね~
でも、あの時に一緒に泡盛を飲んだ想い出は残っています。

龍雲さんのリハーサルも勉強させていただきました。
高音の部分の出しか方がすっごく個性があって、永井龍雲さん節に聞き惚れてしました。

今回のコンサートはFM長野さんでも放送するのですが、FM長野の方もいらしていて
ご挨拶できました。
先日番組に出演させていただいた時の担当の方は明日いらっしゃるそうでした。

ばんばひろふみさんも会場入り
僕が好きな70年代の歌のベスト3に入る・・・もしかしたらナンバーワンの「いちご白書をもう一度」を歌っているご本人様にお会いできるので、すごく緊張です。

またイベンターの方に紹介していただきました。
「今回一曲だけ歌わせていただきます、さくまひできです!」というと
「新聞に書いてあったね。ばんばです、宜しくお願いします!」と言って
握手をしてくださいました。
須坂新聞がそれぞれの楽屋に置いてあって、そこに一誠さんと一緒に並んだ写真が載った記事が載っていたのです、それを事前に見ていただいていたよです。

リハーサルでいきなり「いちご白書をもう一度」をやった時は
思わず他にだれもいない会場で、拍手しそうになってしまいました。
エレキギターの方の音色も最高でした。
あのボリューム奏法のイントロをそのまま再現していて、「おおお!」って感じでした。

そして、Bmのコードで4分打ちのストローク。
そして、「いつか~きみといった~」って入ってくるあの声!
感無量でした。
あの歌が大好きで、「いちご白書」という映画をビデオで借りてきて見たくらいですからね。

トワエモアさんとのご挨拶の時も
白鳥英美子さんが「新聞に載ってたね」と言ってくださいました。
芥川澄夫さんは「一誠さんが作った詞を歌うんだね、楽しみに聴かせていただきますよ」と言ってくださいました。

今年の正月の帝国ホテルでのイベントで、「虹と雪のバラード」を歌わせていただいたばかりですから、そのご本人ですから
またまた緊張しました。

リハーサルも声がすごく響いていてリハーサルのすすめ方も、すごく勉強になりました。

今日の予定はここで終了です。
後半で一誠さんもいらっしゃって、みなさんで一誠さんの実家へ移動。
僕は須坂新聞の社長さんの車で、一誠さんと一緒に移動しました。

西麻布のalifeの時に、須坂新聞の社長の奥さんはお会いしていたので、
「どうも!先日はありがとうございました!」って挨拶をしました。
社長さんともいっぱい話が出来てよかったです。

一誠さんの家は初めて行ったのですが、「ふるさと!!」って感じの
とてもいいおうちでした。
玄関を入ると、おばあちゃんの姿が・・・・
「一誠さんのお母さんだ!!」
「どこで暮らしていても」の主役ですよ!一誠さんの92歳のお母さんがいらっしゃったんです。
「こんにちは!!さくまひできです、今度一誠さんの詞を歌わせていただく事になったんですよ」って言うと
「えっ!それはそれは~」と笑顔で言ってくださいました。

座敷に座っていると、続々と出演者の方、ミュージシャンの方、事務所の方
で2間ぶちぬきの大広間が一気ににぎやかになりました。

でも、出演者のみなさんが全員入ってきて同じ行動を取るのです
それは、一誠さんのお母さんに挨拶するんです。
「おばあちゃん!!元気だった~ 久しぶりだね~」って感じで

全員そろって宴が始まります。
目の前には山菜の料理が沢山!
朝から一誠さんのお兄さんの奥さんが山に取りに行って来てくださったそうなんです。
一誠さんは2人のお兄さんがいるのですが、その奥さんも、お子さん夫婦もみんなそうででおもてなしをしてくださいました。

僕の横は細坪さん、その横がばんばさんで、その横は初めて見るおじさん・・
そして、僕の斜め前が龍雲さん、そして目の前には初めて見るおじさん・・・
このおじさん達がおもしろくて、「ビールはもういいや~日本酒を持ってきて」と言って
日本酒もすごい勢いで飲んでいました。

僕は座敷の席では正座をずっとしているクセがあって、1時間でも2時間でも正座していても大丈夫なんです。
でも、ばんばさんが「お茶でもやってるの?足くずせば」と言ってくださいました。

どんどんにぎやかになって、一誠さんが僕の前にいるおじさんとなにやら話をしているのを聴いて、アーティストさんだという事を気づきはじめました。
やがて、3つ隣にいるおじさんが、「さくま!おまえがんばれよ!」っていきなり言ってきてびっくりしました。
「おにいちゃん、明日一曲飛び入りするさくまくんね!」と言ったからです。
でも、そのおにいちゃんという響き、そして目の前にいる方もなんとなくその方に似ている・・・・
もしかして・・・・
そうです!

この2方は「ビリーバンバン」さんだったのです!

リハーサルは当日だけだったので、夜の宴からの参加だったので
紹介もなくて、僕は気が付かなかったのです!!

でも、そうと気がついた瞬間から、また正座になってしまいました。
「さくまひできです!宜しくお願いします!」って言うと
「いいから、飲んで飲んで」と日本酒をいただきました。
するとまた横から、ばんばさんが「まぁ~足くずせや~」と言ってくださって
大先輩のアーティストさん達にかこまれて、最高に幸せでした。

細坪さんと歴史の話になってからは、盛り上がりました~

一誠さんのお兄さんとも色々とお話が出来てよかったです。

途中で台所へ行ってみると、家族の方がすごい勢いで、そばをゆでたり、なにかを運んだり、一生懸命でありがたかったです。
台所にも宴が広がっていて、そこでも一杯。
須坂新聞のご夫婦と、一誠さんの奥さんとも話が出来ました。

一誠さんのお兄さんのお子さん夫婦は僕がFM長野に出演した時に
聴いていてくださったようで、そんな話でも盛り上がりました。

宴もたけなわ、出演者の方と、スタッフの方、そしてミュージシャンの方が
それぞれタクシーでホテルへ帰って行きました。
その時に一誠さんが「こっそりと僕に、さくまくんはちょっと残って・・・」って言ったのでみなさんをお見送り。

毎年やっているこのフォーエバーヤングですが
例年だと、コンサートが終わって、その夜に打ち上げがあるそうなのですが
今回はメセナ20周年の節目のビックイベントで、出演者も倍いたので
前日打ち上げになったのです。

でも、きっとこれで、みなさん明日には
バシッ!っと声が出るんでしょうね~
プロはすごい!って、改めてフラフラの頭で思いました。
それよりオレは大丈夫かな?って感じですよね(笑)

リハーサルから宴まで
すごい充実した一日でした。

明日の本番
がんばります!!
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