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11.6.10 銀座Peach 「生声ライブin銀座Peach」



銀座ピーチでのライブです!

銀座という響きがいいですよね~

今日も電車で行きました。
最近電車移動が多くなったさくちゃんです。

雨の銀座でしたが、不思議ですね
銀座は雨も似合うんですよね~

これ吹上だったら、カエルの声で会話するのも困難になるくらいですよ

今日は初のナマ声ライブ!
マイクも音響もいっさい使わないまったくのナマです。

生のいいところは、全部空気って事なんですよね。
要するにマイクとかになると、一回銅線になるんですよね、音が
僕の声帯を震わせて声が、口から出て、そこにある空気を振動させる、
そして、マイクのコーン紙をふるわせる、次が問題なんです。
マイクのケーブル、これが鉄の線で出来てるんです。
振動ではなく、信号にかわってしまうんです。
それが音響ミキサーを通って、パワーアンプ(増幅回路)を通って
スピーカーケーブルを通って、スピーカーのコーン紙をふるわせて、そこにある空気を振動させる、そして、空気の振動が届く範囲にいる人の耳に鼓膜を振るわせる。
これが音の一連の流れです。

その信号になった所が生ではないんですよね。

たとえるなら糸電話は生なんですよね。
しゃべる人が紙コップを振るわせて、それが糸を振るわせる、そしてその先にある紙コップを振るわせて耳に届く。
でも、普通の家の電話は電話線を通る時に、信号になって、電線を通って、相手の家の電話の受話器を振るわせてので、一回信号になるんですよね。

携帯に関してはもっとすごいですよね
口から出た振動が、携帯電話のちっちゃなコーン紙を振るわせて、その後に電波になっちゃうんですからね~

でもやっぱり、そこにいる人にそのまま聞こえる声って安心感がありますよね。

そんな生にこだわってみました。

リハーサルもないので、ギターを出して、ポロポロと弾いて
いつのまにか開場時間。



(練習中のハンドフルート)

そのままポロポロ弾いていて
本番時間。



一曲目は「ただ見つめてただけの初恋」
リバーブ(エコー)もかからないので、広がりはないのですが
逆に歌声の歯切れがよくていい感じでした。

でもマイクを使う時と、エコーが多い時、少ない時
会場が響く時、響かない時で、実は歌い方を変えているんです。
なので、今回はいつもより、歌の語尾を長くして歌う感じでした。

あっという間の60分でしたが
気が付けば20分オーバーでした。
さらにアンコールまで調子よくやってしまって
すっかり歌いまくった感じでした。

終わった後にこの店自慢の焼酎をいただきました。
新潟の焼酎って珍しいですよね~
でもすっごい美味しかったです。

生声のライブもいいな~って今日は思いました。

最初に説明しましたが、音は声帯からはじまり、耳の鼓膜までと言いましたが
僕の持論ですが
その前と後ろにもう一つ、振動させる場所があるんです。

それは
声帯の前にその奥に心があるんです。
心が動かないと声を発声しませんからね。
そして鼓膜の後に、やっぱり心があるんです。
耳から入ってきた言葉一つで涙を流したり、笑顔になったり
心を振るわせるんですよね。

歌も一緒で、僕の心が発信基地なんです。
そこから声帯、そして空気という感じ
その空気をそのまま耳の鼓膜を振るわせた人のその先の心まで届く。

これが届くかどうかは、発信する心次第だと思っています。

これからもちゃんと心に届く歌を
届けていけるように
がんばって行きます!!


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