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17.5.8 アリオ八尾の日記



星野富弘さんと出会ったから3年くらいになりますが
なにしろ、20代の頃から憧れの人です。
作詞をする自分としても、富弘さんの作品は心の中までしっかりしみこんでくる
作品で、「こんな歌詞が書けたらいいな」とずっと思っていました
今でも思っています。

富弘さんのホームライブで歌わせていただいたのが初めてだったのですが
緊張緊張緊張・・・・
まだライブ会場とかならいいのですが
自宅でのライブですから緊張

でもとっても喜んでくださって
本当に最高の日になった出会い
そして2回目のホームライブもへて
今回夢だった、富弘美術館でのライブでした。

桐生を抜けて、草木ダム方面に坂を上って
到着すると、今回の予定を組んだくださった方が待っていてくれて
準備開始。

照明も組んで、看板あての照明もつくって
リハーサル

館長さんとも久しぶりに再会できてうれしかったです。

リハを終えて、美術館の展示を一つ一つ見ていると
胸がジーンとしてきますね~

そして本番。
すっかり心が清らかで暖かになっている状況でのスタートのコンサートは
本当に初めての感じ。
お客様も沢山沢山、椅子が足りなくて追加席も出てきて
聞いてくださいました。



途中で、富弘さんの本を開いて、そこにある詩に即興で曲を付けて歌ってみましたが
すばらしい生きた詩ですので、自然に心からメロディが出てくるんですよね
これも不思議な体験でした。

2回目のステージでは、ちょっとはじけてしまい
「人生たまたま・・・さいたまで」も歌っちゃいました。
今日は富弘さんはいらしていなかったのですが
あとでビデオを見ると言っていましたので
「なんだこの曲は?~」って笑われそうですけどね



富弘さんの作品に囲まれた会場でのコンサートは
本当に、すごい力で背中を押されているような感じでした。
富弘さんの作品を見ていつも思うのですが
すっごく前向きになれる詩なのですが、実は言葉の中には
沢山のネガティブな言葉があるんですよね
でも、それが結果ものすごくポジティブな心にしてくれる。
光が強く当たれば当たるほど、太陽が明くる照らすほど
濃い影が出ると僕は思っておりまして
人が生きて行く中で、笑顔になれる事ばかりではなく
涙も怒りも苦しみもあるもの、
でも、それも全部受け入れた時に、本当の笑顔が訪れるのだと思うのです。

うつむいていても一つの命
弱虫でも一つの命
不安ばっかりつもった命・・・
僕の歌にも沢山のネガティブ言葉があるのですが
伝えたい事は、それでも笑顔になろうよというメッセージです。

コンサートの最後は
「命~2011からのメッセージ」を歌いました。

本当に自分の音楽史に残る
一日になりました。

一緒に時間を過ごしてくださったお客様、本当にありがとうございました。
会場に来てくださった富弘さんのご家族の方も本当にありがとうございました。
美術館の方もありがとうございました。
そしてこの宝物のような予定を進めてくださった方、本当に
ありがとうございました。

コンサートの最後にサプライズ
なんと、富弘さんからお花が届けられたのです
感動感動の一日でした。

















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