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15.4.22 ふるさと埼玉全市町村ライブ 40ヶ所目 加須市 CDショップコメット



コメットの松永マネージャーさんには「ただ見つめてただけの初恋」でデビューした頃から
いつもお世話になっていました。
CD発売をするたびに、ここで記念ライブをやらせていただき
にぎやかに活動を展開する事ができました。
大ホールでのコンサートも毎回グッズを作ってきてくれて
販売までやってくださって、本当にお世話になりました。

そのコメットで歌わせていただきました。
今回のキャンペーンでもCDショップさんは1ヶ所だけです。



ただ残念なのは、ここで歌うのは
これが最後になってしまいました。

実はコメットは間もなく閉店してしまうのです。
永年の街の人に音楽と笑顔を提供してきましたが本当に残念です。

松永さんが脳の病で、倒れてしまったのです。
今もまだ入院しているのですが、一日も早くよくなって欲しいと願っています。

今回の予定を入れた時はまだ元気だったのです。

今日も歌わせていただこうか、加須は別の場所にしようか
悩みました。
店長さんには「お店もガランとしていてお恥ずかしいから、」と言われたのですが
僕としては、ならば最後にもう一度だけコメットで歌いたい、そう強く思いました。
そこで、店長さんにお願して、松永さんは不在の中ですが、
歌わせていただく事になりました。

何回も歌ったこの場所で準備をして
歌いはじめました。
沢山の想い出が蘇ってきます。
そして、松永さんの命にエールを送るために「命」を歌いました。

頑張れその命!!

今回は群馬の方から、栃木の方から駆けつけてくださった方もいて
最高のライブになりました。

最後の曲を歌い終えたあと
心の中で「ありがとうコメット」そうつぶやきました。

沢山のCDショップがなくなって行く中で、ずっと支えだったコメットです
本当にありがとうございました。

CDの在庫の数も少なくなってきた店内ですが
帰る時に、学生さんが入ってきたり、家族連れがきたり、
大量にCDを買っている方もいたり、
こんなに街に愛されていたCDショップだったんだと
改めて実感しました。

コメットで歌っていたさくまひできとして
これからも恥じる頃のないように、精一杯巣立っていきたいと思っております。

なにより松永さんが早く元気になって
「またやってみるかCD屋さん!」っていつもの元気な笑顔で言ってくれる事を待ってます。


(店長さんと)






(昔撮った写真、松永さんと シンガーソングライターの市川和男さんです)
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