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若者の交通安全チャリティライブ Safetyprojectin鴻巣 クレアこうのす大ホール

夏の間暖め続けてきた、この日がやってきました!

地元、鴻巣の交通安全週間のイベントとして、高校生や大学生が立ち上がって実現したコンサートでした。

朝8時半に会場に到着、交通安全ライブなので、運転は慎重でしたよ。
大ホールという事もあって、いつも僕のコンサートを支えてくれているスタッフが大集結!約30人、って感じでした。
夕べから準備をしてくれたスタッフもいて、みんなの「本気」が伝わってきます。

機材の搬入がはじまり、間もなく鴻巣警察の方がいらっしゃいました。
「台風が去って、いい天気になってよかったです」と挨拶を交わした。

10時にメンバーが到着、間もなく実行委員の学生が到着。
会場は次々に賑やかになって行った。

舞台裏にあるリハーサル室で、実行委員の方と「SweetFlower」の振付けを練習して、いよいよ舞台でのリハーサル。

途中に実行委員の出し物もあるので、いつもと違う雰囲気で楽しい事もあり、慌てる時もありで、進んで行きました。

16時半をちょっと過ぎて、開場すると続々とお客さんが詰めかけてきました。

いつも、楽屋のモニターで見てるのですが、あの瞬間がヒヤヒヤなんですよね(笑)
「本当にお客さん入ってくれるのかな?」って。
でも、入ってくる姿を見ると、ホッとするんです。

17時、いよいよ本番!
オープニングは紗幕(透ける布)なので、舞台の位置についてじっとしていた。
また、これが緊張するんです。
こっちからお客さんは見えるのですが、お客さんからは見えないんですよね。

オープニングのSE(効果音)が流れると、ますますドキドキしてきた。
そして、ドラムのビートが入り、手拍子!
イントロに入る瞬間、紗幕が振り落とされる。

「はじまったぞ!」
さっきまで、ドキドキしていた気持ちが、潔くなった。

「出会えてよかった」で始まり
普段使わないテレキャスター(エレキギター)を弾いて「それぞれの旅」

そして、最初のトーク。
コンサートで第一関門と言ってもいいのが、この最初のトーク。

何度も頭の中でイメージしたのだが、本番はやっぱりまるっきり気持ちが変わりますね。
話す内容まで変わってしまったりして、でも、そこにいるお客さんの姿を見て僕のテンションもどんどん上がっていきます。

途中は僕の幼稚園や小学校の話しをした後、弾き語りで、童謡の「ふるさと」オリジナルの「ふるさと」を歌った。

今回の為にイメージソングを作ったのですが、その曲を作る時、警察の方が実際にあった悲しい話しをファックスで送ってくれたのです。そしてその出来事をテーマに簡単な歌詞を送ってくれたのです、でもその時にもうイメージソング「いま守りたいもの」は完成していたので・・・
でも、すごくいい歌詞だったので、それに曲を付けて完成させたのが、CDのカップリングになっています。

その話しをして、松井君のグランドピアノと僕の歌だけで「クリスマスリング」を披露。

中盤は実行委員の紹介。
そして、鴻巣女子高校のギター部による「タッチ」の演奏。
それをやっている最中に僕は楽屋で早着替え。
警察官の制服に着替えて、ギリギリ舞台袖に間に合った。

「タッチ」が終わると、踊る大捜査線のテーマが流れ出し、赤色灯がまわり出す!
そこへ、警官の格好をした僕が登場。
会場は盛り上がった。

「ライブは楽屋で起きているんじゃない、ステージで起きてるんだ」
とわけのわからない事を言って、関東工業自動車大学校の発表の紹介をした。

最後は吹上高校の3人組ダンスチーム。
その間にまた衣装に着替える。

そして、実行委員がみんな登場して、お客さんも一緒になり「SweetFlower」を踊った。

後半は今回のメインともいうべき、「トークストーリー劇場」
さくまが書き下ろした、小説を朗読しながら、曲を挟んで一つの物語にするコーナー。

これは、後日、日記で全編公開しますね!

第一章からはじまり、第二章ではみんな大爆笑。

第三章で切なくなり、最終章の4章は読んでいる僕もこみ上げてきてしまいました。

最後はみんな総立ちになって、Goodちょっとパラダイス、愛>夢>愛で盛り上がった。
本当に楽しすぎるほど、盛り上がった。
途中歌詞を間違えたのも、初めて聞く人はわからないと思って、しらばくれて歌っていたが、ファンの方が、笑っていたので、「ばれてる・・・」と恥ずかしくなった。

アンコールは「ただ見つめてただけの初恋」
そして、最後にみんなで大合唱になった「いま守りたいもの」は本当に感動でした。

終わった後の「おつかれ様でしたー!」という声もみんなさわやかでした。

一つの事をみんなで取り組んでいく事の大切さを今回は改めて学びました。

募金の方も沢山集まったようで、中には一万円札を入れてくれる方もいたそうです。
本当にありがとうございます。

交通ルールとは決められた規則を守るのではなく、
そばにいる大切な人の笑顔を守る為にあるのだと思います。
守らされている気持ちでは、いつになっても違反は減らないし、事故も減らないと思います。
でも、運転する人の心が変わったらどうでしょう?
ルールを守るのは難しい事のような気がしますが、「大切な人の笑顔を守る」と考えたら、それほど難しい事ではないんですよね。

実行委員の方、警察の方、協賛をしていただいた方、そして、夏から準備にとりかかってくれたスタッフの方々、そして、この記念すべき日に参加してくれたお客様、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

これからも事故のないように、元気で笑顔で僕もがんばっていきます!

すべての積み込みが終わって、舞台裏で例のごとく一本ジメをして、
「みなさん、気を付けて、大切な人の笑顔を考えて帰ってくださいね!」
と送り出した。

誰かが言った「じゃあ、さくまさんの笑顔でも思い浮かべて帰りますよ!」
という冗談にみんな大声で笑った。

一つの事を達成した気持ちを込めた笑い声は、
涼しくなった秋の夜空を、
ほんのちょっとだけ
暖かくしているかのようだった。

今日の日を誇りにこれからもさくまひでき!がんばっていきます!!


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