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川越水上公園プール&吹上神社夏祭り

今年の夏はなかなか晴れませんねー。
今日は川越のプールだというのに、朝から霧雨でプール日和ではなかったのですが、会場に向かって出発。

到着する頃には雨もやんで、なんとか出来る事になりました。

一回目は11時から、この時点ではあまりお客さんもいなかったのですが、プールの雰囲気を見ると、「貸し切り!」って感じで、逆に曇りの日のプールって狙い目かな?なんて思いました。
・・と言っても僕は水泳部だったのにも関わらず、お仕事なのでプールには入れないのですけど(笑)。
今度機会を作って来てみたいです。

本番の時は、アロアロという売店のスタッフが盛大に盛り上げてくれたので、すごく楽しくステージが出来ました。
途中、マンゴージュースをかけた、じゃんけん大会をやったのですが、その時は沢山、人が集まってくれて盛り上がりました。
最初から見てくれている方への感謝を込めて、「この後じゃんけん大会やりますけど、今聞いてくれている方だけに最初に何をだすか教えておきます」と言って「グー」にしました。
ところが、すっかり舞い上がってしまっていて、最初に「パー」を出してしまったのです。
「えー!」という声に「そうだ!グーだった」と気が付いて、「今のは無しにします!後出しがいたので(笑)」と勝手な理由を付けてもう一度やりました。(なにも知らずにあいこで残った方、すいません・・・)

お客さんは少なかったけれど、それでも最初から最後まで聞いていてくれる方は本当にありがたいです。
歌っている時も、そういう方ってちゃんと見えていますよ。ありがとうございます。

さて、プールを後にして、次は地元、吹上神社の夏祭り。

毎年出演させていただいいるのですが、今年は行ってみてびっくり!
出店がないのです・・・。
2日間のお祭りの初日だから、という事もあるのでしょうけれど、例年だったら2日間とも賑わっていたのに、、、残念な気持ちでした。
でも、そんな事言っていられない。地元の僕こそが、お祭りを盛り上げないと!
そう思って、精一杯歌いました。

途中、中学の時の同級生も来てくれました。
やっぱり照れますねー・・

最後はアンコールまで来て、最高のひとときでした。

終わった後も、懐かしい友達と舞台裏で昔話しに華が咲きました。

吹上祭り、といえば、夏休みの最初にやってくる大きなイベントでした。
子供の頃も、歩行者天国になってしまうので、家から歩いて行くんです。
途中田んぼでカエルが鳴いていて、それを通り過ぎると、御神輿を担ぐ声が聞こえてくる。
射的、輪投げ、たこ焼き、リンゴ飴・・・テレビのヒーローの小さな人形にヒモが付いていて、それを首からさげる、中には砂糖が入っていて、たまになめながら歩く、そんなお祭りが大好きでした。
帰りは、また静かな田んぼ道を帰り、そこでカエルの鳴き声をまた耳にすると、妙に寂しくなって・・・・

今はその田んぼもなくなって、賑わっていたお祭りも形を変えて行く。

時代のせいにしてしまえば、話しは終わってしまうが、あの頃の想い出ってすごく心を豊かにしてくれていたような気がします。

あの頃はよかった・・・・だけでは昔話しになってしまいますので、これから何が出来るか、どんなふるさとを作っていけるか、それはきっと僕らの年代にかかっているのかもしれません。
僕が出来る事は、歌を歌って、心に伝えていく事しか出来ませんが、いつでも人間らしくいられるように、心まで入っていける歌を作っていこうと思います。

帰りにお祭りの実行委員の方に挨拶をした。
「すごくいいステージだったよ!さすがだね、これからは若者で街を作っていかないとね!」と笑顔で言ってくれた。
また来年も、今よりもちょっとかもしれませんが、成長した「さくまひでき」を見せられるように、ふるさとを大切にして、がんばっていきます。




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