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渋谷O-westSweetistRecordsイベント

大きいコンサートでギターを弾いてくれている倉川知也が代表を務めるSweetistRecordsのイベントのゲストでした。
前回は3月に表参道のFABでやった以来だったので、久しぶりの参加でした。
この会場は知り合いのライブを見にきた事はありますが、一度も出た事がなかったので、すごく楽しみでした。
本番がはじまって、客席を見てびっくり「すっごいいっぱい!!」
スタンディングでいっぱいに入っていた、200人くらいはいたかな?
そこで、普通なら緊張感が増すが、僕の場合は逆にリラックスして楽しくなってくる。
1曲目「さよならも言えなくて」でしっとりとはじまって、次のトークからは会場もうけまくり。「声がキキタイ」「YUMEしかなかった」と、どんどん盛り上がって行った。
途中の掛け合いもみんな最高にノッてくれて、初めてみる人がほとんどなのに、一つになれた。
最後は「青い地球」。
この歌を歌っている時は、みんなじっと心から見てくれて、なにかを感じてくれていると思えた。
25分という短い時間でしたが、なんとか「さくまひでき」を凝縮してお届けできたステージでした。
また是非、このイベントに参加したいと心から思いました。

帰りに、スタッフの黒澤さんと田村さんで246沿いの天下一品というラーメン屋に食べに行った。
渋谷の街中で食べてもいいのですが、どうも都会が苦手な僕は落ち着いた場所で食べたかったので・・・・。
お店に入って、3人で今日のライブの話や、星空のコンサートの話(星コンに田村さんもスタッフで来ていたので)で盛り上がった。
そして、10月のアコースティックコンサートの話や、「全国ツアーが出来るようになったら、田村は専属で着いてくるんだよ」と黒澤さんが言ってみたり、すごく楽しいひとときでした。
ドラマの主題歌とかになって、大ヒットして、全国のホールツアーやって、・・・
話はどんどん大きくなっていく。
12月3日のソニックの話もした。「今度はどんなステージにしよう」みんないいコンサートを作ろうと必死だ。
田村さんとわかれて、2人でのんびり帰ってきた。
帰りも次はどこのステージだっけ?なにが必要だっけ?とか先の事を話した。

「なんだか俺達って、音楽で夢を見始めた、あの頃のようにいっぱいしゃべってますね」
僕がそう言った。
「そうかな?いつも通りだけどねー」なんて黒澤さんも言って笑った。

人はいつから、明日の事や、近い未来の事しか話さなくなるのだろう?
そして、大人になるにつれて、遠い未来に希望を持つ話が少なくなってくる気がする。
確かに僕も中学校の時よりも、未来の話をする事が減った気がする。
でも、今日改めて思った。中学の頃話していた、すごくすごく遠い夢は、今現実となって、ここにある。デビューという夢、ラジオから自分の歌が流れてくる夢、それが大げさでは決してないが、現実になっている。
やっぱり大きな夢はなるべくおおげさに、大きく話した方が、より現実になる気がする。
僕もよく「言っちゃったライブ」とか言って、大げさな事を口にして、結果的に沢山の人の力を借りて、現実にしてきた。
今日ラーメンを食べながら話していた、冗談は間違いなくそこに向かっているのだと思う。そして、なにより、みんな輝いた目で話していた。
そのエネルギーがきっと、次のコンサートのステージで形となって現れます!!
「前を見るって勇気いるけど、おそれずに前を向いていかないとですねー」僕が言うと、黒澤さんが「運転中は勇気とかおそれずにじゃなくて、前をちゃんと見てくれよ!」
「安全第一、健康第一ですねー」(笑)
窓を開けると、いつの間に涼しくなった、風が気持ちよく通り過ぎていった・・・。


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