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羽生 清和園

今日も朝から夏のような暑さでした。
スタッフの黒澤さんの紹介で、羽生にある清和園という老人ホームでの演奏でした。
10時に会場に着いて、準備をして本番は13時から。
今回は職員さまからリクエストも聞いていたので、選曲もばっちりでした。
リハーサルを終えて、楽屋で冷や麦をいただきました。自分でそばを作ったり、そうめんをゆでたりはしますが、冷や麦っていうのは本当に久しぶりで、なんだか懐かしかった。
しかも天ぷらが沢山あって、ほうれん草も薬味としてついていて、すっごく美味しかった。みなさんも是非この夏お試しください。冷や麦をゆでて、めんつゆに大根おろしと、ほうれん草のゆでたのと、ネギを入れて、食べる!本当美味しかったー。
さて、おなかもいっぱいになってさて、本番!
30人くらいのおじいちゃんおばあちゃんの中での演奏でした。はじめに「ここにいるから」を歌って、自己紹介。
その後はリクエストで「北国の春」「人生いろいろ」などを続々と歌った。途中、ふるさとが盛岡です、というおとうさんがいて、わんこそばを食べた話しで盛り上がった。
男性の平均は80杯なのですが、100杯食べると記念品がもらえるので、必死で100杯以上食べました。なんて話しから、僕の母は羽生の人なんです。という話しをしたり。スーパーマーケット「ケンゾー」で以前毎年ステージに立ってた話しもして、会場はみんな笑顔に聞いてくれました。
後半は「そろそろ僕の歌を歌ってもいいです」と言って、みんな盛大な拍手をくれた。そして「さよならも言えなくて」「Goodちょっとパラダイス」を歌った。
「幸せなら手をたたこう」でみんな運動して、最後は「川の流れのように」で終わった。
当初の予定では45分間の予定だったが、気付いたら60分ちょっとのステージになった。
みんな元気な顔で、楽しそうに、時には真剣に僕の歌を聴いてくれた。
終わった後も、「これ、裏の農園で作った植木なんだよ」と言って、こもち草という植物をいただいたり、「これうちらが作ったんだよ」と言って袋いっぱいのキュウリをいただいたり、「暑いから食べてください」と言ってかき氷のアイスをいただいたり。本当にみなさん優しくしてくれました。
「また元気でお会いしましょうね!」と言って、手を振ってくれるおじいちゃんおばあちゃんに手を振り替えして、会場を後にした。

いろいろな所で歌う事はありますが、「心になにかが伝わった」って思える会場は本当に大好きです。
今日も一人のおじいちゃんが「すごく、勇気がわきましたよ」と言ってくれて、こっちが勇気をもらいました。
「歌える事の幸せ」「聞いてもらえる喜び」「感動し合える大切は時間」をこれからもかみしめてがんばっていこうと決めました。

夜は雨が降った。
夕立のような雨だったが、すぐにやんで、空を見た。
今こうして日記を書いている、僕の上の空は暗い闇の中に、いくつもの蒼い夕焼けの筋が見える。
「綺麗だ」空を見てそう感じる時間を最近忘れていたような気がする。
色んな物を感動して、傷ついて、そして愛してこれからもがんばっていきます。

さて!次は小川町ストゥーキーです。どんなステージにしようかな!? 楽しみにしていてくださいね!

まだまだ暑い日が続くようです。お体に気を付けて、ちゃんと水分とって、明日もがんばりましょう!

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