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滑川森林公園~嵐山駅~所沢駅 NHKテレビ取材

今日はNHKテレビの取材が入った。
来週の火曜日(7日)の夕方6時~7時の放送で総合テレビ(1チャンネル)「首都圏ネットワーク」で放送されます。

13時半に森林公園に到着。
取材の人はまだ来てなかった。
森林公園はすごく広くて、昔はよくサイクリングで来たものだ。
西口の方にはわんぱく広場というアスレチックもあって、日曜になるよ家族でよくきた。
あと、インディーズ時代のシングルChangeMyHeartのジャケットは森林公園の展望広場で撮影した。
今回は南口を選んだ。
しばらくすると取材の車がやってきた。
アナウンサーの河原さんを筆頭にカメラマン、音声さん、ドライバーの4人だった。
テレビの取材なんて本当にはじめてで、どうしていいかわからなかったが、いつも通りでいいんだ!と自分に言い聞かせていた。
ギターを持って歩き出すとすでにカメラが回り始めていた。
そして、園内に入って、噴水の前で準備をした。
今日はのぼり旗を2つもたてた。
天気予報は雨、でもこの14時の時点ではまだ降っていなかった。
でもやはり天気のせいか、お客さんも少なかった。
歌いはじめると、少しずつだが、人が集まってきた。カメラもまわっているので、どんどん集まってきた。森林公園の人も一緒に聞いてくれて、最後の「さよならも言えなくて」では、人がいっぱいになっていた。
これには僕も驚いた。
無事に滑川町の森林公園のライブを終えて、片付けをした。
片付けもカメラがまわっていたので、「いつも通りいつも通り」と言い聞かせていたが、やっぱり緊張するものだ。

早めに終わってしまって、しかも次の嵐山駅はすぐ近く。
取材の方々は先に出発した。
しばらくしてから、出発。
嵐山駅に着くと、駅のロータリーですでにカメラがまわっていた。
「あの体制で待ってたんだ」と思うとすごく申し訳なくなってしまった。
17時はもう暗くなっていた。・・が、テレビカメラはやっぱり明かりがないとだめらしく、3つのバッテリーライトをスタンドで組んでそれをともした。
はたら見ると、お祭りでもやっているかのような明るさだった。
歌いはじめると、地元の中学生や、地元の人が足を止めてくれた。
気が付くとすごいたくさんの人になっていた。
僕の歌が中学生の男子に伝わるかどうか不安だったが、一生懸命歌ったら、その3人組は嬉そうに「サインしてください」と言ってきたので、僕もすごく嬉しくなった。
今まで知らなかった町で知らなかった人とこうして出会える。本当に嬉しい事だと実感した。
タクシーのドライバーも聞いてくれていた。

そして嵐山駅を後にしようと思ったその時、車のフロントガラスに水滴が・・
雨だった。
「ついに降ってきたかー」
すると先に出発した取材の人から電話がきた。
「雨ですけど、所沢はどうしますか?」
と言ってきた。
僕は「雨をしのげそうなところでやります」と応えた。

いざ、所沢駅に着くと、雨をしのげそうな場所なんてなかった。
かろうじて、南口の前がちょっと屋根があったが、僕としては、人がたくさんいる西口で歌いたかった。
とりあえず、一回り見てまわっていたら、南口に取材の方々がすでに準備していた。
「やっぱりここですかね?」と僕が聞くと
「ここだろうと思って準備してました、でも別の場所でやられるなら移動しますよ」
と言うので、
「やっぱり西口の方がたくさんいていいですね、僕が雨に濡れて、聞く人は駅の構内の屋根があるところで聞けるし」
という事で、雨の中歌う事になった。
そして、8時になった瞬間
雨はやんだ。実際には降っていたが、傘がなくてもいられるくらいだったので、すぐに準備してビールケースの上に乗って歌った。
ライトもつくし、旗もあるし、ビールケースの上だったので、かなり目立っていた。
地元は元より各地からファンの人も応援に駆けつけてくれた。
すごい勢いで人が集まってきた。
最初に「さよならも言えなくて」を歌った。
そして、ChangeMyHeartそして、全市町村まわってますという話をして、「出会えてよかった」 本当にこうしてまわっていると、たくさんの人に出会えて幸せだ。
そして、最後にもう一度「さよならも言えなくて」
雨もちょっと降ってきていたが、みんな濡れながら聞いてくれて、本当に嬉しかった。
ライブが終わって、取材の人は聞いていた人へのインタビューをしていた。
最後は僕のインタビューだった。
「このキャンペーンで埼玉県になにを伝えたいですか」
という最後の質問に、僕はこう答えた
「僕のふるさとですから、すごく大切です。そして、がんばって、という人に言うのは簡単だけど、一番説得力があるのは「がんばって姿を見せる事」だと思います。
そして、たくさんの人の心に優しさが伝わって、みんなでなにか一つの事をできるようになったら、きっと全国でもおもしろい県になるんじゃないかなと思います。」

やっぱり僕のテーマは優しさで、それは優しい歌ではなく、聞いてくれた人が、自分の優しさに気づいてくれる事、そして、いつか平和でみんながみんなの事(人も自然も、動物も)を思いやれる地球になると思います。

こうして、長かった一日が終わった。
これからどんどんテレビはラジオに出て、たくさんの人に僕の歌を聴いてほしいですねー。
その為には、常に前向きに、聞く人の心にちゃんと届く歌を作っていきたいと思います。

帰ってきて、家で横になると「いつもより疲れたー」なんて思いました。
気づいてないうちにだいぶ緊張していたのかもしれませんね。
でも、人生の中の記憶に残る一日でした。



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