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錦糸町アルカキット さくま

アルカキットさんでのイベントはいつも天気が悪く、寂しい思いをするのですが、今日は暑くなく寒くなく、すがすがしい五月の風でした。
リハーサルをして、13時から本番。
4曲と短かったので、ちょっと盛り上がり初めて終わってしまった感じだったので、1回目と2回目の間に楽屋で曲を練習した。
「なつかしい曲やろう」と僕が言い出して、インディーズ時代のファーストアルバムから「想い出にレールをひいて」をやってみた。この曲を歌うと2000年のファーストツアーの事を思い出す。
鹿児島から札幌まで3ヶ月かけたツアーの色んな場面がよみがえる。
そして、カバーも「青春の影」をやる事に決めた。
この歌は「今日から君はただの女、今日から僕はただの男」というフレーズが大好きだ。
ただの男、女、そう聞くと、なんか悪いイメージがあるけど、でも普通の平凡な事こそ、最高の純粋な気持ちだと思う。だからこの「ただの女、ただの男」という言葉は、「君だけを素直に愛していくよ」というように僕はとらえている。素晴らしい歌だと思います。

それらの歌をふまえた2回目のステージも無事に終わって、CDもたくさんの人が並んでくれて嬉しかった。
帰り道は土曜日というのに渋滞も少なく、明るい時間に吹上のスタジオに着いた。

最近よく映画を見ます。感動する映画もそうでない映画も2時間です。
でも音楽は5分でそれに匹敵するような感動を与える事もできる。
でもただ歌う、演奏するのではなく、一字一区、一音一音に魂を入れないと、5分で伝えきれない。今日のステージは歌のもつドラマの深さ、言葉の表す物事の広さを実感しました。
もっともっといい歌を聴かせられるように、日々がんばって行きます。




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