kumakuma-blog

SOS桐生市民文化会館小ホール さくま

昨日のつかれもどこにやら、今日は毎度おなじみの桐生のイベント S.O.Sです。
会場は桐生市民文化会館。
朝は9時にスタジオの集合して出発。
10時に会場に到着してすぐにリハーサルをした。
今日は全部で5バンドだけど、その内の3つにストローがかかわっていた。
2番目の「エリーゼ」ではさくまがギターで参加、3番目はストロー、5番目に小野がギターを弾いたバンド。
慌ただしくリハーサルも過ぎていった。
リハを終えて、チャーリーと僕で久しぶりに桐生でずっとお世話になっているCD店「サウンド」に行くことにした。
デビューが決まったお知らせもあるし、しばらく顔だしていなかったので・・。
車で移動してお店について、中に入ると店長さんは休憩中で不在だったのでお店の人に挨拶するとなんて向こから言った一言にびっくり。
「デビュー決まりましたね!」
「なんで知ってるんですか?」
と聴くと、早速CDのカタログ(業務用)に載っていたと言うのだ。
さすがインディーズとメジャーの違いに驚いた。
そしてチラシをおいて「店長さんに宜しく伝えてください」と帰った。
会場に戻って、いよいよ本番。
楽屋は「エリーゼ」と一緒でそこのメンバーとストローもずっと仲良くて笑いが絶えなかった。まずは2番のエリーゼでステージに立った。途中小野が舞台袖でノリノリで笑わせてくれた。
そして、3番目のストロー。今日はドラムの山ちゃんも参加していて、選曲も「ロックの日」と題して、ノリノリの今日を連発しようと構成した。
まず小野がステージに出て、ベースのソロが始まる。
そしてメンバーがステージに入り、「StepintheBROADWAY」をやった。
この曲は普段ステージでやらないので新鮮でノリノリになった。
そして2曲目「HeartBreak」これもずっと前の曲でステージではやらないけど、めずらしくやってみた。ギターも中学の時に買ったフライングVを使った。
そして3曲め「HATUSKOI」「YUMEしかなかった」と続いた。
そして「今日はホワイトデーです、プレゼントを持ってきました。」
と言ってマシュマロを客席に投げた、6つも投げた。
そしてもう終わりと思わせて、「甘いものが嫌いだと言う人のために、持ってきました・・・・かきの種です」
と言って、お煎餅のかきの種を出して、それを最後に投げた。
そして汗だくで「YUMEしかなかった」を熱唱した。
最後はやはりはずせないこの歌「さよならも言えなくて」でしめくくった。
しかも今回はメジャーCDバージョンで最後はストリングスで終わるバージョンでやった。

5番目のバンドの時は、仕返しと言わんばかりに、舞台そでで「布袋寅泰」のマネをして、ギターを弾いている小野を笑わせた。

1日が終わり、舞台をかたづけた。
このイベントはストローのコンサートの舞台監督の黒沢さんがやっているので僕らも片付けに参加した。
そして、すべて終了して、「あつかれさまでした!」で帰った。
帰りにCD店「サウンド」にもう一度よって、ポスターを置いて帰ろうという事になって、立ち寄った。
店長さんもいて、久しぶりに会った。
「デビュー決まってよかったねー」と喜んでくれた。
そしてこれからどういう活動をしたらよいか、サウンドでもコーナー作ってバックアップしよう!とか色々話しをしてくれた。
そして、話しは昔話へとなっていった、「ストローは結成は99年って書いてあるけど、もっと前じゃないっけ?」と言われて「初めてここに来た時は僕がソロの時でしたから、97年ですよ、だからそれから数えると7年前ですねー」
そう言った時に驚いた、もう7年経つんだー。
あの時は僕がたった独りで「愛を感じたい」というCDのキャンペーンで有線放送を全国すべてまわるという事をやっていて、その時に立ち寄ったのが初めてだった。
あの時からずっとお世話になっているお店が沢山あることは今になっては宝もののようだ。
熊谷の新星堂(ニットーモール)、宇都宮新星堂、柏新星堂、四国のDuke、大分リズムレコード、鹿児島十字屋、新庄蜂屋、等々。
サウンドの店長さんは出会った時のインパクトが違った。
普通挨拶にいくと、「はい、そうですか、わかりました」で終わってしまう会話なのに、CDを渡すと早速聴いてくれて、色んな感想を言ってくれた。
どんなジャンルが好きだとか、これからはこうした方がいい、とか色々アドバイスしてくれて、CDも沢山入荷してくれた。
それ以来、桐生に行くと顔を出す・・・というよりも店長さんに会いに行く、と言った方が正解かもしれな。

そして、お店が混み始めて、忙しそうに働く店長さんに「では、またきます」と言うと。
「売れるとみんな来なくなっちゃうからねー」と笑ったので
「ストローは違いますよ、ちゃんとまた来ますよ!」と笑って言って店を出た。
出ると早速店員さんがポスターを一番いい場所に貼ってくれていた。

僕は有線放送キャンペーンの時から決めている。
お世話になったCD店でいつがビックになったら、店内に入りきらないくらいの人を集めて、インストアーライブをやりたい。
そんな恩返しをするという夢が、また明日への希望やエネルギーを作り出すのだ。

帰りの車の中で、ふと思い出した事があった。それは
CDメーカーから送られてくる、カタログ(業務用)に沢山のアーティストのCDが載っている、そこにボールペンで×がたくさん書いてあった。きっとサウンドで注文するかどうかのチャックだと思う。
そして、ストローのページに、まぎれもなく、不格好だけど大きな丸が書いてあった事を思い出し、一人笑った。


"
< 前の記事    一覧へ    後の記事 >