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12.5.6 花久の里コンサート (埼玉県鴻巣市)



ゴールデンウィークのファイナルは花久の里です。

東松山から移動してきて、会場へ。



機材を運び終えて、リハーサルをはじめた頃にまた空が黒くなってきて
すごい雨と雷。
リハーサル中に停電になってしまいました。

この停電って、ちょっと好きなんですよね。
今まで色々な音がしていて、明るい光が灯っていて、それが一瞬で消えて
静まりかえる瞬間ってなんとなく好きなんです。
子供の頃の夕立を思い出して。
そんな時にお湯だけは沸くので、雨に濡れて帰ってくると薄暗い中でお風呂に入るというのがなんか懐かしくて。

さすがに花久の里にはお風呂はないので、電気を使わずに出来る準備をやっていると
電気が復活。

雷の鳴る中で、バラードを歌っているリハーサルがなんかミスマッチで変な感じでした(笑)


(リハーサル中にイメージを作ります)

雨も上がり
16時から本番です。
今回はエレキギターを弾かないので、ガットギターを前半で弾きました。
ガットギターはナイロン弦なので、あったかい音が出るので好きなんです。
それでバラードを3曲。
後半はピアノの歌もやって、60分の第一部が終了。
第一部の衣装はずっと家にあった広いYシャツ。
ただのYシャツかと思っていたら、これはすごい高価なブランドものでした。
いつだったか自分で丸井のバーゲンで買ったのを忘れていて、ただのYシャツだとばっかり思っていたのですね~
「命~2011からのメッセージ」のCDの裏写真で着ているワインレッドのコートと同じメーカーでハムネットロンドンのものです。



ケーキとコーヒーを召し上がっていただいて
第二部です。
うってかわってのGパンのカジュアルスタイルです。



しょっぱなからトークで、香水の話。
楽屋から持ってきますよって言って、楽屋に入って、気が付くと客席の後ろにいるという
イリュージョンをやりました。

前半から盛り上がった第二部。
途中でGYPSY時代の初期の曲(19歳の頃の曲)「25時」や
後期の曲(24歳の頃)「黄昏」も歌いました。
昔の曲にスポットをあててのコーナーは
かつてバレンタインでチョコレートをいただいたファンの方に一曲書き下ろして、CDにしてホワイトデーでおかえしするという企画をやっていた事があって
その時に作った「君に出会えて」という曲を歌いました。
さびが「オレンジ色に染まる」というのが出てきて、今の僕のオレンジの原点のような曲です。
でも歌っていて違和感が・・・・
最後の歌詞は「繋いだ手がやがて離れてく」という別れの歌なんです。
ホワイトデーのおかえしなのに切ない歌だった事に20年経って今更気が付きました。

後半はまたまた「パイプル君ロック」で踊っていただいて、盛り上がって
アンコール。




一番最後はゴールデンウィークの最後なので
あたたかい歌「夕暮れの町」を歌いました。

こうしてゴールデンウィーク4月28日からはじまったライブ週間も
全9会場でのステージを全て終わる事が出来ました。

電源が抜けるトラブルもあったり、ダンスをやったり、手品をやったり、今村さんと共演したり、ホールでのコンサートもあったり、嵐になったり
色々とありましたが、さくまひできの成長を改めて実感出来たゴールデンウィークでした。

そして9月16日(日)クレアこうのす大ホールでのコンサート決定の嬉しいニュースもあって、ますますこれからもがんばって行きます。



(楽屋で最後の集中)






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