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12.4.8 むさしの村 さくらまつり (埼玉県)



鴻巣公園でのライブが終わり、すぐに機材を撤収。

移動してむさしの村さんへ。



桜の中でのイベントは2006年に出演させていただいた以来ですから
久しぶりのさくらの中でのライブでした。

むさしの村さんの芝生広場の方は、さくらがいっぱいあって、すごくきれいなんです。
さらに今回は園内すべてにイルミネーションも隠されていて
それを夕方のライブで点灯するという大役を僕がいただきました。

3月末からはじまったむさしの村さんでのさくら祭りの最終日が今日なのです。

むさしの村さんに到着して、いつも違う場所。
噴水の前に創られたステージに音響と準備して、すでにお客様もブルーシートを敷いて待っていてくださいました。
越生梅林で共演した方も来てくださっていました。

目標では3時30分からはじめようと思っていたのですが、ちょっとだけ遅れてしまって
3時40分頃からライブスタート。




30分くらいのライブでしたが、無事に終わって、一段落。
次は夜6時半からのライブなのですが、照明が必要だと思って
持参したパーライトをセット。


ちょうどタイミングよく、いつもファミリー館のライブの時にお世話になっている
音響照明の方が様子を見に来てくださいました。


(むさしの村の増田さんと照明の打ち合わせ)

一つを斜めから、もう一つを後ろからあてるように照明を組みたいという事を伝えると、延長の電源を持ってきてくださいました。
さらにワット数の問題が・・・

隣のチジミのお店から電源をいただいていたのですが、夜になるとそこも照明とつけるし、ホットプレートを使うと1000Wを楽に越える電力です。

僕の照明は片方が500w、本当は1Kの電球も持っているのですが、どこに行っても
ブレイカーが落ちてしまうので、500Wを入れています。
これを2つで1000W、ようするに1KWです。

この一口からだと足りないと思って、相談すると、ジェネ(発電機)から直接電源をいただける事になりました。

こうして、無事に照明を組む事が出来ました。

控え室もあったのですが、照明と音響が両方組んであると、会場でなにかトラブルがあってはいけないと思って、今回はずっとステージにいました。

ずっと立っていると、沢山の方に声をかけていただけました。
「さくまさん握手してください!」「ナックファイブ聞いてましたよ」とか
沢山あたたかい声をいただきました。

缶コーヒーをいただいたり、ホッカイロをいただいたり
みなさんホントにあたたかい方ばかりで嬉しくなりました。

今度からずっとステージにいようからなとさえ思いました(笑)

陽もかけてきて、いよいよライブの時間です。

打ち合わせでは6時25分に点灯をするという事で、その前に一曲歌ってから
カウントダウンという流れ、なので、6時18分にステージに上がって
「枯れない花」を歌いました。

そして、いよいよイルミネーションの点灯。


(点灯前)

(点灯後)

いくつかの場所で電源を入れるのですが、僕のカウントダウンをむさしの村の担当の方がすべてのスイッチにスタンバイした方に無線で伝えるという大それたプロジェクトです。

歌が終わり、それでは点灯しましょうと僕が言った時に、6時24分。
まさにぴったりでした。

5、4、3と会場のみなさんで叫んで
1,0!で
園内すべてにイルミネーションがともりました。

これはリハーサルをしていなかったので、ドキドキでしたが、うまくいって
さらに、イルミネーションを下見していなかったので、マジ感激してしまいました。

本当にきれいなイルミネーションでした。

そして、すぐに「ここにいるから」を歌いました。

イルミネーションの中で歌うこの歌は
本当にあたたかい気持ちになりました。

そして、ライブは続きました。

途中でリクエストの上を向いて歩こうを歌っている時に、野外で、しかも夜なので
星が見えるかも・・と思って
サプライズで見上げてごらん夜の星をと歌って、みんなで星を見上げました。

星もきれいに見えていて、すごい演出でした。

曲が終わってからも「あれが木星で・・」と説明してくださるお客様もいて
会場は一つになりました。

ライブがすべて終わって、アンコール。

最後は「おやすみ」をギター一本でしっとりと歌いました。

まさに空気に色を付けていくような感じでした。

こうして、満開の桜と、夕暮れと、イルミネーションと星・・・
沢山の感動を味わえるライブが終わりました。

桜は散ってしまうけど、桜は木は死なないんですよね。
そして、また来年もきれいな桜の花を僕達に見せてくれる。

すばらしい命を桜を通して見せていただいたような
2日間のさくらイベントでした。

本当にきれいなものを沢山見ましたが
僕にとってなによりきれいだったのは

ステージを見てくださる方の瞳です。

これからもその瞳にむけて、精一杯歌って行きたいと思ています。







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