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11.11.20 加須ご当地グルメフェス 花崎水上公園



道の駅はにゅうを後にして、加須の花崎水上公園へ

初めて出演させていただきます、加須ご当地グルメフェスの出演した。



加須の街は沢山見てきましたが、ここにこんな巨大なプールがあるなんて知らなかったです。
到着するとピンキッシュさんがステージをやっていました。

そして、共演の市川和男さんとも久しぶりの再会。
さらにコメットの松永さんともお会い出来ました。


(CDショップコメットの松永さんと市川和男さんと)

会場ではテントに沢山の食べ物が出ていて、なんとつけしんの野本さんもいらっしゃいました。
さらにいつも印刷物でお世話になっていて、ご本人もベースを弾くミュージシャンの細谷さんともお会い出来ました。

さらに入り口の所では川越の水上公園や北浦和HOPビルのイベント等でお世話になっていた大楽さんもいて、すごく沢山の方と再会できました。

しかも音響は以前僕がバイトしていた「テイク」さんでした。



最初のステージをやっている時に会場に見たことのある顔が・・・
そうです、今回となりの巨大会場でドリームフェスタというイベントも開催していて
そこにもステージがあるんです。
そこで2回ライブをやる、ミック入来さんがビール片手にやってきたのです。

2000年の柏ストリートブレイクの頃によく一緒にライブをやっていた方ですごくテンションが高くて、僕とは正反対の弾けた感じのアーティストさんで
僕は大好きなんですよね~
そのミックさんとは数日前からメールをしていて、「一緒みたいですね~」って盛り上がっていたのです。
僕の方からご挨拶に行こうと思っていたのに、なんと僕の本番中にいらっしゃいました。
なのでドキドキでした。
先日の泉谷しげるさんの時くらいドキドキでした。
だって、バラード歌っている時に、ステージに乱入しちゃったらどうしよう?って思いまして(笑)
後で本人に言ったら「そんな事はしないよ~!」って笑ってましたけど。


(ミック入来さんと)

ドリームフェスタの会場へもご挨拶へ行くとNHKさいたまさんやナックファイブさんや、広告代理店さん、沢山の方とお会い出来ました。

フラフラしていると「あれ?さくまひできさんですよね」って声もかけられたりしました。

加須のイベント会場へ戻ってから、来週の羽生のゆるキャラのイベントの打ち合わせをしました。

まもなく本番・・・・
ああ!!

そうです、市川和男さんと数日前にメールで「久しぶりなので、一緒になにかやりましょう」って打ち合わせをしていて
「夏の終わりのハーモニー」を一緒に歌う約束をしていたのです。
練習は本番前にやればいいよねって言っていたのですが

お互いバタバタで、気が付いたらもう僕の前の市川さんのステージが始まっていました。

これはぶっつけ本番だな・・・って覚悟を決めました。

市川さんの名曲「ひまわり」が終わり、僕が出て行き
いつもの爆笑トーク大会。



そして一緒に「夏の終わりのハーモニー」を練習なしで歌いました。
なので、どこをどちらが歌うかは決めていなかったのですが、自然に歌いながら振り分けて行きました。
しかも1番のサビは自然に僕が下のパート、そして2番のサビは自然に僕が上のパートになりました。
これはお互いのキャリアがなせる技でしたね~
でもこうやってアーティスト同士がなにか一緒にやれるって本当に素晴らしい事だって思うんです。
せっかくの共演ですから、自分だけの世界ではなく、やっぱりジョイントをするって楽しいですよね。
アーティスト同士の楽しみにもなるんですよね、その日の。



お次は僕のステージになりました。





最後はアンコールもいただき、アンコールの時には「今日は僕の誕生日なので、おひねりでもなんでもいいのでくださーい」と冗談で言って
2番からは「なにも飛んでこないので、こっちから行きます」と言って
客席を練り歩きながら、野菜やら米やら、うばって(笑)まわりました。
なかにはポケットティッシュをくれる方もいて会場は爆笑に包まれました。


(野菜かえせ~!!)

(他になにかもらえないかな?)

加須観光大使として、今日も加須の空の下で歌えて光栄でした。

歌い終った瞬間、さっきまで夕陽も出ていたのですが、なんと大雨!!
まるで歌い終えるのを待っていたかのような雷まじりの大雨でした。

即売をやっていたのですが、ファンの方がぬれないように、テーブルをテントの中の方に移動しました。

雨宿りが終わり、またオレンジ色の空になってきました。


本来は雨の天気予報だった誕生日のライブでした。
母のふるさと羽生でも朝日が差し込んで、父のふるさと加須では雨を降らすのを待ってくれて、まさに父が天国でお天気神様と話会っていたかのように感じます。

帰りの夕陽は本当にきれいでした。
空って不思議ですよね、決して手が届かないのに、こんなに手にとってわかるような感動を与えてくれるんですからね。

機材運びの台車を停めて、オレンジの空をしばらく眺めていました。

そしてこう誓うのでした。
40歳からの俺ももっともっとがんばって行くよ!・・・と。

会場は片づけに入っていたのですが、最後のビックイベント
世界1長い手打ちうどん作りが終わりました。
想定の結果は1529メートル!!
会場には長机を永遠に並べたテーブルの歌に何往復もしたうどんができあがっていました。

長いうどんを創る事になんの意味があるのかと尋ねられたら答えはないのかもしれないけれど、この結果を聞いた時に、すべての人が笑顔になった。
間違いなくなにか意味があった瞬間である。

歌を歌う事も同じだと思う、そして人が生きて行く事も
なんの意味があるという問いにはきっと答えは出ない。
でも、それをやっている事で、なんらかの意味が生まれてくるのだと思います。

意味のない歌を歌う僕、そして意味もなく会場で歌を聴いてくださる方
その間になにか大きな意味が生まれたのならば、きっとそれを幸せと呼ぶのでしょう。

これからも聞いてくださる方との間に、幸せを見つけて行きたいと思います。

しかしすごいな~1529メートルのうどん
今度、1529時間のライブとかやってみようかな~!!(笑)

40代のさくまひでき。
本気でがんばります。


(サイン会)



(台車と季節はずれの入道雲)


(オレンジの空)

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