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(本文)09.12.22 さくまひできとミュージックフレンズ クレアこうのす


さくまひできとミュージックフレンズ
すっごく楽しい一日でした。

地元クレアこうのす小ホールは歌い慣れた会場なのですが、今日は特別なイベントです。

クリスマスイベントで、しかもお友達の千綿偉功さんとユウサミイさん、そしてフルートの横田美穂さんとのライブでした。

なんとなく「やろうよ」っていうところからはじまったコンサートだったのですが、
日が迫るにつれてどんどんみんなの中で団結感が生まれてきました。

そして、フラワーラジオのクマクマパラダイスでみんなゲストで出演したあたりで、「こんな感じでやろう」と決まってきました。

基本的なテーマはアットホームな感じでした。

途中でそれぞれセッションをやるのですが、それも実は今日初めてみんな合わせたんです。

なので、楽屋は常にギターの音と歌声であふれてました。

お昼から通しリハーサルをやって、だいたいの流れをつかむと
いよいよ開場。

本番前に、舞台裏でスタッフさんも出演者もみんな集まって、シャンパンを空けました。
みんなノンアルコールだったのに、僕のあけたやつだけアルコール入り!!
「さくまさんそれ全部飲むんですよ」って言われて、ちょっとだけ・・・って思って飲んだら、これが結構強くて・・・
さらに修司さんに注がれて、あれよあれよと真っ赤になってしまいました。

オープニングアクトの横田美穂さんのすばらしいフルートの音色、そしてギター中村修司さんの言わずとしれた、ものすごい表現力のフレーズ。さらにパーカッションの中野久美さんの音圧のあるリズム・・・
最高のオープニングでした。

そして、千綿さんサミイさん、そして酔っぱらいの僕の登場。
トークの内容も決まってなかったので、スタッフさんも出演者もみんな「さくまがなにを言い出すのか?どんな流れになるのか?」それがワクワク感にかわって
全員が一つになっていた感じです。

そしてお客様との線もなく、最初のトークからはじけまくり。

そしてセッションでサミイさんと僕で「あずさ二号」
これは最高でした。
終わったかと思って、またはじまって
「この歌は~いつまで経っても とても終わりそうに~ありません・・・」って歌詞を変えて歌いました。

ここではいかに脱線出来るか・・これがテーマだったので、二人で思いっきり脱線・・・
そして、締めてもらいましょうという事で
千綿さんのステージ。

裏のモニターで見ていたのですが、最高のステージをやってくださいました。

そして、またみんな登場。

そして、修司さんと千綿さんのセッションで「友よ」という千綿さんのオリジナルを披露。
ここでは僕とサミイさんは聞き手役なのですが、すっごくのりがよくて、思わずコーラスをやってしまいました。

そしてサミイさんの曲に修司さんが入って、ブルースを聴かせてくれました。
ますますアルコールを飲みたい雰囲気になったのですが、歌詞の内容はすっごくいい感じでした。

そして、続いてはユウサミイさんのステージ。
まねの出来ないギターテクニックとそして、オーストラリアに住んでいる国際的なお話をいっぱいしてくださって、またメッセージの強い歌も聴かせてくださいました。

千綿さんの知覧の歌もそうですが、みんなメッセージがある歌を披露していて、
「あれ!?」僕の選曲には今回ないや・・・!(笑)

サミイさんのステージが終わり、みんな登場して、トーク。
普通コンサートってある程度どんな話が出るのかわかっているのですが、今回はまったくなにもないので、ステージにいるのに、本気で話しに聞き入ってしまったり、本気で爆笑してしまったり、最高でした。

そして、セッションでサミイさんと千綿さんで「クリスマスイブ」
この辺からやっとクリスマスっぽくなってきますね。
そして、僕と千綿さんで「ハナミズキ」
そして、僕のステージです。

「いま守りたいもの」からはじまって
「こなゆきはスローモーション」
あったかいラブソングをいっぱい取りそろえてのステージでした。

最後は中村修司さんを迎えての「隣の芝生は青く見えなかった」
これも今日はじめて合わせたのですが、楽屋で合わせている時から
ものすごい気負いで歌を押されるんです、修司さんのギターって。

しかも本番はなおさらでした。
歌いながら、心がのどを抜けて、口から飛び出しそうなくらい
感情的に歌えました。

そして、修司さんともそして、今日の関係者の方とも親しい方のご兄弟が先日この世を去って。そして今日がお通夜なのですが、その方の事を思い出したり。
さらに、このクレアこうのすって父のお通夜の翌日、告別式の日の朝、ここでステージがあって、僕は涙を見せずに笑顔で歌った事も思い出しました。

いろんな事が心をわきあがって
そして、「隣の芝生は青く見えなかった」の名演が終わりました。

きっと僕の歌の中で、今日の隣の芝生は青く見えなかったは歴史に残る事でしょう。

最後に全員集合して、ジョンレノンの「Happyクリスマス」を歌いました。

まさにみんなが平和で、そして幸せでいてほしい、そして
命のありがたみ、そして、生きている事のつらさ
さらに、そのつらさを分け合える友達。
そんな気持ちの集大成のようなフィナーレでした。

今日の友達は、自慢の友達です。
だって、こんなすてきな時間を練習もなく作り上げてしまうんです。
それは、日常からの心磨きのたまものだと思います。

熱い想いが一つになって、そして、聞いてくださったお客様の熱い心に届いた
まさに、一緒になれたコンサートだと思います。

そして、今日のコンサートを作りにあたって、沢山のスタッフ
音響さん照明さん、そしてクレアこうのすの方。
掃除の方もです、
さらに舞台監督さん(僕の台が高くて、足おきの台を持ってきてくれた方)
みんなの力があって、このコンサートが成功したと思います。

そして、こうのすから発信して行く、Newフォーク村のような形が出来て行くといいなって思っています。

コンサートが終わってからも、みんなの笑顔はまったく絶えないまま
一日が終わりました。

本当に最高のクリスマスプレゼントになりました。

今日という日を一緒にすごしたみんなに幸ありますよに!
メリークリスマス!!


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