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(本文)09.12.6 守口ロイヤルパインズホテル


今回で2回目のコンサートとなります、大阪は守口ロイヤルパインズホテルの12階(最上階)のラウンジでのコンサートです。

朝、ホテル若水の展望風呂に入って出発!

予定よりも早く守口へ到着。
地下の搬入口から機材をおろしていると、またやっちゃいました~
おもたいスタンドのケースを持った時に、どうなったのかよくわからないのですが、
左手の甲の中指と薬指をえぐってしまいました(言い方がエグいですよね(笑))
僕の嫌いな血液が流れてきましたが、これを拭き取ってしまっては回復が遅くなる。
しかも、これから長時間のコンサートでギターもピアノも弾く。
ギターに関してはコードを押さえる方で、関節が極度に曲がったり、のびたりするのです。
固定もできないので、そのまま早めの回復をいのるだけでした。

12階でセッティングをして、リハーサル。
この時も、ちょっと固まった傷から、また流血したり、繰り返していましたが、
僕は熊です(笑)
そのままで気にしないでリハーサルを続けました。

リハーサルが終わった後も、なるべく手を握ったりひらいたりして、傷が固定しないようにしていました。

お昼は向かいの京阪百貨店の家族亭というおそばやさんへ!
このお店、埼玉県にもあるので、関東のお店と思っていたのですが、関西のお店だったようです。
そういえば、あったかいにしん蕎麦を食べる時に、おつゆの色が薄い感じがしていました。その答えが今日出ました~。

会場に戻って、14時
開場です。

バックルームで何度も今日のコンサートの流れを確認して、14時30分ステージへ。

「ここにいるから」ではじまったコンサート。
気になる指の傷はまったく気にしないで歌う事が出来ました。

お客さんも沢山見に来てくださいました。

途中でピアノも弾いたのですが、ここの白いピアノがかっこいいんですよ。

5曲歌って第一部のステージが終了。
どうも緊張感が抜けきらないので、第二部は関西限定(今のところ)のサングラスなしバージョンで、さらにカジュアルな衣装にしました。

そして第二部はトークもはじけて、盛り上がりました。

途中のトークで「窓の外の景色もきれいな夕暮れになってきましたね」と言って、まだ全然夕暮れじゃないのでおかしかったです。

アンコールもいただき、最後はピアノで「オリオン」
でも、途中で歌詞を間違えてしまい、もう一度最初から。
・・ってその前に「きよしこの夜」を歌ったりして、すごく臨機応変なライブでした。

サングラスをはずしていたので、お客さんとの目も合って、すごく気持ちの伝えがいのあるコンサートでした。

コンサートが終わった頃、本当に夕暮れになって、12階からの景色はめちゃめちゃきれいでした。
オレンジ色にそまっている大阪のビルが、遠くで光っていました。

また次の季節にコンサートをやりたいな~って思ってしまいました。

さて、機材の搬出です。
車をとりにだいぶ離れた駐車場まで行ったのですが、「あっ!」
そうです、鍵を忘れてきてしまって、また戻りました。
でも、守口の駅前を歩く夕暮れはなんとも心地よかったです。

機材を積み込む時って、おろす時よりも気持ちが楽なんです。
それはきっと、今日のコンサートの事をいっぱい思い出している時間だからですね。

「いて~!」
ちょっと油断して、また傷に機材があたってしまって、ちょっと流血。
でも、そんな傷も、なんのその、今日の楽しかったコンサートを思い返すとなんのそのです!
来週のイオン日根野(大阪)でのライブまでには治る事でしょう。

夕暮れの道を走って、高速の標識を京都方面へ・・・
「また来週!」という感じで関西を後にしました。

途中諏訪湖のサービスエリアでそばを食べようと思って立ち寄りました。

前回、イオン猪名川の帰りの時に、ここによって、とろろそばと、野沢菜飯を注文したのですが、お店の方が間違えて、「とろろそばと、とろろ飯、ご注文の方」って
どんだけとろろ好きなの?って感じですよね(笑)
「野沢菜めしだったんですけど・・」って言うと、「すいませんすぐ作りますね」
と言うので
「いいですよ、ととろ大好きなんで、これでいいですよ」と笑顔で言いました。
だって、捨てちゃうかもしれないですからね、もったいない。

なので、今回は念願の野沢菜めし!!

「番号87番でお待ちの野沢菜飯のお客様~」
「はーい!!」

諏訪湖を見ながら食べる深夜の野沢菜めしが、すっごいおいしいかったです。

空はまぶしいほどのお月様
それが、諏訪湖に反射して、湖が黄色く光るんです。

輝く光は、なにかに写るとよけいにまぶしくそして、きれいに輝く。

僕の心から発した歌が、誰かの心に反射して、何倍もの優しさの光が広がるといいな~
そんな事を思って、また一口、野沢菜めしを口にした・・・・。

「やっぱうまい!!」

思わず独り言をつぶやいた僕の声に気がついてか、まわりにいるお客さんが
ちょっと笑った。
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