今回で2回目のコンサートとなります、大阪は守口ロイヤルパインズホテルの12階(最上階)のラウンジでのコンサートです。 朝、ホテル若水の展望風呂に入って出発! 予定よりも早く守口へ到着。 地下の搬入口から機材をおろしていると、またやっちゃいました~ おもたいスタンドのケースを持った時に、どうなったのかよくわからないのですが、 左手の甲の中指と薬指をえぐってしまいました(言い方がエグいですよね(笑)) 僕の嫌いな血液が流れてきましたが、これを拭き取ってしまっては回復が遅くなる。 しかも、これから長時間のコンサートでギターもピアノも弾く。 ギターに関してはコードを押さえる方で、関節が極度に曲がったり、のびたりするのです。 固定もできないので、そのまま早めの回復をいのるだけでした。 12階でセッティングをして、リハーサル。 この時も、ちょっと固まった傷から、また流血したり、繰り返していましたが、 僕は熊です(笑) そのままで気にしないでリハーサルを続けました。 リハーサルが終わった後も、なるべく手を握ったりひらいたりして、傷が固定しないようにしていました。 お昼は向かいの京阪百貨店の家族亭というおそばやさんへ! このお店、埼玉県にもあるので、関東のお店と思っていたのですが、関西のお店だったようです。 そういえば、あったかいにしん蕎麦を食べる時に、おつゆの色が薄い感じがしていました。その答えが今日出ました~。 会場に戻って、14時 開場です。 バックルームで何度も今日のコンサートの流れを確認して、14時30分ステージへ。 「ここにいるから」ではじまったコンサート。 気になる指の傷はまったく気にしないで歌う事が出来ました。 お客さんも沢山見に来てくださいました。 途中でピアノも弾いたのですが、ここの白いピアノがかっこいいんですよ。 5曲歌って第一部のステージが終了。 どうも緊張感が抜けきらないので、第二部は関西限定(今のところ)のサングラスなしバージョンで、さらにカジュアルな衣装にしました。 そして第二部はトークもはじけて、盛り上がりました。 途中のトークで「窓の外の景色もきれいな夕暮れになってきましたね」と言って、まだ全然夕暮れじゃないのでおかしかったです。 アンコールもいただき、最後はピアノで「オリオン」 でも、途中で歌詞を間違えてしまい、もう一度最初から。 ・・ってその前に「きよしこの夜」を歌ったりして、すごく臨機応変なライブでした。 サングラスをはずしていたので、お客さんとの目も合って、すごく気持ちの伝えがいのあるコンサートでした。 コンサートが終わった頃、本当に夕暮れになって、12階からの景色はめちゃめちゃきれいでした。 オレンジ色にそまっている大阪のビルが、遠くで光っていました。 また次の季節にコンサートをやりたいな~って思ってしまいました。 さて、機材の搬出です。 車をとりにだいぶ離れた駐車場まで行ったのですが、「あっ!」 そうです、鍵を忘れてきてしまって、また戻りました。 でも、守口の駅前を歩く夕暮れはなんとも心地よかったです。 機材を積み込む時って、おろす時よりも気持ちが楽なんです。 それはきっと、今日のコンサートの事をいっぱい思い出している時間だからですね。 「いて~!」 ちょっと油断して、また傷に機材があたってしまって、ちょっと流血。 でも、そんな傷も、なんのその、今日の楽しかったコンサートを思い返すとなんのそのです! 来週のイオン日根野(大阪)でのライブまでには治る事でしょう。 夕暮れの道を走って、高速の標識を京都方面へ・・・ 「また来週!」という感じで関西を後にしました。 途中諏訪湖のサービスエリアでそばを食べようと思って立ち寄りました。 前回、イオン猪名川の帰りの時に、ここによって、とろろそばと、野沢菜飯を注文したのですが、お店の方が間違えて、「とろろそばと、とろろ飯、ご注文の方」って どんだけとろろ好きなの?って感じですよね(笑) 「野沢菜めしだったんですけど・・」って言うと、「すいませんすぐ作りますね」 と言うので 「いいですよ、ととろ大好きなんで、これでいいですよ」と笑顔で言いました。 だって、捨てちゃうかもしれないですからね、もったいない。 なので、今回は念願の野沢菜めし!! 「番号87番でお待ちの野沢菜飯のお客様~」 「はーい!!」 諏訪湖を見ながら食べる深夜の野沢菜めしが、すっごいおいしいかったです。 空はまぶしいほどのお月様 それが、諏訪湖に反射して、湖が黄色く光るんです。 輝く光は、なにかに写るとよけいにまぶしくそして、きれいに輝く。 僕の心から発した歌が、誰かの心に反射して、何倍もの優しさの光が広がるといいな~ そんな事を思って、また一口、野沢菜めしを口にした・・・・。 「やっぱうまい!!」 思わず独り言をつぶやいた僕の声に気がついてか、まわりにいるお客さんが ちょっと笑った。