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(本文)09.11.17 北浦和エアーズ


またまたやってきました、60分のステージ。

なにを歌うかは決めずに、ステージに上がったのですが、外は雨だったため
今日という日にぴったりあった選曲になっていきました。

誕生日が近いという事で「HappyBirthdayブルース」からはじまったライブ。

中半は雨の歌特集。

そして、今日は父の命日
「隣の芝生は青く見えなっかった」を歌うのは特別な思いでした。

アンコールもいただいて、最後はなんとなく、本当になんとなく「愛色の虹」を歌ったのですが、
これが、歌いながら、歌詞が妙に今の僕の気持ちにはまってきて、
「悲しみの雨が上がった心から・・・」とか
「通り過ぎた愛のあらしが残して行ったものは、愛の色した、虹の空・・」とか
まさに家族愛を感ながら歌った歌でした。

そして、今日の雨は冷たかったけど、最後にあったかい雨の歌を歌えたのも
ただなんとなく選んだ選曲にありました。

まるで導かれたように進んでいった60分、全9曲のコンサートでした。

父の命日が終わると、3日後に、僕の誕生日がやってくる。
まさに悲しみの雨が上がった後に、また前を見つめるべき虹のような大きな空が現れるのです。

これからも人生、ずっと11月はこの気持ちが続いていきます。
それはまさに、「がんばれよ」という父の声にも聞こえてきます。

「あれから○年が経ったのか・・・」という気持ちの後に
「生まれて○年たったんだ、よし!また一年がんばるか!」という気持ちになります。

きっと「俺を偲んで振り返るのは、一年のうちで3日間だけでいいぞ」と言っているようにさえ感じます。

もうじき38歳になります。
もっともっと磨きのかかった「さくまひでき」になっていけるように
さらにがんばって行きたいと思いますので
是非みなさんこれからも応援してください。

帰り道でやがて雨が上がってきました。
「夜遅くには、星が見えるかな?」

やまない雨はない・・・
雨がやんだ後は、星が見える・・・・
雨がやんだ後は、明るく晴れ渡る空・・
どこか夢の道に似ている・・・
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