またまたやってきました、60分のステージ。 なにを歌うかは決めずに、ステージに上がったのですが、外は雨だったため 今日という日にぴったりあった選曲になっていきました。 誕生日が近いという事で「HappyBirthdayブルース」からはじまったライブ。 中半は雨の歌特集。 そして、今日は父の命日 「隣の芝生は青く見えなっかった」を歌うのは特別な思いでした。 アンコールもいただいて、最後はなんとなく、本当になんとなく「愛色の虹」を歌ったのですが、 これが、歌いながら、歌詞が妙に今の僕の気持ちにはまってきて、 「悲しみの雨が上がった心から・・・」とか 「通り過ぎた愛のあらしが残して行ったものは、愛の色した、虹の空・・」とか まさに家族愛を感ながら歌った歌でした。 そして、今日の雨は冷たかったけど、最後にあったかい雨の歌を歌えたのも ただなんとなく選んだ選曲にありました。 まるで導かれたように進んでいった60分、全9曲のコンサートでした。 父の命日が終わると、3日後に、僕の誕生日がやってくる。 まさに悲しみの雨が上がった後に、また前を見つめるべき虹のような大きな空が現れるのです。 これからも人生、ずっと11月はこの気持ちが続いていきます。 それはまさに、「がんばれよ」という父の声にも聞こえてきます。 「あれから○年が経ったのか・・・」という気持ちの後に 「生まれて○年たったんだ、よし!また一年がんばるか!」という気持ちになります。 きっと「俺を偲んで振り返るのは、一年のうちで3日間だけでいいぞ」と言っているようにさえ感じます。 もうじき38歳になります。 もっともっと磨きのかかった「さくまひでき」になっていけるように さらにがんばって行きたいと思いますので 是非みなさんこれからも応援してください。 帰り道でやがて雨が上がってきました。 「夜遅くには、星が見えるかな?」 やまない雨はない・・・ 雨がやんだ後は、星が見える・・・・ 雨がやんだ後は、明るく晴れ渡る空・・ どこか夢の道に似ている・・・