父のふるさと、加須市の55周年イベントの出演に続いて、母のふるさと羽生市の55周年のイベントに出演させていただきました。 会場はジプシーの頃から出演していた羽生市産業文化ホール(ジプシーの頃は小ホールです、今回は大ホール) 今回の僕の出演は後半の、羽生市イメージソング「羽を広げて~羽生の大空へ」を少年少女合唱団の方と歌うのと、「ムジナもん音頭」を地元の踊りの会、松美会の方の踊りと一緒に歌うという2曲。 前日に松美会の方とはリハーサルをしていたので、動きも完璧でした。 今日は午前中に少年少女合唱団の方との練習をやりました。 先生が「みんなこの歌が大好きなんですよ」と言ってくださったうれしかったです。 小学生の子供たちが10人くらいだったのですが、 いざ、ステージで歌い出すと、ものすごい声量! 僕もハンドマイクで歌うのですが、圧倒されてしまうほどでした。 リハーサルを終えて、楽屋でお弁当。 今日はじゃぱん亭の明太のりから弁当! これは、僕が主催する大宮ソニックシティでのコンサートでいつもスタッフやミュージシャンにお出しするお弁当! これがすっごいおいしいんですよね~ そんな事を思い出していると同時に、47都道府県キャンペーンのファイナル・・・どうしよう?って考えになってきました。 そこで、ホールが空いている場所を調べて、いろいろと計画を立てました。 動き出すと、結果を出すまでやるのが僕のクセで、なんとか計画が立てられそうです! 発表はまだですが、すっごいファイナルになる事間違いなし!! こうご期待。 午後はずっと羽を広げてと、ムジナもん音頭の練習を一人楽屋でしていました。 市制55周年の記念式典で間違えは許されません!! 何回も何回も歌いました。 そして、式典が終わり、紙芝居の上映の時に、舞台裏で少年少女合唱団の方と準備。 「みんながんばって歌おうね!」と僕が言うと、みんな最高の笑顔で答えてくれました。 司会の方のふりで、幕が開きました。 そしてピアノの伴奏・・・ 「大空を飛んでゆく熱気球に乗って・・・」歌い出してびっくり 子供たちの歌声が、リハーサルの時以上に出ているんです。 僕は歌を歌いながら、自分で作ったこの「羽を広げて」が、自分で言うのも変ですがすっごくいい歌に感じて仕方なかったです。 練習の時は主旋律をずっと歌っていたのですが、これは主旋律は子供たちに任せられる! そう思った瞬間、最後のさびで僕は一気にハーモニーにまわりました。 するとものすごい広がりの歌が会場中に広がっていきました。 こうして羽生市イメージソングのお披露目が感動の中終わる事ができました。 そして、すぐにソデからソデに裏を通って走って移動、スーツから、羽生ホテルルートインさんに借りてきて金のハッピを着て、松美会の方と一緒に「ムジナもん音頭」の披露。 この歌も踊りがつくと一気に盛り上がりますね~ 最高でした。 その後は中学生の歌の披露があって、最後に全員がステージに上がり 生声で会場の方も立ち上がって「ふるさと」を歌いました。 市長さんも僕の横にならんで、全員で歌う「ふるさと」はまさに このすばらしい街、羽生市を歌っているかのようでした。 そしてさらに、母のふるさとという思いで胸がいっぱいになりました。 母のふるさとの55周年、父のふるさとの55周年、そして僕のふるさと鴻巣市の合併記念イベントにも5年前に出演させていただき、さらに5周年のイベント川里フェスティバル・・・ なんだか本当に僕にはふるさとがいっぱいあって、それぞれで暖かくしていただいて 本当にしあわせものです。 ちなみに今回、鴻巣市長さんもいらしていました。 今度は鴻巣の歌作りたいですね~ 子供の頃から、なんの親孝行もできなかった自分で、歌なんてものにのめり込んで ここまで歩いてきてしまって・・・ でも、中学の頃から思っていました。 いつかこの歌で親孝行ができる日がきっとくると。 そして、今年09年がその年になりました。 ちょっと遅かったけど・・・ 父がもうちょっと長く生きていてくれたら、両親と一緒にいっぱい飲んで 「やったよ、羽生と加須で歌ったよ」って自慢できたんですけど。 でもきっと天国から見てくれてると思います。 歌をやってきてよかった。 やっと正式な形で父と母に親孝行できた。 そう感じています。 でも、まだまだ夢の道のりは長いです!! もっともっと親孝行できるように、次の目標を考えようっと! 改めて 加須市市制55周年おめでとうございます。 そして 羽生市市制55周年おめでとうございます。 どちらも僕にとって、ずっと 心のふるさとであり続ける事を誓います。 楽屋口を出ると、きれいな秋晴れの夕方の空でした。 「あー!気持ちいいね~」 羽を広げて飛んで行きたいくらいの空でした。 羽ひろげ生きてゆこう夢を抱いて・・という歌詞のように これからも羽を広げて、夢の空を飛んで行きます!! 「あっ!ムジナもんだ~」 着ぐるみの頭の部分がなんと、楽屋口においてあったのを発見して 思わずかぶってしまいました。 そこへ、ちょうど関係者の方がきて、「さくまさんなにやってるんですか(笑)」 顔が真っ赤になってしまいました。 みんなの笑い声が、どこまでも透き通る青い空に溶けていきました。 それはまるで 天国まで届くように感じたのは、錯覚ではなかったような気がした そんな一日でした。