お話をいただいたのは、2007年12月の事でしたから、一年前。
羽生のメルヘンというお店でクリスマスコンサートをやった時にいらしていた保育園の理事長さんに気に入っていただき、「是非うちの合同生活発表会にいらしてください」というお話をいただきました。
その時に日程を聞いてびっくり、約一年後・・・
まだまだ先と思っていましたが、気が付けばもうその日ですからね~
一年って本当に早いな~って思います。
夏に一度、園の方に出向いてのミニコンサートをやったので、それ以来の再会でした。
会場は行田市にある「みらい」というホール。
交通安全のイベント等でおじゃました事にある場所で、舞台の方もよく知っていてやりやすかったです。
午後からのステージだったのですが、午前中に園児のお遊戯(なんて言ったらいいんでしょう?僕らの時代はお遊戯って言いましたが・・今はなんて言うのでしょう?)
それを見させていただきましたが、衣装もすごいし、メイクもばっちり!
照明も完璧で、まるで本当にお芝居を観ているような感じでした。
自分が幼稚園の時、茶色い全身タイツで、ミッキーマウスのような耳つきのカチューシャをして、「クマ!!」なんてやった記憶があります。
これでクマなのかな?って、今思えば不思議ですが、あの頃はそれでも「仮装」という感じでしたね。
最後のキメのポーズで右足を上げる所を左足を上げてしまって、親には怒られる、先生には怒られる・・・きっとあの時に僕は
舞台の厳しさを学んだような気がします。
昨日はリハーサルの時に大道具をみさせていただき、なんとなくクリスマスっぽい感じもあったので、本番当日は急遽曲を変更。
クリスマスソングメドレーをやってみました。
しかも昨日の笑っていいともで稲垣潤一さんが出演させていて、お祝いのお花を贈った事もあって、「クリスマスキャロルの頃には」も選曲に入れました。
崖の上のポニョもちょこっとやってみたり、後半のゴールではみんなで「ヘイ!」
ここで予定の時間が過ぎてしまって、どうかな?って思って袖にいる先生を見ると「OK」をいただけたので、最後に「Tears」を歌って30分のステージが終わりました。
考えてみると会場にいるお父さんお母さんは僕よりも若いんですよね~
「みなさんは僕よりもお若いですよね」と言ったら
なぜか園児の子が「そう!」って言ったのには可笑しかったです。
ホールでお遊戯の発表が出来て、そして家族がみんな集まって、
なんだかいいですね~
やっぱり家族っていうのは「愛」の集合体だと思います。
どんなプロフェッショナルの人が演じるお芝居でも、ミュージカルでも、コンサートでも
我が子が舞台に出るという世界で一つのステージは、なによりも宝物ですね。
さすがの僕でも、この子供達の舞台には今日は勝てなかったでしょうね(笑)
でも、その子供の想い出の横の、わずかな記憶に「さくまひできって出てたよね」って残ってくれたら嬉しいと思います。
普段から舞台に出ている僕ですが、改めて「舞台」という宝物のような場所を意識する事が出来ました。
これから素晴らしいステージをやっていけるように
一生舞台人間で生きて行きます!!