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鴻巣こすもす祭り&熊谷ADAY

今年で3回目の出演になります、鴻巣(旧吹上)のコスモス祭り!

地元という事で、沢山の方が見てくれました。
会場で歩いていると、母校の吹上北中生に声をかけられたり、吹上中生に握手を求められたりと、さくまひできがしっかりと浸透してきているんだと思いました。

リハーサルは特にやりませんでした。
スタッフ黒澤さんに「外音と一緒だから」と言われたので、「じゃあ大丈夫です」と言った。
要するにお客さんが聞く音が、そのまま僕のモニターに出ているという事だったので、長年の信頼で、そのままの音が出ていれば特にリハーサルはやらなくても大丈夫なんです。

11時からのステージだったのですが、ちょっと早めの10時50分からステージははじまりました。
いつものように30分くらいのステージかと思っていたら、「60分ね!」と言われて、ちょっとびっくり。
昔だったら、すごくびっくりなんですが、今では、60分のステージって結構出来るようになってきたように思います。逆に「もうちょっと長くやりたいな」なんて思っちゃう事もあったりして(笑)。

昔の吹上体育館、現在コスモスアリーナ、の壁際に作られた特設ステージから、土手の方を向かって歌うのですが、僕から見る景色がよくて、お客さんも沢山で、すごく気持ちがよかったです。
歌っている途中で、セスナが銀テープを飛ばしながら飛んでいたり、グライダーが涼しげに風に乗っている姿を見たり、お客さんに申し訳ないなって思うようなドラマを実は見ていたんです。
もちろん、お客さんの方もいっぱい見ていましたよ、180度に広がった沢山の方々を見つめて歌うと、ありがたい気持ちと、精一杯の歌声がどんどん沸いてきました。

途中で僕の正面で立って聞いている新星堂の川端さんご夫婦に気が付きました。
いつか紹介してやろう、って思いながらついにチャンスが来た。
「舞姫」を歌う前のトークで、「好評なので、CD化出来るように進めています、CDが出た際は是非、新星堂でお求めください・・」と言って、紹介した。

今日も舞姫を歌うと、会場の空気が変わって行く気がしました。

最後の「ただ見つめてただけの初恋」を歌い終えると、アンコールがわき上がった。

感謝の気持ちを話して、最後に「ChangeMyHeart」を歌った。

2番からお客さんの方へと歩いて行った。
舞台の後ろにしかスロープがなくて、そこから下りたのはいいのですが、植木があって、お客さんの方に出られず、「あれあれ、どこから出たらいいのかな?」と言って、舞台裏をまわって、出て行きました。

携帯で写真を撮る人が沢山で、そのたびピースをしていました。
握手をしたりして、会場を一周しようと思ったのですが、握手の手があまりに多くて、周り切れませんでした。握手出来なかった方、すいません。

この握手の手が出ると、性分で全部しないと気がすまないんですよ(笑)
なぜかと言うと、手を出して、握手出来なかった時のむなしさて言ったらないですよね、ミッキーマウスと一緒に写真を撮りたくて待っていても、違う人が来てしまって、なかなか撮れない。
「今だ!」と思ってカメラを手に近づくと、また違う人が撮ってしまう、結局、時間がなくなって、ミッキーマウスが去って行ってしまう。
そんな悲劇って切ないですよね、例えが変ですけど(笑)

でも、それと同じ気持ちをあじあわせたくないので、見えた手はすべて握手出来るようにがんばってます。それでも気が付かない所で出来ない方がいたら、本当にごめんなさいです。

CD即売の時は、川端さんが手伝ってくれたので、すごく助かりました。
まるで新星堂のイベントをやっている錯覚になってしまいました。

即売の時は見たことないような長蛇の列!!
本当に嬉しかったです。
普段は汗をかいたままサイン会が進むのですが、今回は後半の方、汗もすっかり引いてくる程、長時間のサイン会でした。
これも嬉しい悲鳴です!これからも悲鳴を上げさせてくださいね(笑)

風船とばしも参加して、式典でいらしていた、国会議員の方ともご挨拶をして「すごくいい歌声で、感動しましたよ」と言われました。

さて、次は熊谷のADayです。
前回、2月にやった以来だったので、すごく久しぶりでした。

リハーサル中、マスターに「ジンジャーエール飲みますか?」と言われたので飲んでみると、すっごい!
なにがすごいかって、ショウガの味がすっごくするんです。
まさに本物のジンジャーエールでした。
アルコールが入っている訳ではないのに、体がなんだかぽかぽかしてくるようなショウガパワーを感じました。

そこで、今回のさくまプロデュースカクテル「舞姫」が誕生しました。
このジンジャーエールとカンパリを混ぜたものです。

4時半から本番スタート。
今回は3部構成になっていました。

第一部は「幼虫時代」と題して、さくまひできの昔の歌を披露しました。
「愛を感じたい」ではじまり、「MAP~真っ白な地図~」と続き、「ISay」「THEEND」等も歌った。
途中でジプシー時代の「モーニングサンシャイン」というポップな歌を歌いましたが、今歌うと恥ずかしいですね(笑)

全6曲を歌い終えて、20分の休憩。

休憩中はみなさんパスタを食べたり、サンドウィッチを食べたりでした。

さて、第2部は「ベストヒットさくちゃん」と出して、さくまひできのベストソングを披露しました。
「さよならも言えなくて」「遠い記憶」「Forever」「ラストシーン」「ただ見つめてただけの初恋」「青い地球」と途中にトークを挟む事もなく、たっぷりとバラードのステージでした。

本当は途中にトークを予定していたのですが、この空気のまま行こうとその場できめて、さくまワールドを作ってみました。

第3部は「色々」というタイトルで、色々な歌を披露。
「出会えてよかった」「Goodちょっとパラダイス」「元気」と続きました。
初めてライブに来てダンスをわからない方もいたので、一人ステージに出てきてもらって、踊りをやっていただきました。
元気のダンスは、手の平で踊るのですが、この方は人差し指を立てて踊っていて、楽しかったです。
それぞれ応用もOKですよね。

アニメの歌「50%のバランス」も歌い、夢を見た話し。

夢の中で「君の命はあと1ヶ月と告げられる。でも3つだけ願いを叶えてあげよう」と言われる。
その時、あと1ヶ月しかない人生の切なさと、3つという難しい選択で、目覚めた後も考えていました。
3つの願い・・・それはいったいなんなのだろう?
人それぞれ違うと思うが、人生の終わりが見えた時の、願い事って、これこそが人生そのものなんじゃないかと思った。
そして、その時に作った歌。
「三つの願い」を歌った。

最後は「ChangeMyHeart」で終わった。

アンコールは「たった一人のアンコール」。
さらに「舞姫」を歌って幕をとじた。

全21曲の充実したひとときでした。


その後はさらに、お店主催でのA-Dayディナーショー。
お店のお客さんを中心に届けるステージでした。

はじめにお店で毎週末にピアノ演奏をしている先生がいて、その方のオープニングアクトがあって、僕の登場。

「たった一人のアンコール」「こな雪はスローモーション」と続いた。
カバーのナンバーをやって、ピアノの先生と一緒に3曲披露した。
「涙そうそう」「ヘイジュード」「青春の影」を歌った。

会場からピンクレディーのリクエストもあって、「UFO」を歌った。

このあたりから会場も盛り上がってきて、アドリブでマスターのお母さんの歌を歌ったりした。マスターのお母さんもすごくノリがよくて、楽しかった。

後半は、突然お店に来てくれた(・・・っていう段取りなんですけど(笑))松井清をピアノにむかえたステージになった。

アンコールもいただき、最後にピアノと歌で「オリオン」を熱唱。

全15曲の夜のステージも無事に終わりました。

今日は午前中からコスモスで歌い、熊谷で2回のステージをやって、落ち着いた頃には、もう夜11時でした。

でも、疲れはなく、逆に胸の中が嬉しさでいっぱいでした。
一日にこれだけのステージが出来る事、そしてそのすべてに見てくれる方がいるという事は本当に嬉しい事です。

夜寝る時に、今日一日を想い出すと本当に笑顔になれます。
コスモス祭りで聞いてくれた人の笑顔、携帯で一生懸命撮っていた子供の姿、握手を求めてくれた方、川端さんの「今日は休みでビールのんじゃってたんですけど、お手伝いしますよ」とクシャクシャにしたビールの紙コップをポケットから出して笑った笑顔、A-DAYでお子さんが書いてくれた絵、涙を流しながら聞いてくれた事、昼も夜も全部見てくれた方、マスターの本番前の控え室での楽しい会話、色々な想い出が出来た一日でした。

そして、また明日から、沢山の方の心にさくまひできの想い出が残っていけるように、がんばっていきます!!

今日なによりも面白かった事は、
ピンクレディーをリクエストしてくれた方が、終わった後に、僕に一言。
「さくまさん、すいません、ピンクレディー歌っていただいて、嬉しかったのですが、僕、ピンクレディーっていうカクテルを注文しただけだったんです」
!!!!(笑)
「そうだったんですか!!」と大笑いした。
「でも、ちゃんと歌ってくれたさくまさんのお気持ち、すっごく嬉しいです、また必ず来ます!」と笑顔で帰っていきました。

とんだ勘違いでしたが、それで一つ絆が出来たように思います。

しかしピンクレディーってどんなカクテルなんでしょうね(笑)

長かった一日を振り返って、今日も「おやすみなさい」

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