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上尾エリントン

今回で3回目のエリントンです!
会場に着いて、いつもの気さくなマスターと会おうと「今日もいいステージやるぞ!」って勇気がわいてきます。
ドラムセットとかがあったので、それをまず片づけてから舞台を作った。
作ったと言っても人一人のれる台を設置するだけなのだが、これがないと後ろの人が見えないので、4月にやった一回目の時は台を付けづにやって、2回目はちょっと上げて、今回は大夫高い台を作った。ものちょっとで天井に頭が着く程(言い過ぎ)でした。

いよいよ本番。
1曲目は久しぶりの「Forever」からでした。
今回は舞台を引っ込めた事によって、前の方までお客さんが座っていて、これまたすごい緊張でした。歌っている時、いつも気になるのは、お客さんの顔です。表情ももちろんですが、僕から見えている事が条件ですよねー。要するに僕から顔が見えないって事は向こうも顔が見えないって事ですから。そこで、顔がずっと見えないお客さんを途中で見やすい席に案内して、コンサートは続いた。それでもまだどうしても見づらい人はまだまだ
いるのですが、ハートはちゃんと伝わるようにがんばってます。

第一部が終わって、2部はノリノリです!
最前列の男性のお客さんが、トークの時に突っ込んできたりして、だいぶ和気藹々とした雰囲気で進んでいきました。「これ以上しゃべってると、ガムテープで口ふさぐよ」と僕が言ってみたり、最後はスタッフが本当にガムテープ出してきて、僕に渡した。「いつでも準備万端だからねー」と言って笑った。
アドリブもやったり、楽しい時間はあっという間でした。
最後の歌が終わるとすぐにアンコールがかかった。そして再び登場して、「アンコールの拍手がバラバラですねー」と冗談言って、アンコール拍手の練習をした。「段々みんなの手拍子が合ってくるやつ!あれやってみましょう!」と言ってやったら、本当に、段々拍手がそろってくるんですよねー。あれって誰に合わせてる訳でもないのに、不思議ですねー。でも一体感があって嬉しいです。
最後は「オリオン」で終わった。
いつも終わる頃でも明るいのに、日が短くなったせいか、薄暗くなっていた。
帰りにマスターが「なんでみんなが感動して涙を流すのか、私は分析してみたんです」と輝いた目で言うんです。そして「それはねー、さくまさんの人柄が出てくる歌詞、そして歌とそれを生かすメロディー、あとはストーリーのある歌詞ですねー」と言ってくれた。帰りにスタッフに聞いたら「マスターはコンサートの最後の方、目を真っ赤にしてたよ」と言っていた。本当に感動してくれたのなら、すごく嬉しい事です。
帰ってからもまたまた嬉しいファックスが来ていたり、メールでの感想、それに勇気をもらっている毎日です。
スタジオに戻ってまもなく、サックスの斉藤君がやってきた。
松井君も小野も、山ちゃんも集まった。
そうです、今日は夜からのリハーサルでした。
みんな最高のステージになるように、がんばってます!
是非12月3日のコンサートも楽しみにしていてください!!

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