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鴻巣(吹上)コスモス祭り

夕べの雷が嘘のような秋晴れを絵に描いたような天気でした!
午後11時過ぎに会場に到着、荒川の土手に満開の秋桜。さすがにものすごく混んでいた。
中学生の「よさこい」や極真空手の披露。ステージもお店もフリーマーケットも本当ににぎやかでした。
楽屋で着替えて、12時過ぎに本番。
ステージ袖にいると、僕に挨拶をしてくださる方がいました。
鴻巣商工会の会長様、そして、鴻巣市市長様でした。
僕も鴻巣市民になって、しかも市長さんにご挨拶までしていただき、本当に感動しました。僕も「これからは吹上も鴻巣も川里も、一つになってがんばっていきていですね」と話をした。
市長さんも笑顔で応えてくれた。

市長さんの挨拶が終わり、いよいよ本番!
スタッフの黒澤さんがサウンドチェックをしてくれたので完璧でした。(リハーサルがなかった為)
いざ、ステージ(10トントラックの荷台を空けたステージ「以外に大きいですよね」)
にあがると、ものすごい人の数!!
「今回は60分の長いステージだから、途中で飽きさせてはいけないぞ!」と心で気合いを入れ直して、「ここにいるから」。
最初のトークで、「今日は、右に浅間山、後ろに富士山がうっすら見えてます。逆光でまぶしい方もいると思いますが、僕が放ってるオーラではありませんよ」というアットホームなお話で、みんな笑顔になっていった。
「出会えてよかった」「それぞれの旅」と続き、今日の日にぴったりの歌「秋桜」を歌うった。
「今度、母校の吹上北中学校と行田の埼玉中学校で講演をやるんですよ」という話をして、「夢はいつか現実にかわる」というテーマで話しをします、僕もデビューしたのが、昨年でした、夢を追い続けて、なんとかここまでこれました・・・・という話の後に「さよならも言えなくて」この歌の舞台が吹上だけに、この歌はものすごく感情が入ります。
そして、みんなで楽しく「Goodちょっとパラダイス」 沢山の人が踊ってくれました。
途中、子供がステージに乱入してきて、一緒に踊りました、これもまたみんな大受けでした。
そして、最後の話は、先日見た、松任谷由美さんのテレビ。
中国の歌手と韓国の歌手と由美さんが一緒に歌う。
アジアは今すごくもめてるけど、音楽や、映画、熊川哲也さんは上海と北京でバレーの公演をするようです。そう言った文化的な事はお互い認め合って、笑って歌っているのに、国同士はなぜか冷たくなってしまう。だから僕も歌を歌って、ほんの少しでも心が優しくなれたら、この世界が一つだって事に気付いてくれたら、そう思ってます。
違う町、違う県、違う言葉、違う国で憎しみ合っても、結局は同じ星に暮らすもの同士ですよね。 それは人も動物も自然も一緒です。この地球にみんなが生きている意味に気付く事、それは一人一人がほんのちょっとだけ優しくなれたらと思います。
・・・・そして最後に「青い地球」を歌った。

青空に響きわたる感覚は本当に最高でした。
聴いてくれる方の瞳も感動しました。

こうして、ステージが終わると、すぐにアンコール。
「いやな事があると、いっぱいイヤな事が目立つけど、心を変えていい方に振り向けば、きっと明るい日々になっていくはずです・・。そして「ChangeMyHeart」をギターを弾かずに熱唱した。

今日は始まる時に少し不安があった「今は沢山の人が見てくれているが、途中でいなくなってしまうかも・・・」
でも歌っている時は必死だったが、終わってみると、さらに沢山の人が見てくれている事に気付いた。そう思った瞬間。ありきたりな言葉だけど「もっともっとがんばろう!これからもさらにいいステージを届けていこう!」そう感じました。

楽屋に戻ると、町役場に勤めている中学の時の男子の同級生に会った。
「久しぶり!」とあの頃と変わらない会話が弾んだ。
さらに、3年の時に同じクラスだった女子の同級生にも会った。
「こんにちは」と言って近づいてきたので、僕も「こんにちは!」と言うと
「わかる?」と聴いてきた。「えーっと?・・・」と敬語混じりに考えていると、「○○だよ」と言った。そして「あーっ!」と僕も驚いた。
「久しぶりだね!」そこからはあの頃のままの話方になる。いくつになっても同級生と会うと、あの頃のままの話し方になりますね。

今日は他にも、2年ぶりにお会いした方や、前回の吹上神社以来、来てくれた人や、うれしい出会いが沢山ありました。もちろん、毎回のように来てくださる方もいつもいつも嬉しいですよ!

日が暮れ始め、イベントも終了した。
でも、秋桜が沢山咲いていて、しまも夕日がものすごくきれいなこの場所はまだまだ沢山のお客さんで賑わっていた。
今回も黒澤さんはものすごいスピーカーシステムでやっていた。鉄骨を組んで、しかもにくいのが、土手の方にいる人にも楽しんでもらおう、という事で、ステージから前を向いているスピーカー以外に後ろを向いているスピーカーもあったのだ。
それを片付ける作業を手伝った。
主催の青年部の人達もそれぞれ片付けをして、これもまた、祭りの最後の雰囲気でいですね。
鉄骨をばらして、トラックに積み込んで、片付けを終える頃、丁度、沈みそうなきれいな夕日だった。
それをしばらく眺めていた。
富士山の影がはっきりと見える、雲の色が2色にだんだんと変わってゆく。
本当に最高の一日の終わりでした。

イベントやライブってあっという間に終わってしまうけど、その何倍以上もの時間で作られているんですよね。
今回のお話をいただいたのも夏頃、そして、何度も打ち合わせがあって、当日になるんですよねー。 しかも前日から準備してるんですよ。
音響はステージのトラックが当日に入ってくるので、当日準備でした。

黒澤さんに「今日はちょっと暑かったですねー」というと
「朝5時から来てるんだよ!めちゃめちゃ寒い朝だったよー(笑)!」なんて言われてしまった。

最後は青年部の方に笑顔で見送られて、そして、青年部の僕の友達とも「また出てね!」「また誘ってよ!」と言って帰った。

一日を普通に生きる事も出来るけど、この10月23日に向かって進んできた、その一日はやっぱり心に残りますね。
今年も忘れならない一日になりました。
晴天の青空も・・・まぶしい程の太陽の光も・・夕焼けの景色も・・・スタッフの汗も・・そして、歌を聴いてくれた人の最高の笑顔も・・・。




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