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新座OSCデオシティー&吹上神社秋まつり

3日連続、4回ステージの3日目。
今日は2会場で、1つ目が新座のデオシティー、2つ目が吹上の秋祭り。
どうしても、不可能だったこの2カ所のライブを1月前にスタッフの黒澤さんと相談していました。「どうでしょう?可能ですか?」と僕が聞くと「大丈夫でしょ!いけるよ」と黒澤さんは言いました。要するに、新座の方は音響さんがいるので、そちらにお任せして、吹上神社のステージは黒澤さんチームが先に仕込んで、僕は新座が終わって、すぐに移動して、吹上のステージに立つという流れでした。
今日はキーボード松井清が参加してくれた。
2人だけで新座の会場に向かった。
天気もよくて、秋服でステージに出たが、ステージ上は周りがガラスになっていて、暑かった。
1回目はお昼近かったせいか、あまりお客さんはいなかったが、2回目のステージは沢山の人が見てくれた。
楽屋で松井君と話したのだが、「でも、以前はホント10人くらいしか見てない頃もあって、それにくらべてば、本当に幸せだよね」と言った。
見てくれる人が少なくても、精一杯歌う姿勢は崩さずにがんばってきた今までですからね。

曲は1曲目から「さよならも言えなくて」「足でまとい」とバラードで始まった。
そして、「なごり雪」「少年時代」。
最後に新発売のCD「青い地球(ほし)」のカップリング「それぞれの旅」そして「青い地球」を続けて歌った。
新作が出たので、選曲も改革している時期なので、試行錯誤をしながら、やっていて、今日やっとその答えが出た気がしました。
CD即売の時には持っていった「青い地球」がなんと完売して、足りなくなってしまいました。変わりに「さよならも言えなくて」を買って帰っていただいた方、本当に申し訳ありませんでした。

新座のステージも無事終わり、吹上に向かった。
思ったよりも早く、着いたので、急いで事務所に戻って、「青い地球」のCDを積み込んだ。
会場に着くと、黒澤さんチームが完璧に準備をしてくれていた。
おかげでリハーサルをやる事も出来たが、お客さんもどんどん集まってきていて、このリハーサルが本番のようなリハーサルになった。
「では、本番でやる予定のない『さよならも言えなくて』を歌います。と言って一人で歌った。なぜ一人かというと、松井君はリハーサルを終えて、もう客席に座っていたのだ。
次の曲から松井君を呼んで「涙そうそう」をリクエストで歌った。
そして時間が6時20分になり、司会の方が登場。いよいよ本番になった。
その頃には、すっかり陽もくれて、さっきまでがらがらだった、ステージ前も沢山の人が集まってくれていた。
「出会えてよかった」「Goodちょっとパラダイス」と一気に会場は盛り上がり。
「帰ってくる時に、荒川の土手に、沢山トンボが飛んでいて、秋になったな、って思ったと同時に、そんな景色が見えるこの、ふるさとを大切にしていきたいです」と話して。
「それぞれの旅」そして「青い地球」を歌った。
アンコールもきて「ChangeMyHeart」で幕を下ろした。

その後の即売会も沢山の人がCDを手にしてくれて、本当に嬉しかった。
中には幼なじみのお母さんや、中学時代の音楽をやっていた後輩、そして同級生のお母さん、と地元ならではの方も沢山声をかけてくれた。

こうして3日連続、4回ステージが無事に、というより、自分的には大成功に終了しました。
「青い地球」キャンペーンという形で、この秋はどんどんステージをやっていきます。その進む道をしっかりと照らしてくれた、そんな3日間でした。

黒澤さんと会場で「お疲れさま」を言って、松井君を送って帰った。
そして、家に着き、おりる時に松井君が言った一言がすごく嬉しかった。
「さくまさん、長年一緒にステージに出てますが、今日、初めて客席で『さよならも言えなくて』を聞きました。ステージ上でも気付いていましたが、今日は改めて感じましたよ。やっぱり、さくまさんってすっく歌がうまいですねー。ホントそう思いました。」
お客さんが「歌上手いですね」と言っていただくのも、それだけで嬉しいのに、普段ほめ言葉の出ない、仲間からそんな言葉が聞けた事が、すごく嬉しかった。

この秋を進んでゆくエネルギーを充電出来た週末でした。
でも、いつもいつもステージをやる度に充電していますが、いつ放電してるのでしょう(笑)。
これからも充電しそして、歌に心を乗せて放電して、ちょっとずつでも、成長出来るようがんばっていきます。



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