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さいたま市見沼区 ウィズコーポレーション納涼祭

2つの台風が日本列島に接近している、そんな今日でしたが、朝は天気もよく予定通り決行という知らせを聞いた。
ウィズコーポレーションさんの納涼祭は昨年も出演させていただき、2回目。
こうして、1年間予定が空いてもお話をいただけるのは、本当に嬉しい事です。
会場に行くと、社長さんと、いつも仲良くさせていただいている大楽(タイラク)さんがいて、一緒に準備をした。
リハーサルまでは天気も良く、「なんとか持ちそうかな?」なんて思っていた。
6時半からいよいよ本番。
今年も社員の方もご近所の方もファンの方も沢山集まっていた。
「ここにいるから」で始まって、「少年時代」を続いた。
そして、ウィズさんの社員で最近ご結婚した方がいて、その人を舞台に上げて紹介して、「出会えてよかった」を歌った。そして「Goodちょっとパラダイス」みんな盛り上がってきたら、様子が変?
傘をさしている子供がいた、「雨か?」そう思ってから、滝のような雨がアスファルトの会場の地面をたたきつけるまで、そう時間はかからなかった。
「早くしないとお客さんが濡れてしまう」そう思って短縮盤で歌っていたが、その演奏を終わった直後からは、本気の雨でした。
みんなテントやステージの方に避難した。
ステージも一時中止の合図が出ていたので、雨音だけが響く、シーンとして時間が続いた。するとモニタースピーカーから「雨のサンディ」が流れてきた。
「これは、歌えって事かな?」そう思いステージ袖の音響、黒澤さんを見ると、笑顔でうなずいていた。
僕が歌い出すと、ノイズのように暗く重く響いていた雨の音が音楽にかき消されて、僕の声が響いた。
その瞬間「音楽ってすごい力がある!」と自分ながら思った。もちろんその時に音楽を止めない事を判断してくれた黒澤さんのおかげだ。
すると、避難していた、ウィズの大楽さんが雨の中のイスに座り、リズムにのって歌を聴き始めた。それにつられるように、やっぱりウィズの社員の方がイスに座って聞いてくれた。滝のような雨なのに、びっしょりになって聞いてくれた。
ファンの方もイスに座って聞いてくれた。
本当に嬉しかった。「ひとり>ふたり」「愛色の虹」と続いた。
テントの中から聞いてくれている人も沢山いて、雨なのにイベントの雰囲気が壊れずに進んでいった。
そして、ステージ横では、予定を変更してマグロの解体が始まった。みんな雨に負けずにイベントを盛り上げていて、感動した。
2回目のステージの時はすっかり雨もあがって、川越の水上公園(ウィズさんが売店を出している場所)のバイトが終わった、若者が沢山集まった。
昨年も聞いてくれた人がいっぱいで、みんな楽しみにしていてくれたらしく、本当に盛り上がってくれた。
「元気」「YUMEしかなかった」と続けて大騒ぎ。
「ここにいるから」の時は大楽さんをステージに呼んで、一緒に歌った。
するとさっき雨の中聞いてくれたもう一人の方がギターを弾くマネをして、3人で盛り上がった。
後半は「Goodちょっとパラダイス」「さよならも言えなくて」「ChangeMyHeart」で終わった。するとアンコール。「青い地球」を歌った。
こうして、今年も無事にウィズコーポレーションの納涼祭は終わった。

ふと帰りに思った。僕の歌を、「ここにいるから」を間違えながらだが、歌えるという事ってすごいなー。よく口ずさんでくれる人も沢山いる、それって、楽曲を作った僕としては、最高に嬉しい事なんだと思った。
歌っている時にさくまひできも嬉しいが、作り手、作詞作曲家のさくまひできとして、ものすごい嬉しい。作り時は「これでいいのか?」とか「もっとよくなるのでは?」とか「心がちゃんとこもっているか?」とか考えているが、こうして、誰かが歌っている、覚えているって本当に嬉しい。
そんな事を改めて気が付いた、そんな夏の終わりでした。

 

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