kumakuma-blog

江南町大沼公園~花園道の駅~川本鹿島古墳郡~寄居駅

朝から天気が良かった。
江南町は四季の湯温泉によく行くので知っていたが、大沼公園は始めてだった。
いざ行ってみると公園というより沼があって、その真ん中に小さな島がある、そこに赤い橋がかかっているのだ。
その島で歌った。
鳥居がたっていて、社もあって、心の中で「キャンペーンやってますさくまです、ちょっとお邪魔します」と神様に言った。
ここにも聴きにきてくれる人がいた。
地元の人が「ここに主は白蛇なんです」と言っていて、日本昔話を思い出した。

2カ所目は花園町の道の駅。
実は順番を次ぎの川本と逆にした方がよかった事に今更気付いた。
江南と川本は隣、そして花園の先に寄居、という順番なのに、なにを間違えたか川本と花園が反対になってしまっていた。
ここでの許可をもらった。
そして歌い始めると、一人の営業マンの人が来た。
「さくまさんって知ってますよ」と言ってきた。
なんと宮原のステラタウンで奥さんと見ていたらしいのだ。
こんな所で会えるなんて嬉しいですね、と話した。
秩父方面からのファンの人も来てくれて、夕焼けの中歌い続けていると、「テレビで見ました、いつ花園に来るのか待ってたら今日だったのですね」と言ってくれる人が現れた。まさか偶然ここにきて良かったです。そう言ってくれた。
川本と花園の順を逆にした事でこんな素敵な出会いがあった。これもなにか見えない力が働いているのかな?

3カ所目は川本町の鹿島古墳群。
もう夕暮れになってしまって、寒さもしみてきた。
場所につくと、「白鳥飛来地」と書いてあって、何台か車もあって、たこ焼き屋も出ていた。
県内でも珍しい白鳥が飛来する場所だったのだ。
白鳥を見ようと思って、川沿いを歩いていったが、歩いても歩いても出てこない。
10分くらい歩いただろうか、やっと川辺に出た。
そこに広がる景色に僕は胸を打たれた。
夕日が映った川に何羽もの、そう50羽近い白鳥がいたのだ。
カモもそれ以上の数がいて、みんな自然の中で中でゆっくりと戯れていた。
しかももう人はだれもいなくなっていて、そんな景色を独り占めしてしまった。
是非みなさんも行ってみてください。川本町の鹿島古墳群の所に白鳥飛来地入り口があります。10月~3月まで見れるそうですよ。

さて、5時になるとさすがに真っ暗だった。
歌いはじめようとしても誰もいなかった。
でも、やらなければ!と思って準備をすると、たこ焼き屋のおじさんがやってきた「なにをやるんだい?」
「今埼玉の全市町村まわってるんです」
すると、
「テレビで見たなー、そういえば、しかし今からかい? 誰もいなくてかわいそうだなー」
そう言ってたこ焼き屋のおじさんは歌を聴いてくれた。そして最後に「なにもないけどさ!」
と言ってチョコバナナをくれた。
「今度は休日の昼間にくるといいよ」
そうおじさんが言ってくれて、古墳群を後にした。

寄居駅は突き刺すような寒さだった。
そんな寒い中聴いてくれる人がいると本当に嬉しい。
「インターネットで調べて来ました」という寄居の方もいた。
タクシーの運転手さんも聴いてくれた。

いよいよ終盤にさしかかったキャンペーンだが、最近思うのは、このキャンペーン終わらないで欲しい、そんな事を思ってしまう
色々な人と出会って、色々な場所で歌えて、今思うのは「やって良かった」という事だ。
・・・でもまだまだ続くから、しかもどんどん寒くなってくるので、ますますがんばろう!
明日は志木ららぽーとです!
がんばっていきましょ!!




"
< 前の記事    一覧へ    後の記事 >