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平塚OSC湘南シティー  さくま

夕べは厚木健康センターで泊まったので、朝はゆっくりでした。
9時に出て、平塚OSC湘南シティーに向かっていくと、11時入りだったのに、なんと9時半に着いてしまった。
あまり早すぎても悪いので、時間をつぶそうという事で、チャーリーの「どこにいきますか?」に小野の「海!」という一言で海に行った。
埼玉には海がないので、海が近くになると、必ず見たくなる物です。見えた瞬間、埼玉県民は決まって、「わー うみー!」と言います。(笑)
近くの駐車場で車を止めて、のんびりとしていた、10時半にそこを出発。
いつも慣れ親しんだ、OSCに到着して、機材を運んだ。
ここは大きなショッピングモールで、その中に野外ステージがある。
ステージに行くと、いつもの音響の人がいて、挨拶をした。
なめらかな段取りで、リハーサルをして、楽屋に入った。
いつもこの楽屋(2階の事務所の会議室)に入ると、2000年の時の湘南デビュープロジェクトを思い出す。沢山バンドがいて、みんなわきあいあい、話をして、本番前に盛り上がったなー とふと思い出し、あの頃より、なんとく広く感じる会議室を見てちょっと淋しくなった。
13時、1回目のステージが始まった。「ここにいるから」で始まった。
いつになくハイトーンが出る!そう思った僕は、大夫張り切って、ハイトーンを出しまくった、ライブになってしまった。
1回目が終わると、たくさんの人がCDを買ってくれた、久しぶりに会う人もいたり、なんだか嬉しかった。
中に前回のツアーで仙台で見てくれた名古屋の人が、東京に用事があって出てきて、わざわざ、平塚まできてくれた。
さて、楽屋に戻って、会議室にいるのも淋しいので、喫煙所で、OSCの人と、音響の人とで、一緒に昔話をした。あの人はどうしてる?とか、あの時は大変だったねー とか、すごく懐かしかった。
2回目のステージは「ありがとう」から始まった。
さて、後半にいこうと思った、その時、会場の人が、「「フレンド」歌ってください!」と言ってきた。段取り的には次にピアノに座って、さよならも言えなくてにいう所だったので、ビックリしたが、僕も「フレンドですね、段取り的にはこのあとピアノに行くのですが、普通のアーティストとストローの違いはここです、!歌いましょう!」という事で、フレンドを歌った。ちょうど陽も欠けてきて、いい雰囲気だった。
そして、次に「それが大事」という大事マンブラザーズバンドのリクエストがきて、さわりだけ歌った。そしてさよならも言えなくて、だったので、すごい長いステージになってしまった。でも楽しかった。僕等のステージは長い方が僕らが楽しいんだー って勝ってな解釈をして2回目のステージを終えた。
数々のドラマを生んだ平塚OSCでの1日がこうして終わった。
ある時は雪、ある時は雨、最悪の時は大雪の中やってきたら、中止とか色々あった、このステージ。でも今思えば、なんだかストローが育っていく課程を全部見ているようなステージだと思った。
今日のフレンドを歌っていても、なんだか懐かしくなった、
懐かしという話をだいぶしたけど、懐かしい想い出が綺麗だと思えるのは、きっと、その時期、すっごくがんばっていたから、もしくはすっごく楽しかったからだと思う。
そしてその懐かし自分に別れを告げて、また1歩、歩き出す。

「今」、がいつか懐かしい想い出になるように・・・・。

写真は午前中に待機していた、海辺の駐車場で。後ろはストロー号

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