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熊谷ニットーモール さくま

今日は地元熊谷でのライブ、しかも大好きなニットーモールです!
朝から強い雨が降っていて憂鬱な気分だが、それも聞いてくれる人に会えると思うと心は晴天に変わっていった。
朝、11時半に(昼か?)スタジオに集合したメンバーは、熊谷に向かって出発。
もうすっかりなれた搬入をして、セッテイング。今回は自分達の機材を持っていった。
リハーサルをしていると沢山の人が聴きにきてくれて、嬉しかった。
リハーサルは普段ライブハウスでは誰にも見られる事がないが、こういうイベントは公開リハーサルになってしまう、だから普段ちょっと力を抜いてリハーサルをやるが、何故か本番のような気持ちでやってしまう。たまに本番より良くできてしまうって事もあったりする(笑)。
さて、楽屋に入ってから、今日はなにを歌うかを考えた。
クリスマスソングが聴きたいという、新星堂の店長さんのリクエストにお答えして、山下達郎のクリスマスイブを練習した。
そうそう、この店長さんは、僕が97年にやった、ゆうせん放送全国キャンペーンの時に初めて挨拶に行って以来、ずっとお世話になっている店長さんだ。当時はどこも僕のCD「愛を感じたい」を置いてくれなくて、この熊谷ニットーモールの新星堂は快く、置いてくれた。しかもその後、店長さんも変わらずに、ずっとおつきあいしている、しかもこの店長さんはなんと、僕と同じ、吹上町の人なのだ。
以前、吹上公民館で行った、「非核宣言都市のつどい」の時の主催していたのが、この奥さんで、なにかとつながっている。
そんな店長さんに挨拶をして、いよいよステージに上がった。
2階まで吹き抜けのこのニットーモールファミリーコートに「愛>夢>愛」が響いた。
客席では金のヒラヒラを振って応援してくれる人もいて、嬉しくなった。
途中、テレビ朝日の「Mの黙示録」に出た時のビデオを流した。これも店長さんのアイディアだった。
そして、無事1回目のステージが終わった。
楽屋に戻って、17時から2回目のステージが始まった。
選曲も変えて、僕はなるべくギターを弾かないで、聞かせる曲を中心にしよう、というテーマでやった。[
ラストシーン]は名演奏になった。歌っている自分も鳥肌がたってきた。
そして、「さよならも言えなくて」はもちろん、最後の「ChangeMyHeart」は後半、マイクなしで生声で歌った。
こうして、地元でのミニライブが終わった。
片付けをしていると、ストローのコンサートの舞台監督の黒沢さんがきて、手伝ってくれた。

今夜もFM79.5「ジャパニーズドリーム」でストローの「さよならも言えなくて」が紹介される日。夜11時半ころ富澤一誠さんから電話がきた。「今日もばっちりやるよ」というメッセージが、ストローをますます勇気付けた。そしてこれからの進む道が少しずつだが、確実に見えてきた。

今日、新星堂の店長さんが言っていた、一言を思い出していた。
「あの頃、さくまさんがCD持ってきた時は、こういうジャンルは売れないよね、って言いましたが、時代が近づいて来ましたね!だからこうやって、一つの事を信じて、やり続けるっていう事は、すごく大事ですね。そして、私もさくまさんの楽曲を信じてきてよかったと思っています」
今までのことが一瞬にして横切った。そして、確かな自信とさらなる夢が僕の心をしっかりと捕まえていた・・・。



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