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柏市消費者フェスティバル&大宮ストリート ツアーファイナル

正解:バスケットボール部

さくまひできのKumaKumaツアー日記の最終日がやってきました。
全26本の全国ツアー「StrawWorldDelivery2003~ChangeMyHeart~」のツアーファイナルの日です
しかも、今日は2本ライブがあって、1つ目は、柏市消費者フェスティバルの出演でした。なにをやるにしても、全国的に前向きな発送をしている、柏のイベントで、僕らはストリートブレイクというコンテストで「遠い記憶」がグランプリを受賞していらい、柏ではなにかと出演している。
場所は柏中学校、会場に着くと、さっそく、テントや、お店が出ていて、お祭りでした。そして、なにより消費者の展示物がいっぱいで、覚醒剤はいけない、とか着色料の多い物はさけよう、とか、悪いセールスにごまかされない!というような本当に、情報がたやすく手に入る時代の隙間を狙った悪戯をなくそうという、素晴らしい展示だった。
僕らは体育館での出演で、展示物をさけながら、準備をした。
ファッションショーや寸劇等があって、みんな入り交じってリハーサルをしていたので、なんとなく慌ただしかった。
そして、リハーサルを終えて、楽屋(校舎)に行った。
作りがコンクリートで、中も綺麗で、僕らが中学の頃とはだいぶ違うなー とみんなで話した。
いよいよ出番 1曲目は「ここにいるから」で始まった。
今回のステージはファッションショーがあるため、舞台中央に前に出たステージがある、いわゆるデベソのようになっていて、そこまで行って歌ったりして、すごく楽しかった。
途中アドリブコーナーをやっていると、主催の方が、あいだみつを の詩を持ってきた、これには参った、さすがにそんな大物の詩に、僕が冗談に曲をつけてもいいものか?
・・・がこれがなかなかいい曲が出来た。
後半はGoodちょっとパラダイスで盛り上がり、最後は「さよならも言えなくて」「ChgangeMyHeart」で終わった。そこにアンコール
これには嬉しかった。
最後はみなさんの知っている歌を歌います、と言って「なごり雪」最後の「春が来て君は~」の所はマイクなしでアカペラで歌った。
今回のステージは50分の予定だったが、もっと長くやってください!と主催から言われて、結局1時間半もやってしまった。長くやる分にはこまらないストローであった。

さて、柏を後にする頃にはもう、空は暗くなっていた。
大宮に向かう道は思ったよりも混んでいて、時間が心配だったが、8時ちょうどくらいに到着した。
いつもの西口にいくと、すでに待っていてくれる人がいて、嬉しかった。
「ChangeMyHeart」から始まった頃は、まだ人は少なかったが、時間が経つにつれて、沢山の人が来てくれた。
そこで、場所をちょっとずらして、みんなが座れる用にしたら、通路の端と端までいっぱいになってしまって、きっと今まで始まって以来の人数だったろう。
ツアーの思いで話しもして、思いで話しをしながら、その時の事を振り返っていた。
もちろう名物ヒデラーも来ていて、しかもストローのホールコンサートの舞台監督まで来ていた。
「元気」を歌って時はみんなでフリをして、きっとはたから見たらなんなんだろうと思うでしょう!なんて言って笑った。
そして、大宮駅ストリートライブを始めた99年の話しをして、その時はだれもいなかったのに、ここまで沢山の人がきてくれて嬉しいです。その時にいつも歌っていた、メインソングを歌います。と言って「Tearsinthesmile」を歌った。
Goodちょっとパラダイス もみんなで盛り上がって、ヒデラーなんてTシャツ1枚になって踊っていた。
そして、いよいよ最後、ツアー中は最後の歌を歌う時は「やっと終わった、今日もがんばった!」と思ったが、今日は違った。
「もっと歌っていたい、ずっとこのままでいたい」そう思っていた。
この秋から冬にかけて、本格的なプロモーション活動に入る話しをして、「さよならも言えなくて」を歌った。
まずツアーでこの歌を歌っていた場面がよぎった、何人もの人が立ち止まり、何回も歌い、商店街が響き、駅前がステージになった、この歌を歌ったツアーの時の場面がよぎった。次にここ大宮でストリートを始めてから今までがよぎった、雨の日もあった、風の日もあった、声が出なくてマスクをして歌った日もあった、ここ大宮ストリートの場面が浮かんだ。そして3つ目に、これからのストローが浮かんだ、こんなに沢山の人に支えられているストローのこれからが、浮かんできた。厳しい事もある、あきらめそうな時もある、でもここにいる人達がそばにいてくれる限り、最後の1人になるまで、歌い続けよう、そう思った。
こうしてこのツアーで一番最高の演奏が終わった。

そしてアンコールはもちろん「ChangeMyHeart」だ!
辛さをバネに孤独を勇気に!このフレーズはまさに、自分自身に伝わった。

がんばり続ける事、それがいかに大切かわかった。
今回のツアーも始まる時に、悩んでいた。
「ツアーをやる意味」だ、メンバーでも悩んだ。
でも、僕はこう考えた。ツアーをやる直接の意味はない、CDを販売するなら埼玉でもいい、全国の人に聞いてもらうなら有線放送でもいい、でもツアーをやる意味!それは
本気でがんばる!という事、それしかなかった。
ツアーは並大抵の気持ちでは行けない、いくからには本気でがんばる、そしてその事が、きっと次へつながるのだと僕は思う。
ストローにとって沢山のチャンスが来たのはきまって、がんばっている時だ。
「これは無駄だからやめよう」そういう考えの時はチャンスなんてなかった。
「このツアーでがんばっていれば、絶対いい事あるよ」そう言ってツアーに出かけた。
そして、ツアーを終えたあるひ、「さよならも言えなくて」を本気で売り出したい!僕の長年お世話になっている評論家、富沢一誠氏から電話が来た。
この秋から冬にかけて、本当にがんばっていこうと思います。
そして、大宮でのみなさんの言った言葉、忘れないでほしい
「ストローが成長しても、みなさんとの距離は変わりません、一緒にがんばりましょう!」

1ヶ月のツアーで出会った人、待っていてくれた人、支えてくれた人、本当にありがとうございました。
これからのストローもずっと見守っていてください。

(写真は集まってくれたファンの方と一緒に記念撮影、メンバーは前にいます。左から2番目が小野、さくま、チャーリーの順)


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