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13.12.8 ひこうせん10周年記念事業 伊奈県民活動センター (埼玉県)



いつも、ampかわいいサミットや、それいゆコンサートでお世話になっている
福祉施設ひこうせんさんの10周年記念のイベントに呼んでいただきました。



会場は伊奈の県民活動センター、地元の人はケンカツと呼んでいる場所です。
僕も何度かここで歌った事はあるのですが、ホールでのステージは初めてでした。

会場へ到着するといつもお世話になっている理事長さんがいらしゃって、ご挨拶。
ひこうせん10周年の記念して歌を作ったのですが、それもOKをいただきました。

サウンドチェックです。
ここの会場はいつも火祭りや浮城まつりでお世話になっている、舞台屋さんだったので
すごくやりやすかったです。

リハーサルを終えて、展示ブースを見たりしていました。
障がいを持った方が描いた絵が飾られているのですが、みんな絵から出てくる
メッセージを感じました。

ケンカツもフラフラしてみたのですが、今回の会場、小ホールはあるのですが
大ホールが見当たらないのです、
舞台の人に聞いてみると、以前は大ホールを造る計画があったらしいのですが
なくなってしまって、小ホールという名前だけ残っているそうなのです。
会館の中でも珍しいですよね。
小ホールがない、大ホールという名前は沢山みかけますが、
大ホールがない 小ホールですからね。
でも、設備がよくていいホールです。

お昼はお弁当をいただて
午後から会がはじまりました。

僕の出番は後半なので、楽屋で歌の練習をしたり、ひこうせんの本を読んだりしていました。
10年間、ご苦労があって、ここまで歩いてきたんだなって実感しました。

いよいよ本番です。
緊張する一瞬です。


(本番直前の舞台裏)


(さあ、はじまるぞ!)

ステージに出ると、大きな拍手に迎えていただきました。

「いま守りたいもの」からはじまったステージ。
そして10周年の記念してO ME DE TOのうた。
会場は盛り上がります。



トークも今日も絶好調でした。
リクエストコーナーも盛り上がり、後半
いよいよ、今日の為に作った歌の披露です。

「夢を乗せて」という曲。
作詞は募集で作ったようですが、作曲とアレンジをやらせていただきました。
途中で掛け合いもあって、みんなで大声で盛り上がりました。

そして、つま先さえ向いていれば、いつか夢はかなう話をして、
自分の経験も話て、最後に「命」を歌いました。

そして最後は理事長さんの閉会の言葉。
この時は涙が出そうでした。
理事長さんもお身体は不自由な方なのですが、それでも一生懸命お話をしてくださるのです。
そして、涙を流して、言った言葉
両親に、この身体で生んでくれて、ありがとうって言いたいです・・・

不自由なカラダだと、大変な事も沢山あります。人一倍でしょう。でも
沢山の人との出会い、そして前向きな気持ちが誰よりも強く芽生えた事も事実でしょう。
だから、10年歩いてこれたのでしょう、そしてこれからも歩き続けていける。

僕もきっと、歌手を目指して、すぐにプロになれたら、
誰かの大きな力ですぐに大きなステージに立てたら
今のような聞いてくださる方や、僕を呼んでくださる方への
感謝の気持ちは強くは出なかったかもしれません。

何度も落ち込んで、何度も挫折して、
色々な事を言われて、それでも歌いたくて・・・
そして今までやってきました。

だから僕も今思うのです
すぐにデビュー出来なくてよかったと。

これからもまだまだ試練はありますが
聞いてくださる方への気持ちを第一に
がんばって行きたいと想っています。

今日は理事長さんの挨拶を聞いて
僕も「これでよかったんだ」という強い気持ちを
見つける事が出来ました。

ひこうせんさん10周年本当におめでとうございます。

会場で心一つになってくださった方も
本当にありがとうございました。




(リハーサル)


(握手)

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