毎年1回は浴衣で歌うライブがあるのですが、今年はここ渋谷の呉服屋さん オルザでのライブで浴衣を着ました。 連休で混むかと思っていましたが、上りはけっこう空いていて、 早めに渋谷に到着。 文化村のすぐ横にあるおしゃれな呉服屋さんです。 機材を下ろして、準備開始。 外にもスピーカーを置いてリハーサル。 (外の音チェック) 途中で電源コードが切れてしまっている事に気が付いて、ドンキホーテに買いに行きました。 さすが都会ですね~ なにか足りなくてもすぐに買いにいけるんですよね~ ドンキホーテに行くと、ついつい長居してしまいがちですが なるべくよそ見をしないで、外へ出て、オルザに戻りました。 そして、浴衣に着替えたのですが、帯の感じが変でした すると、さすがプロですよ、 オーナーの河野さんがパッと帯を直してくださいました。 自分で5分で着物が着れるという技を持っているだけありますね。 プロってすごい。 着替えてから本番まで時間があったので、渋谷の街をフラフラとする事にしました。 結構みんな振り返ってくれるので、なんか楽しいんですよね~ 本番がはじまりました。 「どこで暮らしていても」ではじまったライブ。 夏の歌も歌ったり、途中でリクエストをやったり、さらに 河野さんの歌のコーナーもあったり、お客様が歌ってくださったり 中国の方やアメリカ、カナダの方もいらしていて、すごく国際的なライブだったので ビートルズのヘイジュードを歌ったりしました。 あっという間の90分のライブでした。 帰り時にみなさん「いい声だったよ」とか外国の方にも「ナイスボーカル」と言っていただいたり、嬉しかったです。 僕の同級生の千代田君が企画してくれた今回のコンサートでしたが 本当に楽しかったです。 そして、沢山の出会いがあって最高でした。 ファンの方も暑い中来ていただいて本当にありがとうございました。 河野さんは元々は福島県いわきの方なのです。 震災があって、今は渋谷にお店を出したそうですが、本当に前向きな気持ちの素敵な方です。 途中で「命~2011からのメッセージ」を歌った時は、おおきな拍手をしてくださいました。 あきらめる事は本当に簡単ですけど、続けるって事は難しいですよね でも、あきらめからはなにも生まれない、続ける先にきっとなにか見えて来るのだと僕は思います。 初めて呉服屋さんでライブをやらせていただきましたが 今回はやってよかったと本当に思いました。 また機会を作って是非是非歌って行きたいですね~ 和服にもすっかりはまってしまいましたので。 機材を片付けして、車に乗って帰る時に、河野さんが一言、言って僕は気が付きました。 「あれ?さくまさん、その格好のまま帰るの?」 そうです、あまりに気分がよくて、ずっと浴衣のままだったのです。 でも、このさいですから、「このまま帰ります」と言って渋谷を後にしました。 途中のサービスエリアとかでも大注目で気持ちよかったです(笑) 日本の心って本当にいいものですよね~ とっても楽しい一日でした。 この日の模様はさっくまTV(ホームページのスペシャルからご覧になれます)の8月1日から公開予定です。