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12.11.4 加須市立鴻茎小学校 命 絆 ふれあいコンサート (埼玉県)



農林公園を後にして、加須へ

今回で3年連続でお声がけいただきました。
鴻茎小学校でのふれあいコンサートです。



今回は日曜日です。

学校へ到着する時に、ちょうど鼓笛隊で行っていた生徒さんのバスと一緒になりました。
みんながんばってますね~

校長先生にご挨拶をして音響を組もうを思っていたのですが
校長室へ行くとお弁当を用意してくださっていました。

そこでまずは食べてからセットをしようと思って、いただきました。

そこに今回共演するリコーダーのプロ、高橋美香さんが到着。
僕が作った鴻茎小学校応援ソング「空を飛びたい」の合唱アレンジをして下さった方でもあります。

話をしていると盛り上がってきて
校歌と空を飛びたいを一緒にリコーダーで入ってやりましょうという話にふくらんできました。
これはステージでリハーサルをしなくてはですね、という事で
お弁当も途中で、大急ぎで音響のセットへ

いつもケーブルをきれいにはわせながら組んで行くのですが、そんな事言っていられません。
ステージ上がケーブルだらけで、なんだかなつかしい景色。
そうでう、文化祭のステージのようでした(笑)

高橋美香さんと校長先生がステージ来て、サウンドチェックです。

そしてリハーサル。
あわただしい中で、すぐに本番です。


最初に5年生の「空を飛びたい」の合唱を聴かせていただきました。
初めて聞く自分の歌に感動しました。

みんな大きな口を開けて、歌ってくれています。
さらにアレンジがすごくよくで、思わず涙が出そうでした。
自分の歌がこんな形になるなんて本当に聞いていて感激でした。

そして、高橋さんのリコーダーの披露です。
その後に僕のコンサートです。

「いま守りたいもの」ではじまって、途中は「隣の芝生は青く見えなかった」を歌いました。



後半は校長先生のエレキギターと高橋美香さんのリコーダーを迎えて「空を飛びたい」
生徒さんも総立ちでみんなで大合唱でした。
そして「校歌」も大声で歌いました。



ゴールではみんなで「ヘイ!」




そして、いよいよ今回のサプライズ。
児玉校長先生のオリジナル曲「道祖神」の披露です。

校長先生がセンターに来て、僕はコーラスにまわりました。

前向きな名曲です!

そして最後に「命~2011からのメッセージ」を歌って90分のステージが終わりました。

構成としてもすごく盛り上がりがあって、まるでフルコンサートを一本やったような
充実感でした。

高橋さんも「隣の芝生は青く見えなかった、いい歌ですね~」と言ってくださいました。

父兄さんも日曜という事で沢山来てくださっていて
本当にありがとうございました。

校長室へ行って、お弁当の続きです。
やっと落ち着いたひとときでした。
すぐ近くで取れたという梨や柿、そしてサツマイモ
さらに昨日ゴルフで取ってきたという洋梨も美味しかったです。

サイン色紙を毎回書かせていただくのですが、今回もクラスごとに全部違うポエムを入れて書きました。

それにしてもリコーダーって大きいのから小さいのまで沢山あるんですよね。
僕も「あなたが好き」という曲でソプラノリコーダーを入れていたり、
「Love of each」というジプシー時代のCDの「しあわせ」とい歌でリコーダーを入れています。

いつか高橋美香さんとも一緒にステージが出来たら可能性が広がるなって思っています。

児玉校長先生のエレキも毎回毎回磨きがかかっていって、テクニックも素晴らしくなっています。
しかも新しいアンプになっていて、パワーアップです。

生徒さんもみんな一生懸命聞いてくれていて
本当に一体感のあった一日でした。

片づけも若い先生がお手伝いしてくださって本当にありがとうございました。
最後にCDをプレゼントさせていただきました。

今日が誕生日という生徒さんもいて
弾いていたピックをプレゼントしました。

学校を出る時も先生方が全員で見送ってくださって本当にありがとうございました。

しあわせいっぱいの一日でした。

帰りは夕暮れです。
3日の早朝からの6本ステージ、そして4日今日も朝からイベント出演
なんだか、ここで一段落という感じで
ものすごく心地いい疲労感でした。

そもそれはただ疲れたというだけではなく
やり遂げたという充実感でした。

沢山の笑顔や嬉しい言葉、そして出会いや再会
エネルギーはたっぷり充電出来ています、

また明日からもがんばります!!


【番外編】
ここから先は、つい昨日(11月15日)の話なのですが
児玉校長先生から電話が入りまして、「先日はお世話になりました」というお話かと思ったら、なんと
「今、学校にさくまさんをよく知っている方がいらしてるんですよ」というのです。
誰かな?って思った瞬間、ある一人の方が浮かびました。

「えっ誰ですか?」って僕が言うと

校長室に飾ってある、僕のサインを見て
「これは私の教え子です」と言った方だそうです。

その瞬間、僕の頭に浮かんだ方と一致しました。

そうです、僕が作詞作曲をはじめた頃、吹上北中学校2年1組の時の
担任の先生だったのです。

今は行田市の南小学校の校長先生になられたそうなのです。
行田南小といえば、大先輩の根本要さんの通っていた学校ですからね。

そして、電話を変わっていただいて、久しぶりの先生の声に感激しました。
「活躍してるのは、知っていたんだけど、ずっと応援もできないし、なにもできないし、胸を痛めたたんだよ」と言うのです。
「なに言ってるんですか、先生があの日、教室でクラスの生徒に向けて「海その愛」を歌ってくれた事も覚えてますし、あの日からしっかりとシンガーソングライターの道を歩き続けてますよ」
と僕も言いました。

ギターを弾く先生で、いつも教室にギターが置いてあったのです
僕は曲を作るといつも、放課後や休時間にそのギターで
クラスメイトに歌を披露していたのです。

「しかし、本当に夢の道を歩き続けて、実現させてすごいな」と先生も言ってくださいました。

僕のホームページの管理をしているbさんも2年は同じクラスだったので
あの頃、みんなで担任の先生の結婚式に突然、大勢で駆けつけたことがあったんです。
そしたら先生が涙しちゃってね。
いつも僕等も素直は生徒達じゃなかったからですね

でも、不器用で素直になれなくて、でもちゃんと
教えてもらった事や、先生のひたむきな姿は僕等の心の奥の真実に届いているんですよね。

あの日、みんなで「いいよ、先生の歌なんて、聴きたくないよ」って言ったけど
あの日歌ってくれた「海その愛」は今でも鮮明に覚えていて
さらに僕の熱い夢の道標をしっかりとしてくれています。

「こんどうちの学校でも呼んでいいかな」と先生が言ってくださって嬉しかったです。
僕も「はい!是非! でもその時は、先生も一緒にギター弾くんですよ」って言ったら
大笑いしていました。

中学2年、15歳の頃から音楽の道を歩きはじめて25年。
こうして、スタート地点から応援してくれていた先生と話が出来て
本当に感激でした。
そして、もう一つ思ったは
あれから25年、ずっと教員生活を送っていた先生も素晴らしいです。

近いうちに、再会が実現する事を夢みて楽しみにしています。

電話を繋いでくださった児玉校長先生にも本当に感謝です。

さて、ますますパワーが湧いてきました~

これからの音楽の道もがんばります!


(この日、誕生日だった子にピックをプレゼント)


(校長室でサインを書きました)



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