今村良樹さんとのおつきあいもすっかり長くなってきて、嬉しい事に色々なプロジェクトをやってまいりました。 そして、なんと今村さんが回想療法士の免許を取得しました。 楽しかった懐かしい記憶を思い出す事によって、痴呆症を予防するものです。 やっぱり昔の記憶って思い出しているだけで楽しいですからね~ その勉強会があって、そこで今村さんがこんな事をやって行きますというのを 披露する会だったのです。 そして、今村さんが考えたのは、懐かしい記憶と一緒に懐かしい歌というキーワードでした。 そこで僕を歌い手として起用してくださいました。 思えば帝国ホテルで行った、昭和のエンターテイメントルームでは 沢山の方に「昔を思い出してとってもあったかい気持ちになれました」という声を聞きました。 それがこうして、本格的な場所でお役に立てるなんて本当に嬉しい事です。 高田馬場で待ち合わせて、喫茶店で打ち合わせをして 会場へ。 会長様ともお会いしたのですが、とっても気さくで、それでいて熱意のある方でした。 今回はショートバージョンという事で、考えて行ったのですが 実際行ってみると60分も時間がとってありました。 レコード大賞で振り返る世相紙芝居と歌、そして最後に1曲歌って、さらに紙芝居でもう一曲という流れだったのですが、今村さんが「それでは2曲続けて・・・」と言ったのです。 最後の2曲を一緒に歌いました。 そして次になんと「さくまくんはオリジナルの歌も素晴らしい歌があります、懐かしいお父さんとの思いでを歌った歌なのですが・・・・」と話はじめたのです。 「それではさくまくんのオリジナルで、隣の芝生は青く見えなかった、聞いてください」とふってきたのです。 なんと、オリジナルの歌を歌わせてくださったのです。しかも前フリがあまりに素晴らしくて、思わず涙ぐみそうになりました。 「隣の芝生は青く見えなかった」をフルコーラスで歌わせていただきました。 僕自身が懐かしい記憶をよみがえらせてしまって、すごくあったかい気持ちになってしまいました。 聞いてくださった方も「いい歌だったよ」と言ってくださいました。 こうして今村さんが回想療法士になってから、初の舞台が終わりました。 歌ももちろん一生懸命歌わせていただきましたが、今村さんの懐かしい話はおもしろかったです。 カップヌードルが登場したのが、銀座の歩行者天国だったとか 昔のテレビは生のコマーシャルで、そこから生まれたのが「あたり前田のクラッカー」だったり。 すごく楽しかったです。 これからも一緒に誰かの笑顔の為にやっていけたら 本当に光栄です。