歌を教えるって、実は初めてかもしれません。 プロデュースという形で、アーティストに歌を教えて、・・・教えるというより 鍛えるって言った方がいいくらい厳しいのですが、そういう経験はあるのですが、沢山の方に一度に教室のように教えるのは初めてでした。 この話を電話でいただいたのは、もう八ヶ月も前。 要するに年明けの頃でした。 今は田間宮生涯学習センターに勤務している方が、以前僕の地元、吹上の町役場にいた方なのです。 そして、僕の父と親しかったようで、その方からのお話ですから すぐに「やります」と答えを出させていただきました。 鴻巣に長年住んでいて、田間宮という地域にはあまり行った事がなくて、すぐ近くが土手で、思わず土手に行って、くつろいでしまいました。 会場に到着すると、担当の方とご挨拶。 「どうぞどうぞ」って感じで、冷たいものを出していただいたり、お話をしたり、盛り上がってしまいました。 そして会場の2階の視聴覚室に行って、準備。 13時半からなのですが、定員の20名がすべてそろって講義がスタート。 なんせ歌を教えるのが下手な僕ですから、昨日の夜から「なにから順番に教えたらいいかな」って考えていました。 まずは腹式呼吸からレクチャーでした。 そして発声方法、あっという間に時間は過ぎていきました。 60分っていうのは結構短いものですね。 最後は質問コーナー。 そして、最後の最後に「先生の歌は聴かせてもらえないんですか」という質問が出て 拍手喝采。 「ただ見つめてただけの初恋」を歌いました。 レッスンで教えた後に歌うのって、審査員で色々とアドバイスした後に歌うのと同じくらい緊張しますね(笑) また来週も同じ方と対象に90分の講義があります。 たった2回の講座なのですが、みなさんの成長がすごく楽しみです。 現に今日の最初に歌った「ふるさと」と最後に歌った「ふるさと」がまったく違うものになっていてびっくりしました。 来週もがんばります。