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11.11.5 第34回日本スリーデーマーチ (埼玉県東松山市)



第30回の日本スリーデーマーチから参加させていただき、今年で5年目です。
メイン会場は市役所の隣、松山第一小学校です。



日本でも最大級のウォーキングのイベントです。
世界各国から歩きに来る方もいるくらいです。

50キロと30キロ、20キロ、10キロ、5キロとそれぞれコースがあるのですが
ゴールの時間を合わせるので、スタートがそれぞれ時間が違うのです。

50キロに関しては朝の6時頃からスタート。
最後は10時半まで、ずっと流動的にメイン会場の東松山第一小学校の校庭から続々とウォーカーがスタートして行きます。

午後になるとみなさんがゴールしてきます。
そこで、歓迎イベントがステージで繰り広げられます。


最初に出演させていただいた5年前は、午後のステージには出れなくて、
スタートの午前中に、歩く方がスタートする姿を見ながら
「行ってらっしゃい!」って言いながら歌いました。

2回目の時に「WalkMyLife」という歌を作って
午後のステージに出演。「日本スリーデーマーチのイメージソングになったらいいなソング」と題して
歌いました。

その時になんと協会の方から応援歌としての認定書をいただき
正式に応援歌になりました。

3回目、4回目の時からスケジュールに名前が載るようになって嬉しかったです。

そして今回5回目はなんと、日本スリーデーマーチのイベント開催パンフレットに写真が載るほどにまでなりました。

今回は東日本大震災復興ウォークというタイトルも付いていて
なにしろ「命~2011からのメッセージ」を歌ってほしいという強い要望がありました。

しかも午後のステージはもちろんですが、ウォーカーがスタートする時から是非歌ってほしいという事で
なんと、7時から歌いました。



会場に到着するとやっと陽が昇ったばかりという時間でしたが
歌う7時には朝日がまぶしかったです。

3曲歌って、次は8時から、そして9時から
さらに10時からと4回も歌いました。

「行ってらっしゃい!!」と行って手を振りながらのステージになりました。



本当にみなさんが手を振ってくれるんです。
これは最高に嬉しかったです。

約10万人の方が歩くというイベントのスタートでこうして歌えて
本当に光栄でした。



時報のようなステージが終わって、午後のステージまで時間がありました。

会場はお店も沢山出ていて、東松山と言えば!やきとりです。
豚のカシラ肉をみそで食べる、独特の東松山のやきとりを食べました。

相変わらず美味しかったです!!

なんで東松山はやきとりなのかな?って思って
ネットで調べたりしました。

食肉センターが隣町の滑川町にあった事が大きな由来のようですね
昭和3年に安く手に入る、カシラ肉を焼いて出した屋台が初めてのようです。
ちなみにみそだれを最初に開発したのは、大松屋というお店。
一回だけ母と父と一緒に食べに行った事があるお店です。

名古屋の手羽先も仙台の牛タンもそうですが、あまり食べないお肉の部分を使った名物という事では、共通点がありますね。

元気いっぱいになっていよいよ午後のステージです。

衣装も変えて、ステージへ。



僕の出番の前はステージでは、東松山市と東松島市の友好都市としての調印式が行われていました。
東松島市の市長さんもいらしていて、挨拶の時の東日本大震災の時の話は心を打たれました。

ソデで見ていて、急遽選曲を変更。
一曲目から「命~2011からのメッセージ」を歌う事に決めました。

会場にはウォーキングを達成した方達が沢山見てくださいました。

今日は5回目となります、「命~2011からのメッセージ」を歌っていると
歌声が空に吸い込まれて行くような感じでした。

聞いてくださる方も真剣な表情でした。

東松山市と東松島市の調印式の後という瞬間にこの歌が歌えた事に
深い意味を感じながら歌いました。



そして「どこで暮らしていても」
さらに、「ゴール」の時は会場を練り歩いて歌いました。

会場はすっごい盛り上がりでした。



握手をしながら歌って行くと、舞台監督さんが両手を広げてストップ
ワイヤレスの電波がこの先は届かないという事だと読み取り、すぐに横の通路へ歩きながら歌いました。

今回の舞台監督さんはすっごく完璧な方でした。
午前中からもすべての段取りを完璧にやってくださる方でした。

音がとぎれる事もなく、会場をまわって歌いました。

そして、最後は「WalkMyLife」をみんなで歌いました。

大きな拍手の中、ステージが終わりました。

その後は、東松山ケーブルテレビさんの収録です!
おなじみ、季刊さくまひできの秋バージョンです。



岡田さんとのトークもすっかり馴染んで来ていて
盛り上がりました。



放送は11月10日から一週間です。

さらにさっくまTVも収録しました。

沢山の方に声をかけられました。
「去年、クッキーを差し上げたの覚えてますか?」って言ってきた方
「ああ!!」って記憶がよみがえりました。
会場を歌ってまわった時に、クッキーをいただいて、その場で食べて
ステージに戻ったらむせちゃってむせちゃって歌えなくなってしまったんです。
一年ぶりにまたお会い出来て嬉しかったです。


(東松山のマスコット あゆみん)

(控え室に帰って行く まっくん)

そして、嵐山から来た中学生、地元松山第一中学の吹奏楽部の方達
足を運んでくださったファンの方
本当に沢山の方とお会い出来て笑顔のままのライブ終了後でした。



すべて片づけを終えるとすっかり夕方。

いつもは午後のステージがはじまる時間の前に来て、終わってまもなく帰ってしまうので
今日のようにまる一日いた事はなかったのですが、後半のよさこいとかすっごい迫力だったし、スタートする時から沢山の方にあえて、その方達がゴールして歌を聴いてくださって、嬉しかったです。

いつもは気がつかなかった、スタートの時のやるぞっていう意気込んだ表情と、ゴールした時の充実しか表情が違う事をしりました。

何事も歩いてみて、進んでみて
たとて疲れても、ゴールした時に達成感があるんですよね。

すっかり暗くなった帰り、会場の小学校を出ようを思った時
一組のご年配のご夫婦が声をかけてきました。

「ひできさん・・・今日はスタートの時からいい歌声を聞かせていただいて、がんばって歩く事が出来ましたよ」とあたたかい言葉をいただきました。
「ありがとうございます!」と僕は言いました。

話を聞くとなんと、広島からいらした方でした。
全国各地、そして世界各国から歩くという一見簡単だけど、ものすごく深い意味をもったこのイベントに集まっている事を知りました。

「僕も全国まわってますから、広島に行った時はまたお会いしましょう」と言うと
「是非、お待ちしてますよ」と言ってくださいました。

ウォーキングをする事はなかったのですが、
歌というウォーキングで今日は、まる一日
すごく充実した一日を送る事が出来ました。

また来年からも是非是非
歌いたいと思っています。

・・・っていうか
いつか歩かないとですね~

最高の一日でした!!


(楽屋で練習中のリュートハープ)


(東松山ケーブルテレビさんが朝から撮影してくれました)

(大声コンテスト出ました、この模様はさっくまTVでも紹介します)




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