秋になると、やっぱり僕にとってもビックイベントが JA北魚沼の大農業祭です。 また今年も出演させていただけて本当に嬉しいです。 最初に出演させていただいた2007年頃は、まだ新潟って遠いイメージがあったのですが、ここまで全国を飛び回ると、ほとんど地元なみですね(笑) 関越道を走って行くと途中でガソリンが少なくなってきました こんな時ってガソリンを入れるタイミングが難しいんですよね 次にまだサービスエリアがあるかな?ってたかをくくっていくと、なかったりして・・・そのパターンでした。 関越トンネルを越えて、そろそろSAがあるかなと思っていたのですが、なかなか現れず、パーキングエリアはあるのですが、なかなかスタンドがなくて、すでにデジタルの目盛りはあと1つ・・・ そして30キロ先にSAがあるという表示を見つけました。 ところが降りるインターは小出インター、そこまでは15キロ・・・ でもあと15キロ走るかが不安でした。 そこで、その手前の大和パーキングからETCの出口を使って、ひとまず下道へ・・ スタンドがあるかな?と探しながら、小出に向かいました。 すると、ありましたありました!! たどり着いたのは、小出インターのすぐそばのガソリンスタンドでした(笑) 結局、小出まで来て、そこで降りてから入れればよかったのですが、すっかり遠回りをしてしまいました。 でも、その事により、魚沼の街が沢山見る事ができてよかったです。 会場の雪のコロシアムは今年もものすごくにぎわっていました。 ステージそばの駐車場に案内していただくと、「さくまひでき様駐車場」とスペースを取っておいてくださっていて、感激でした。 そして、主催のJAの方と再会!!これがまた感動の瞬間ですよね~ 「お元気でしたか!?」って笑顔でお会いできるのは本当に嬉しいです。 ミキサーのセットをして、CD販売のコーナーも作って、一段落。 (リハーサルが出来ないので、裏で小さなアンプをならしてバランスを取ります) リハーサルは特にないので、会場をくるくるまわってみました。 そして、そうだ!!さっくまTVだ! さっくまTVを収録しました。 お弁当もいただきました。 さすがJAさんのイベントですので、お米は美味しいし、おかずも大量!! そして、恒例のトン汁、これがまたいい味なんですよね。 すっかりおなかもいっぱいになって、まもなくステージではバンドの演奏がはじまりました。 見に行ってみるとびっくり、小さなお子さんのバンドです。 小学校低学年くらいなのに、ドラムのリズムはばっちりだし、ギターもうまいし すごかったです。 その後が僕・・・・ ちょっとプレッシャーです。 すぐにセットをして、司会の方のご紹介をいただいて 「枯れない花」からはじまったステージです。 またここで歌えたという感動がふくらんできました、 続いて「サヨナラの予感」そして、「どこで暮らしていても」 魚沼の空に、山にそして、沢山の人の心に入って行くようでした。 ソデでは主催の方がすっごく盛り上げてくださって、曲が終わるたびに「よっ!!」 「いいよ!!」とか言ってくれて、本当に笑顔が絶えないステージになりました。 リクエストコーナーは本当はやる予定がなかったのです。 なぜなら会場がすっごく広くて、お客様の声が聞こえないかな? あまり盛り上がらないから、普通にカバー曲を歌えばいいかな?って考えていたのですが、朝起きて時にふと思ったんです。 「広い会場だからこそ、リクエストをやってお客様とのコミュニケーションをつくるべきだ!」 そうなぜか急に思ったのです。 そして、スタッフがワイヤレスマイクを持って、会場を走りまわり、リクエストコーナー。 思った通り、このあたりから一気に会場が一つになっていくようでした。 沢山のリクエストで歌を歌って、いよいよ後半。 O ME DE TOのうたを歌いながら、ステージを降りていきました。 客席を走り回って歌おうを思ったのですが、メインスピーカーがものすごく大音量だったので、ハウリングを起こしてしまって、あえなくステージの下に降りただけでそこで歌いました。 最後は「命~2011からのメッセージ」を歌いました。 看板には復興という言葉や絆という言葉も書かれていたので、まさにこの歌を最後に選んだわけです。 歌いはじめた頃、空からの涙なのか、パラパラと雨が降り始めてきましたが、みなさんその場所を動かずに、傘をさしたりして、聞いてくださいました。 それでも、小雨で済んだので、よかったです。 最後に主催の方にプレゼントをいただきました。 コシヒカリです!!コシヒカリ!!魚沼の!! その箱はずっしりと手応えがありましたが、それはお米の重さと同時に 熱い想いも入っていたからですね。 CDの即売になると、なんと一気に大雨・・・・ 歌っている間は小雨だったのですが、終わったとたんの大雨でした。 すぐにCD販売のコーナーをテントがある所に避難させていただきました。 新潟のファンの方もいらしてくださいました。 そして、「ラジオで聞いて、CD屋さんでオレンジを買ったんです、まさか大農業祭で毎回歌ってるなんて知らなかったんですよ、地元なのに」と声をかけてくださる方もいました。 おそらくエフエム新潟さんでコメントを流していただいたのを聞いたのでしょう。 そして、CDを探してくださったなんて嬉しいですね。 (即売会) そして「ナックファイブで聞いてます」っていう方もいました。 「え!ナックって新潟でも聞こえるんですか?」と聞くと 「住んでるのは東京で、今日は帰省して来たんです」と、小さなお子さんを抱いた優しそうなご夫婦でした。 初めて聞いた方も沢山CDを手にしてくださいました。 そして、遠くから駆けつけてくださったファンの方も本当にありがたかったです。 やっと秋になったって感じです。 やっぱりJA北魚沼さんの大農業祭に出演させていただくと 秋が来たって実感します。 また是非、出演したいです。 7年前の今日は中越地震があった日だったのです。 街には復興を願った黄色いハンカチが沢山飾られて、風になびいていました。 阪神淡路大震災、中越地震、そして、東日本大震災・・・ 生きている間に何回もの大きな自然災害を目の当たりにしてきましたが すごくつらい事がいっぱいなのですが、人の立ち直って行く強さは本当にすごいパワーだと思います。 小さな人間が前を向いて立ち上がって行く強さは、計り知れないものですね。 これからも歌の力を信じて、歌って行きます。 なにより、心がいっぱいあったかくなった 一日でした。 心もいっぱい、おなかもいっぱいでした(笑)